今週はいつになく複数陣営が描写されて読み応え満点!
連載再開第5回、ハンターハンター第415話「真偽」の感想・考察です。
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ヒュリコフとビヨンドの親子水入らずトーク
今週の冒頭はだいぶ時間をさかのぼり、出航の2ヵ月前。
ヒュリコフが特質系能力「鋼の錬金術師」を発動するところからスタート。
どんな能力かと思ったら、ノートパソコンを具現化しました笑
えっ…そういう感じなんだ笑 この人も一時期、ノートパソコンを写生したりかじったり、ノートパソコンで遊ぶ以外のことを一切しなかったのかな…
彼の能力は分析力に長けているというのはわかっていましたが、
・攻撃を受けていること = “呪い”を受けた者が自分以外にいること
・”呪い”が発動したきっかけが”壺中卵の儀”を契機としていること
・”呪い”の元凶がビヨンドであること
を(ヒュリコフの推理力込みとはいえ)的中させてしまいました。なんとも調査力に秀でた能力ですね。
こんなことができるのはさすが特質系といったところか。
そんなこんなで、自分に”呪い”をかけたのがビヨンド=ネテロだと確信したヒュリコフは、彼に電話をかけます。
呪いの詳細が”ヒュリコフの死後発動。王子の中の誰かを呪殺する”ものだと知ったヒュリコフは、己の能力で呪いの解除に必要な時間を割り出しますが…
※ヒュリコフの能力についておさらいしておきたい方は第413話の考察を参照ください
…結果出てきたのは、呪いの詳細解析だけで約365日、呪いを解除する薬の製薬に至っては約700日と、あまりにも非現実的な数字。
うーん、やっぱこんなにも強力な呪い。
前回の感想にも書いたけど、ヒュリコフではない別の誰かに仕掛けられた、ワブル王子(本物)をターゲットとした呪いを解除するため、クラピカはハンター協会にバックアップしてもらう算段ですが、やっぱりあのハンター協会お抱えの除念師さんにどうこうできるレベルには思えなくなってきたぞますます笑

さて、そしてヒュリコフはビヨンドとの親子トークの中でいろいろな情報を聞かされるのですが、その中でも最重要な問題は「自分の死後、呪いがどの王子に向かうか」です。
これについては独自の調査の結果、第8王子までの中の誰かであることが確定。
ヒュリコフからすれば第2~第8王子を道連れにできることは望むところでしょうけど(特にターゲットがカミーラorツェリードニヒなら最アンド高)、あろうことか忠誠を誓うベンジャミンがターゲットである可能性も否定できない。
いったん親子トークは終わりますが、ビヨンドのことを鼻クソほども信用していないヒュリコフ(そらそうよ)は、そもそもビヨンドの話がどこまで真実だったかわからない、その前提で根本から検証を始めるのでした。
…というのが出港2ヵ月前の話ですからね。
今後も出航までにヒュリコフが何をしていたかは描写されるかもしれませんね。
それとクラピカが語っていた「継承戦の結果をも左右する 念に関する情報」、すなわち「継承戦は期限つきで、その期限内に王位継承者を決めきることが”制約と誓約”になっている」という話が、あらためてビヨンドの口から語られることでほぼ確になったのも地味に見逃せないポイントですね。
クラピカの読みの深さよ…さすが”制約と誓約”のヘビーユーザーだけのことはありますな。身をもって知っているからね。
ワブル王子(本物)の護衛をどうやって船外のハンター協会に依頼する?
ここにきてヨロズヤ再登場
前回の話の流れから、ワブル王子(本物)を匿ってくれているオイト王妃の妹さんへ手紙を出そうというクラピカサイド。
今回のようなブラックホエール号から船外への用事は「ヨロズヤ」という宅配サービスが一任されています。
このヨロズヤは、38巻収録第392話で、旅団ファンのチンピラ(シャ=ア一家 舎弟頭のツドンケ)がなんとかサインを書いてもらうための色紙をGETしようと画策していたときに話が出てきたやつですね。

