ジャンププラス連載陣の最新話を読んだ感想を書いていきます。
ネタバレあり、忖度なし。
歯に衣は着せない方針でやっていきますのでご注意ください。
月曜日
ドラマクイン 第21話
これこれ、これが読みたかった。
ライブハウスでの混乱が落ち着いてきて、北見はどう現実を受け止めるかと思っていましたが…
期待通り、ちゃんとその罪の重さを理解し、苦悩している。
一方でノマモトはリアルに「人の心とかないんか?」なヤツ。
宇宙人も食っちゃうし、僕の中ではこいつマジで人間じゃない説(比喩じゃなくそのまんまの意味で)が濃厚です。
ラストはまたブッ飛んだ新キャラ登場。
どうやらリリィ♪は生きているようですね。
ドリブルヌッコあーしちゃん 第12話
あっ…(察し)
先日コミックス第1巻が発売されたばかりで、その売れ行き次第ではわずかながらチャンスは残っているのかなと思いましたが、こりゃもう打ち切り決まってるな。
絵柄が心なしか荒いのは(背景とか墨絵みたい…)、打ち切り決定したことで傷心しているのか、それとも初めての連載でキャパオーバーなのか。
ジャンプ本誌の「エンバーズ」も打ち切り秒読みっぽいですし、ホントにジャンプ系列のサッカー漫画は呪われてますね。
あーしちゃんがコケた理由はいろいろ思うところありますが、それはまた終わったときにでも話します。
火曜日
ダンダダン 第197話
ジジとズマ、険悪だった2人が協力。
ベタすぎる展開ですね。だがそれがいい!
この描き込みでほぼ休載せずっていうのがすごいよなぁ。
ここらへんもアニメになったら制作陣大変そうですね。
サンキューピッチ 第21話
こぼりwwwww
先週はなんやこのクレイジーボーイはと思ったんですが、全然前フリにすぎませんでした。
頑なに骨折すると言ってきかない小堀の目は、さくらTVに強行突入した夜神総一郎なみに目がイッちゃっておりました。
それはそうと、阿川先生の登場は1コマだけでしたが、めっちゃ可愛くなってきてるやん…
竹内をレギュラーに入れるか落とすかで意見が割れた野球部を、やや同様しつつ見つめる表情がかわいかったです。
MADのリリーちゃんと並んでジャンプラ2大かわいさインフレキャラじゃないか?阿川先生。
魔法少女と麻薬戦争 第5話
独り言にしては声量がおかしいね

マンガ界の暗黙の了解、それが「キャラクターが独り言多いのに突っ込んではいけない」なんだゾ!
(まぁ今回の場合はちょっと意味合いが違いますけど)
ラスト1ページ、麻薬戦争のタイトル回収は素直にいいジャンと思いましたよ。
ただコメント数は伸びないねぇ~
まぁコメント数は直接的に打ち切りの判断材料にはならないのかもしれないけど。
ラブイズオーバーキル 番外編
みんな楽しそうで、よ、よかったね…
限界OL霧切ギリ子 第38話
なんでパスタの話で週跨ぐねんw
どんだけ語りたいんだよ…と思ったけど、ミートスパ先生だものね。
ペンネームにするくらいパスタには思い入れがあるのね笑
7ページまるまるペペロンチーノの作り方を説明する回だけど、パスタ表面のざらつきは押し出し機がテフロンかブロンズかで差が出るなどのトリビアだったり、ニンニクをあえて気持ち厚めに切ったり、パスタは対流で麺が勝手に回り出したら放っておいていいだったり、共感しまくりすぎる。
にいなさんと対面でトークするのを疑似体験するような作りもよかったです。
なんかバー行きたくなるな。行ったことないけど。
水曜日
チェンソーマン 第205話
うーん、特に感想なき回かな。
コベニちゃんはいつ出るんだよ?
地獄先生ぬ~べ~PLUS 第5話
ぬ~べ~PLUSの単行本、7月に発売するらしいんですけど、1巻完結になるみたいです。
となると、そうか…
マジで令和のぬ~べ~はエロなしで行くんだな。
今回だってケモ耳美少女などというS級の素材を出しておきながらエロなしだもんなぁ。
シュンちゃんが教室で高くジャンプしたシーンも、あろうことか見下ろすカメラワークだもんね。
昔のぬ~べ~なら下からのぞき込んでたよ。
お前、変わったな…
こわいやさん 第11話
nintendo switch2が発売されたこのタイミングでバーチャルボーイとかゲームキューブのネタを仕込んでくるあたり、カメントツ先生、策士ですねぇ。
詐欺師・与田、タクシー怪談研究員・米倉さん、あくつ議員などなど、バラバラに語られてきたエピソードの登場人物が終結。
こわいやさんアベンジャーズやないかい!
ていうか今週ドベだけど大丈夫だよな?
けっこう楽しいし、コミックス出たら買うつもりだから終わるなよ?
