今週はやけに話がシンプル!
けどいざ考察してみると奥が深い1話でしたよ。
連載再開第6回、ハンターハンター第416話「発令」の感想・考察です。
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第1王子ベンジャミン vs 第2王子カミーラ
第2王子陣営 執事長フカタキ、散る
「動くな そのままでいろ」の命令にカミーラが背いたからとはいえ、当人たちは大人しくしていたカミーラ側近のメイドさん2名が一瞬で肉塊と化してしまいました。
カミーラさんはやっぱり相当に頭が残念な人のようですね…
ハンドガン程度ではベンジャミンにダメージを与えられないこと、身をもって知っているはずなのに。

同じ轍を踏んでしまったことで、メイド2人を死亡させてしまいました。
そのうちの1人は、執事長フカタキ。
不可自民出身のカミーラ私設兵たちのサポート役として妙に存在感を放っていたあのババ様でしたが、容赦なく退場となりました。

それにしても、ベンジャミンの持っている、ひと際デカいバズーカみたいな銃はいったい何なんでしょう?
撃たれた2人は華奢な女性とはいえ、相当ふっ飛んでいましたが…
威力だけならフランクリンの「俺の両手は機関銃」と大差ない気がします。
ただまぁ、さすがにあちらのほうが弾数ははるかに多いですし、手ぶらで撃てますので「フランクリン、お前の能力、銃でええやん」とは思わないですけど。
ベンジャミン、呪われる
圧倒的不利な状況にも冷や汗ひとつかかないカミーラ。
というのも、彼女にはまだ武器が残されているからでした。
それは、不可自民出身の私設兵たちの能力、“つじつま合わせに生まれた僕等”による呪殺。
私設兵の命と引き換えに放たれる呪いは、見事ベンジャミンにヒット。
このヨモツヘグイについておさらいしておくと…

…カミーラの言う「あなたの目の前で成就した… 最高の形よ」という言葉通り、ベンジャミンのすぐ傍で呪いが発動したことに意味がある。これにより
、効果が最大級で発動できた。
さらに今回の話で言及されていませんが、「憑かれた者は呪念にオーラを奪われ 最も強力な呪いの場合 強制的な絶状態で呪念にさらされ」というところがポイントかもしれません。
今さら呪い殺されることなど歯牙にもかけないベンジャミンですが、強制的に”絶”にされる可能性までは想定できているでしょうか?
今週後半はツェリードニヒと対峙していますが、肝心なところで念を繰り出せない…といった事態がベンジャミンの足元をすくうかもしれないです。
なにより”絶”状態では、守護霊獣も活動停止するっぽいことが示唆されていますからね。
今のベンジャミンの最大目的は「守護霊獣の能力により神になること」なので、これはちょっと強気に攻め過ぎた代償が大きいかもしれませんよ。

(まぁソースはテータちゃんの考察なので、的外れな可能性は十分ありますが)
カミーラ、TSK-17の毒ガス被弾
カミーラはカミーラで、ベンジャミンが散布した毒ガス兵器「TSK-17」を被弾。
カミーラの能力「百万回生きた猫」は一見無敵のチート能力のように思えますが…
カミーラの死後、ターゲットの肉体をすりつぶし、オーラを絞り出して、それをカミーラに還元する。
そうすることでカミーラは復活する。

それを踏まえるとベンジャミンの言う通り、「カミーラを殺したのがベンジャミンではなく”ウィルス”」判定なら、そのウィルスからカミーラを蘇生するだけのオーラを絞り取れるのか?
仮にうまいこと「ベンジャミンに殺された」判定になっても、肝心のベンジャミンが先に死んでいたら、ベンジャミンからカミーラ蘇生用のオーラを抽出できるのか?
これはさすがに、事前にカミーラの能力の詳細を100%把握していたベンジャミンの理屈に分がありそうな雰囲気です。
不確定要素① カミーラの言う「3ヶ月冬眠できる」発言
唐突に出てきた、「私は3ヶ月!!極限まで代謝を低下させ 自らを冬眠状態に出来る…!!」発言。
発言ってか、心の声ですが。
これはつまり、コールドスリープすることで、ウィルスによる感染死を3ヶ月先送りにできるということでしょうか?
もしそうだとすると、カミーラはベンジャミンがTSK-17をプシュったこと、自分が感染したことに気づいているということになりますよね。ベンジャミンが「オレがお前に病気をうつしたとして……」という話をする前に、このコールドスリープのモノローグが出ていますからね。
急に出てきた話なので、コールドスリープを「どうやって実行するのか」「なんのために実行するのか」がまだ何ともわからないですね。
まさか特異体質ってわけでもあるまいし。
不確定要素② カミーラの守護霊獣
そして忘れてはいけません。カミちゃんにはまだ、守護霊獣があるのです。
操作系の王道にしてワンパン勝利確定の「他者を操作する」系の能力。
この守護霊獣がカミーラのピンチに、満を持して発動するのでしょうか?