オイト王妃は当たり前のようにヨロズヤを使おうと言っていますが、それは彼女が第1層の住人だからできることであって、パンピーが利用するにはコネとカネが必要なのでした。
さて、オイト王妃はヤマト文字(まぁ要するに日本語ですね)を使うことで、文面に秘めたメッセージが検閲などで漏れないようにする作戦。
このあたりはハンターハンター世界のテクノロジーが、現代よりも若干遅れているが故に可能な作成かもしれないですね。
未だに空の便は飛行船を使ったりしていますし。
だからGoogle翻訳みたいな便利機能は存在しておらず、そう簡単に日本語を翻訳することはできないということですかね。
そもそも日本という国そのものが、本当に知る人ぞ知るドマイナー国家のようですからね。
それはあのハンター試験編でのスシのくだりからも明らかです。

しかしながら、クラピカはオイト王妃の作戦に懐疑的。
日本語でカムフラージュするとはいえ、かなりリスクは高い作戦。
そこで、何らかのアドバイスを送り、オイト王妃もそれを受け入れた様子。
結局ヨロズヤ経由でハガキを送ることにはなりましたが、当初のオイト王妃の作戦から何が変わったのかは気になるところです。
まさかツドンケがキーマンになるのか?
オイト王妃の妹へ、「ワブル王子(本物)が危険、ハンター協会を頼れ」というメッセージを秘めたハガキを送りたいクラピカ。
船外から色紙を輸入するために、ヨロズヤに依頼するためのコネを探す旅団ファンのチンピラ・ツドンケ。
2者の思惑が「ヨロズヤを使う」という点で一致したのは偶然でしょうか?
なにか…まったく想像もつかないけど、このチンピラがキーマンになるような気がしてならないです。
今のところ両者に接点がまったくないのが、考察として弱いところだけどなぁ。
まだシュウ=ウ一家の一員ならば、ケツモチが第3王子チョウライだから、クラピカと繋がるルートが無きにしもあらずだったんだけど。
シャ=ア、ケツモチのルズールスとは…いまのところまったく絡みがないし。強いて言えば仕事仲間のバショウがいるっちゃいるけど、いくらなんでもな。
けどこういう”憎めないサブキャラ”が一転キーマンになる展開はエンタメにおいてはシビれる展開なので、予想を当てたいとかではなく是非そうなってほしいところ。
ドラゴンボールで言うミスターサタン枠ね。
第2&第4王子陣営 特殊戒厳令発令にも動じないカミーラとツェリードニヒ
船内にけたたましく鳴り響く特殊戒厳令発令のアナウンス。
しかし上位王子であるカミーラ(第2)、ツェリードニヒ(第4)はまったく動じない。
カミーラはマッサージを、ツェリードニヒは”絶”の修行を継続。
ツェリードニヒに関してはやっぱりここでも天才感が溢れ出ていますが、カミーラはただ単におバカさんすぎて状況を理解できていないように見えますね笑
自分の必殺の迎撃型念能力「百万回生きた猫」がベンジャミンに完全バレしているとも知らず…なんとものん気。
カミーラのことは誰も殺せない。なら、死んだほうがマシな状態で飼い続けられる恐れもあるわけで…
能力が全然アドバンテージになっていないと思います。ヤバイぞカミーラ。
第3王子陣営 焦るコベントバ
第3王子チョウライを担当するベンジャミン私設兵コベントバ。
413話ラストでも、私設兵でただひとり焦った表情をしていましたが…
どうやらチョウライの守護霊獣が生成したコイン。
その最初の1枚を人知れず(クラピカにはバレバレだったけど)所持していたことが裏目に出た様子。

クラピカはチョウライの守護霊獣の能力を「コインを持ち続けることで効果を発揮する」ものと予想していましたが、そういう意味ではコベントバは唯一「10」のコインを保有していた者。
さらにクラピカは、「操作系半強制型」、つまりコインを持ち続ければ持ち続けるほど、チョウライに操作される恐れがある…という可能性も考慮していました。
これがピタリ的中し、コベントバはチョウライの利益になる行動を取ってしまったのかもしれません。