まだカウントダウンも48だし、先は長いぞ。
※カウントダウンの意味が分からない方はこちらを読んでみてね
木曜日
忘却バッテリー 第176話
一見飄々としている瀧が声を張り上げ、圭(智将)がヘッドスライディング。
ワンアウトランナーなしの状況が、ノーアウトランナー1塁となったわけですが、智将のヘッスラがもたらしたものはそれだけではなく、次のバッター藤堂にも火をつけた。
仲間の応援が、戦況をひっくり返すこともある。
期せずして今週のサンキューピッチも、チームメートの応援について触れる場面がありましたが、忘却バッテリーもまさに忘却バッテリーなりの、応援の心強さを描いた形になったなと思います。
そのすぐ後に、熱くなった智将をギャグテイストで茶化す感じも忘却バッテリーらしくてよかったです。
時間の神様 第4話
覚悟キマってるユキちゃんに対して、いまいちフワフワしているヒロキ。
…と思ったら突然のビンタ!!
いやこれは意外でした。しっかりしてるじゃないかヒロキ。
ビンタされ、正気に戻ったユキちゃん。
そうか、彼女も覚悟なんて決まっていなくて、一見冷徹に判断を下しているように見えたけど、内心パニック状態だったのかもな。
ここからどう話が展開していくか。読めないなぁ。
気になる来見さん! 第7話
ちょーっと退屈な展開になってきたな、というところでいい感じにパンチのあるヒキじゃないか!
藤森くん目線で見ると、自分がバイ菌扱いされている…というふうに誤解してそうですけど。
藤森が読んでるファンブックを秒でポチる来見さんは面白かったです。
姫死んじゃった! 第11話
こちらもそろそろパンチが欲しいところ。
偽姫のバカっぷりは笑いましたけどね。
金曜日
血翼の猟人 第3話
予想外のPV数トップ。ただ「人喰いマンション」や「マーキン」あと怪8が休載してる中での首位なので、まぁ参考記録といったところでしょうか。
それより驚いたのは、まさかのコメント欄閉鎖。
実際、少なからず荒れてましたからね。
特になんJ用語を多用するキャラについてはかなり反発があったようでした。
この件に関しては僕的には否定も肯定もないですね。
コメント欄を閉じた方が作品作りに集中できるというのなら、閉じる判断は全然アリだと思います。
さて、本編感想行きましょうか。
前回登場した特等狩執行人、笑夏ハルカ。
こいつ所かまわずタバコ吸ってんな? いくらなんでも建物内は禁煙だろ…
気にしない人は気にしないんだろうけど、こういう小さなところで読者に「ん?」って思わせちゃダメなんですよね…
前回登場した立ちバックの女は、主人公・紅熾ヒカリの妹を殺した”天使”と同じ、王冠のような光輪をしていました。
それだけで即斬りにかかる主人公。
いやいや、いくらなんでも沸点低すぎだろ…
もしかしてうす汚ねェクルタ族の血が流れてんじゃないか?コイツ
まぁなんやかんやで立ちバックの女を本部に輸送することとなりましたとさ。
「初対面の相手には敬意を払えって 死んだ婆ちゃんに襲わらなかったか?」
「俺のバァバは 健在だァ!!」
→なーんかこのへんのノリもカグラバチ風味がするんだよなあ。
ただでさえ設定がもろカグラバチなんだから、笑いのテイストはハズしていこうよ…
と、申し訳ないけどボロクソ言っちゃっていますが、第3話にして光るものもありましたよ。
それはズバリ、会話劇です!
「あんたはどっちの味方なんだ」「そいつは見方によんだろ」とか、
「黙って質問に答えろ」「黙ったら答えられないじゃん」「…もしかして 大切な人を殺された? へー… 黙って質問に答えるってそうやんだ」
といったシャレオツな会話劇は正直センスあるなぁと思いました。
こういうシニカルな会話劇が今後も増えていくようであれば、がぜん面白くなってくると思いますよ!
天傍台閣 第12話
今週は扉絵カラー。めっちゃセンスあるなぁ。
このマンガはご存知の通り月イチ連載ながら、キャラクターの会話劇が延々と続くだけで終わったりと、決してポンポンとテンポよく話が進むマンガではないです。
今回も35ページもありながら、お世辞にも話が進んだとはいい難いです。
なのになぜか心地良いんだよなー、このマンガに限っては。
それはキャラクター同士の会話に見応えがあるからなのでしょうね。
ぶっちゃけキャラクター相関図とか組織の対立とかのバックボーンがまっっったく頭に入っていないですが笑それでも面白いんだもん。
そして相変わらず画力がすごい。
カラー扉絵からスワイプした、冒頭の遊郭街の書き込みとか緻密ですんごいです。
土曜日
大人大戦 第11話
おおおお面白ええええぇぇぇ!!