カミーラには要らない子扱いされていたけど…笑
とにかくカミーラというキャラの濃さを考えると、ここで大人しくくたばるようなキャラには思えません。
第1王子ベンジャミン vs 第4王子ツェリードニヒ
カミーラにTSK-17を浴びせたベンジャミン。お次は実の弟、ツェリードニヒの部屋に突撃となりの晩ごはん。
突入してみると、室内のツェリードニヒ以外の人間はすべて完全降伏状態でした。
刺青彫り師…お前乗船してたんかい笑
しれっと混ざっている刺青彫り師。お前いたんかい笑
まぁツェリードニヒの性格を考えると、新大陸でも『作品』を作る気満々でしょうからね。そのためにこのハゲを連れていったと考えると納得です。

そしてこのハゲ、旅団過去編で登場したクズ共の一員ではないか?という考察もX上で話題になっていました。よく気づくな…

そうなってくると、その旅団過去編に登場したクズ共のリーダー格であるリスノース氏が10年前に惨殺されたというニュース(当然、クロロたちの復讐を受けたのでしょう)が流れたのも意味深ですよね。

ズバリ言うと、幻影旅団、クラピカ、そしてツェリードニヒ。
この3勢力がこのブラックホエール号にてカチ合う可能性が急激に高まってきたように思います。
クルタ族を襲ったのが幻影旅団ではなく、実はあのハゲや慈善事業化()というセンも全然あり得る気がしますね。
あれだけクラピカが憎んでいた本当の仇は、クモではなかった…という流れになるかも。
さらに想像してみますが、もしそうなったら、旅団メンバーはクラピカと和解こそしないけど、お互い手出ししないくらいの落としどころには落ち着きそうです。
特にノブナガは、ウボォーギンの敵討ちでハラワタ煮えくりかえっていた時期こそあったけど、パクノダが”記憶弾“で残した人生最後のメッセージを尊重すると思うんですよね。

そしてクラピカは、基本的には対・旅団専用に念能力をデザインしたわけですが、そうやって人生のほとんど(念能力や、”絶対時間“の制約で失った寿命とかも含め)を旅団殲滅に費やしたのは一体なんだったのか…
と、虚しさを覚えるけれども、一方で憑き物が落ちたような気分にもなる、というエンディングはちょっと美しいというかエモいような気もします。
いやぁあのタトゥーハゲの登場だけでこんなにも考察と妄想が進むとは。これがハンターハンターの醍醐味ですよねぇ。
ベンジャミンとツェリードニヒ、対峙のとき
さぁ話を想像から事実に戻しまして。
ベンジャミンの襲来に対して、目を閉じながら”絶”で出迎えるツェリードニヒ。
これは解説するまでもなく、『刹那の10秒』発動条件を満たしていますね。
そんなツェリードニヒとはろくに会話もせず、大型銃をブッパするベンジャミン。
ツェリードニヒの腹部にモロ命中です。
さて、ここで改めて、ツェリードニヒの能力『刹那の10秒』をしっかりとおさらいしておく必要があります。だいぶややこしい能力なので理解が難しいですが、しっかり押さえておきましょう。
▪️『刹那の10秒』発動条件
“絶”をしながら、目を閉じることで発動
▪️『刹那の10秒』発動時に起きること(基本編)
・ツェリードニヒには、今後10秒間で起きる出来事が予知夢のように視える。
ツェリードニヒの体感としては10秒間だが、外世界ではほとんど一瞬の出来事。
・”絶”を解く、または目を開けると現実時間が動き出し、視たビジョンの通りの出来事が起きる
・周囲の人間や物体はビジョンの通りに動くが、唯一ツェリードニヒだけはビジョン通りでない行動を自由にとれる
・周囲の人間は、”認識”までもがビジョン通りになる。
例えば「テータがツェリードニヒの脳天を拳銃で撃ち抜く」というビジョンがまず視えて、ツェリードニヒがそのビジョンに逆らって銃弾を回避する。それでもテータには「ツェリードニヒを確かに撃ち殺した」という認識が残る。
ここまではまぁ、まだシンプルと言える範疇でしょう。
わかりにくいのは次からです。
▪️『刹那の10秒』発動時に起きること(応用編)
・1本目のビジョン(10秒ぶんの未来)を視終わったあとも”絶”と閉目を継続していると、現実世界の時間が進む(ビジョン通りに)と同時にさらに先の未来視が始まり、常に10秒先の未来を視ながら現実世界で行動ができる。