第410話で、チョウライの行方が不明となっていることが確定しています。
コベントバが守護霊獣の能力で操作され、チョウライを逃がしてしまったのかな??
だとしたらコベントバ。彼の、未知の能力に対する推理力や警戒心はクラピカに遥か劣りますね。
まぁ念に関しての知識はハンターのほうが専門家であると、バルサミルコも認めるところですからね。
コベントバはコベントバなりにベストを尽くしたというところでしょうかね。

第6王子陣営 タイソンが大物すぎる
特殊戒厳令発令による招集にも、明るい表情で颯爽と歩くタイソン王子。
ほんとこの人は心の器がデッケェよなぁ…
個人的にはタイソン王子が王位継承戦を制するのではないかと予想しております。
彼女が王となったら、下位王子の命も積極的に救ってくれそうですし。
第7王子陣営 ルズールス行方不明
こちらも第410話時点で確定していましたが、ルズールス王子も行方不明に。
ただしチョウライ側は、護衛兵も含めて安全に行方をくらませた可能性もありますが、ルズールスに関しては護衛兵もまったく何が起こったかわかっておらずパニック状態に。
ついでに前回、ルズールス王子に「ちょっと来い」と言われ着いていったライスさんも行方不明。
何がおきてそうなったかはわかりませんが、ちょっとここで思い出しておきたい要素がひとつ。
センリツ+カチョウ+カイザルさんは、フウゲツを衰弱に至らしめている原因はルズールスの守護霊獣の能力による可能性が高いと考え、彼を拉致する計画を立てていました。
もしかしたら、この緊急事態のドサクサに紛れて作戦を遂行したのかもしれませんね。

まあ、そんなことより…
カンジドルさんですよ。
お前…先週あんなにイキり散らかしといてボコられとるやないかいwww
「あ~あ、オレのことボコっちゃった笑 ザマアみろ!これで全員反逆罪だ!!」となんとも小物クセぇセリフをタレてやがります笑
たぶんそうはならないでしょうね。この手のキャラに待っているのは惨めな死と相場は決まっていると思います。
第13王子陣営 久しぶりにビスケ
今週のジャンプ巻末コメントで冨樫先生が誤植の修正をしつつ「多分まだまだあります」と言っていましたが、この場面もまさにそうですね。
1003号室(念空間) PM2:00 特殊戒厳令
とありますが、1013号室の間違いですよね。
このくらいは編集さん気づいてほしいけどなぁ…セリフが多くて大変なのはわかるけど。
で、こちらはマラヤ―ム王子の守護霊獣が作った念空間に籠城中。
ベンジャミン私設兵の無線に特殊戒厳令発令の連絡が入りましたが…あれ?外部からの無線は通るんですね?まぁ室外に出たベレレインテの声もはっきりと聞こえていたから、外→中はたとえ無線だろうと通るってことか。

すかさず戒厳令発令のにおいを感じ取ったビスケ。さすがベテランです。
このまま大人しくベンジャミンに従うか、念空間に居座り続けるかの2択ですが、ビスケは後者を即決。
それすなわち、この場にいるベンジャミン私設兵をブッ倒すか、最悪部屋の外に追い出すかはしないといけないわけですが…
うーんなんなんでしょうかこの実家にいるかのような絶対的安心感。ビスケが負ける可能性がまったく考えられません笑
第14王子陣営 オイト王妃
ワブル王子替え玉作戦が明らかになったオイト王妃。
本来なら重罪で即刻お縄ですが、先週のクラピカの予想通りここはいったんお咎めなしに。
ただし、主寝室からは出られないとのこと…
うーん、ただでさえ子育てで大変なのに、主寝室に引きこもりを強いられるとはなかなか精神的にキツいな。
まぁそんなこと言ってられない状況ですけども。
といったところで今週は終了!
連載再開5話目ということで、通例通りであればもう折り返しですね。あっという間だなぁ。
いつまでも読んでいたいよ王位継承戦編。面白過ぎますて。






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