大人大戦、絶好調ですね。
犬飼の階級は十一等(非大人)、低階級と呼ばれる存在。それ故に失う物が無く無敵…
ということで、今度はリアル社会でも問題となっている無敵の人に対する風刺ですか。
高階級の桃乃助と低階級の犬飼のバトルに勃発しかけますが、結局は優太郎のペースに巻き込まれているというのがなんとも痛快ですね。
気づけばラウンジ嬢たちも含め、その場の全員を自分のペースに巻き込んでいる。
そんな優太郎自身は決して自分のペースに引き込もうとか狙っているわけではなくて、あくまでも天然。
まさに天然の人たらしというのが非常に好感持てます。
さらに言うと、この作品の「ガーデンによる監視社会」という特殊設定が、「みんな本音を内に秘め、表向き素晴らしい人間になろうとしている」世界なわけで、そんな中でただひとり「天然でいい人」な優太郎というキャラクターの誠実さにブーストをかけている。
親父から教えられた「人の職業を蔑むな」の言葉が優太郎の基盤になっていて、クサいくらいまっすぐなその気持ちに、周囲のラウンジ嬢からいいね👌を集めるシーンもカタルシスを味わえました。
何回も言うけど巧い、巧すぎるわこのマンガ。
ところで桃乃助は、根は悪い奴じゃなさそうなので、最終的には優太郎の良き味方になりそうな気もします。ピッコロさん的な。
野球・文明・エイリアン 第5打席
僕が毎回毎回、本当に毎回「いいからお前らとっとと性交渉しろよ!!!」と言い続けてきたんですが、なんかその想いが届いちゃったみたいです笑
そうそう、早くゴム作らないとネ!!
ゴムがあればワイルドピッチの心配がなくなりますからね!!(野球下ネタたのしい)
本編はひたすら変化球の話でした。面白かったです。
たしかこの星は重力がすこし弱いんですよね?
となるとスライダー(っていうかスイーパー)なんかは地球より横に曲がりやすいでしょうね。
逆に落ちる系のボールは、地球より変化量が少なくなりそう。
都市伝説先輩 第15話
犬鳴村編、完結。
iPadを買ってこいの命令で真っ先に出てくるのがヤマダ電機ってのが変にリアルで笑いました。
そうそう、地方のお年寄りは機械系の困りごとがあったら必ずヤマダ電機行くんだよ、マジでw
めちゃくちゃ美味かった茶碗蒸しの正体がフルーチェというのもシュールすぎて笑える。
まぁ言われてみると茶碗蒸しとフルーチェ、食感は似てるな。よくそんなしょうもないことに気づくよ平岡先生…笑
ラストは夜の海で語り合うくぐつ先輩ともくめちゃん。
くぐつ先輩を励まそうと、「これ描いて死ね」のヤスミンみたいな口になって励ましの言葉を探すもくめちゃんがひたすらかわいかったです。
つか最後、終わるかと思ったよ!!
コミックスも買ってるし、まだまだ続いてもらわにゃあ困るんだな。
銀青のプルースト 第8話
1巻の書影解禁!和希ちゃんだいぶ印象が違っていいですね。
本編は萌香の兄貴、ハナさんメインの話でした。
萌香を殴ったタクヤなるDQNを秒でブチのめしたのは爽快でしたけど相変わらず治安最悪だなこの町は!
コンビニ前でDQNがたむろってるのはまぁあるあるとして、平然とシンナーやってるのかよ。
ホントに九州ってこんな感じなんですか?ヤバいっすね。
萌香ちゃんは笑い上戸でいいキャラですね。
日曜日
ふつうの軽音部 第70話
個別記事にて。
モノクロのふたり 番外編
作業中BGMの話。
僕もレトロゲームBGM集とかはよく聴きますね。
ドンキーコングとか、ロックマンXとか、クロノトリガーとか…
チャックび〜んず 第16話
タイムマシン。これブリオンじゃねーか!!
謎の古代遺跡を守る正体不明の球体 兵器ブリオンじゃねーか!!
GGG 第9話
いい話を描く力はあるんだよなぁ。
老人が若者に「自分の人生を生きろ」と介護周りの面倒ごとを引き取り、さらにはお小遣いを握らせる…
そういう粋な場面、粋な台詞というのはこの作品の魅力ではあります。
ではなぜ、いまひとつランキングが伸びないのか?
確かにジャンプラの日曜日はかなり激戦区という相対的な問題はありますが、僕は絶対的な問題(他との比較ではなく、この作品が抱える問題)はあると思います。
ようやく今週、「あいつら」と呼ばれるΩ現役時代の仲間について少し触れられましたが、そこが本作のメインストーリーになるわけですよね?
もう9話にもなるというのに、ちょっとメインストーリー放置でサブストーリーばかりが続きすぎたので、いまいち読者にとって先が気になる展開にならなかったかな?と思います。
凖主役級のキャラを揃えるペースもやや駆け足ぎみで、肝心の主人公2人の深堀りができていないのもマイナスポイントでしょうか。
実際、名前も浮かんでこないですからね。僕の読み込みが甘いってだけの話かもしれませんけど。
総括
今週のMVPは間違いなくサンキューピッチ、というか小堀くんでしたね。
コミックス買わないとなぁ。
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