よろしいか?
つまり今週、ツェリードニヒは目を閉じながらベンジャミンと会話し、そのあと撃たれましたが、あのときも10秒先までの未来を視続けていたわけですね。
そして思いっきり撃たれていましたが、あれは”ツェリードニヒがあらかじめ視ていたビジョン”であり”ベンジャミン側の認識”かもしれません。
ツェリードニヒだけは、そのビジョンと異なる動きができますが、もしそうしたとしてもベンジャミンには”ツェリードニヒを撃ち殺した認識”がはっきり残りますからね。ここはテータちゃんのときとまんま同じ。
事前に話していたサルコフとのやり取り
ただ今回複雑なのは、ツェリードニヒが撃ち殺されたのが”(後に変更可能な)予知夢のビジョン”なのか、それともマジのやつなのかわからないということです。
というのも事前にサルコフと話していた、「これからオレはここで死ぬがぶっちゃけ偽だ」発言ですね。
この”偽の死”とは、サルコフから預かった拳銃で自殺でもする気なのか…
それとも今週ラストでベンジャミンに銃殺された、そのことを言っているのか…
そして、続くサルコフへの命令である、
・お前(サルコフ)はツェリードニヒが本当に死んだものとして、他の連中に報告しろ
・遺体はすぐに収棺し、誰にも見せるな
・ツェリードニヒの能力については他言厳禁
という話。これは一体…?
今のところ個人的な予想としては、ツェリードニヒ脱落と見せかける作戦ですかねこれは。
繰り返しになりますが、ツェリードニヒの『刹那の10秒』はテータちゃんのときのように、ツェリードニヒが死んだと見せかけることは可能な能力です。
今回でいうとベンジャミンは確かに己の手でツェリードニヒをブチ殺したと認識している。ツェリードニヒが”絶”を止める、もしくは目を開くことで、『刹那の10秒』を止めない限りは。
そう、先ほどのツェリードニヒの能力の説明における応用編。
つまり「”絶”+目を閉じ続けることで予知夢継続」が、ここで活きてくるのではないでしょうか?
先ほどのサルコフへの命令と照らし合わせると、
・これからオレはここで死ぬがぶっちゃけ偽だ
→ツェリードニヒがベンジャミンに撃たれ死ぬが、これはフェイクだ。
・ツェリードニヒが本当に死んだものとして、他の連中に報告しろ
→(サルコフ視点では)どー考えても一目瞭然でツェリードニヒは死んでいるけど、信じられないだろうけど、とにかくこれはフェイクだ。とにかく周りに”ツェリードニヒ死亡”を言い伝えろ
・遺体はすぐに収棺し、誰にも見せるな
→ただちにその場でツェリードニヒの遺体を収棺し、以降誰にも見せない。
収棺さえしてしまえば、『刹那の10秒』を解除しても、ツェリードニヒが本当は生きていることを誰も知る術はない
…と、理論としては成り立ってる気がします。
細かいことを言うと、いくら遺体はすぐに収棺し、誰にも見せるなとは言ってもベンジャミンがそれを許すか?この特殊戒厳令発令の最中で?
というのと、
そもそも”絶”で待ち構えていたツェリードニヒに対して、ベンジャミンが違和感を感じないだろうか?
(ツェリの性格的に絶対あり得ないけど、白旗宣言にしても”絶”状態なのは違和感だし。
身を隠すための”絶”ならわかりますが、堂々とスタンディングはどう考えても違和感でしょう)
というのと、
ツェリードニヒが撃たれたことで、その場に血や内臓がブチ撒けられた状態になっている。
これが『刹那の10秒』解除時にパッと消えたように見えてしまうが、その不自然な現象はどうごまかすのか?

…というのがわからないところですかね。
サルコフから預かった拳銃はまあ、「自分が王位継承戦から脱落した」と見せかけておいて他の王子を殺る、そのための武器と考えるのは自然な範疇でしょう。
ツェリードニヒ、まだ念の攻撃に関してはなんにも修行してないからね。能力も直接攻撃系ではないですしね。
いま出揃っているカードで出来る予想としてはこんなものでしょうか。
ツェリードニヒには守護霊獣のほかに念獣もいて、コイツの能力がまったくわかっていません。
「念獣の能力でしたー!!」ってされたらさすがにお手上げですけど笑

ていうか守護霊獣はわかるけど、『刹那の10秒』の他に念獣も持ってるってどういうことだよ…
黒ひげかよお前は笑






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