連載再開第9回、ハンターハンター第419話「実践」の感想・考察です。
こうしてハンターが読めるのも来週までかなぁ(泣)この幸せを堪能しましょう。
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- “刹那の10秒”改め”ラプラスデビル” わかったこと
- ツェリードニヒの脱出経路を時系列で追ってみよう
- その前に、第1層:王子居住区の地形を頭に入れておこう
- 1004号室の扉オープン → V2(ベリィビップ)共用通路への扉へ近づくツェリードニヒ(3ページ目)
- V2(ベリィビップ)共用通路への扉前で思案するツェリードニヒ(4ページ目)
- V2(ベリィビップ)共用通路へ踏み出したツェリードニヒ(5ページ目)
- 1004号室の国王軍と、V2(ベリィビップ)共用通路でドンパチ始めるツェリードニヒ(6ページ目)
- さらに前方の兵士を射殺し、再び能力を発動するツェリードニヒ(7ページ目)
- 今から10秒先までの未来を視るツェリードニヒ(8ページ目)
- ツェリードニヒ開眼、ビジョン通りに動く現実がスタート(9ページ目)
- 現在の俯瞰図、移動してきた念獣。ツェリードニヒは曲がり角へダッシュ(10ページ目)
- 曲がり角の先で”能力の応用編”を検証するツェリードニヒ(11〜12ページ目)
- ヒゲの兵士にデタラメ吹き込むツェリードニヒ(13ページ目)
- 2度目の能力解除(14ページ目)
- 2つめの惨殺現場。3度目の能力発動(15~16ページ目)
- ツェリードニヒ、カジノエリアへ
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“刹那の10秒”改め”ラプラスデビル” わかったこと
今週ツェリードニヒは脱出の中で実践的にその能力の理解を深めていきましたが、まずはそちらを先に押さえたほうが理解がスムーズなので、まとめます。
まずはしれっと能力名が“刹那の10秒”と書いて“ラプラスデビル”と読ませるようになりました。
なんという厨二心が刺激されるネーミングでしょうか…デビルかっけぇ。
名前の由来はわりとそのまんまで、ラプラスの悪魔より。
まさしく未来予知についての概念だそうです。
で…新たにわかったことですが、
- 射程距離は“刹那の10秒“を発動したポイント(念獣が立った場所)から、およそ半径36メートル
- “刹那の10秒“発動時に射程距離外にいた人間が、射程距離内に足を踏み入れても、能力の影響を受けない
この2点が確定しました。
それを踏まえてツェリードニヒは、“刹那の10秒“発動 → 射程距離外まで移動 → “刹那の10秒“発動 を繰り返して脱出を進める、というのが今週のできごとですね。
ツェリードニヒの脱出経路を時系列で追ってみよう
今週は複雑で文字数の多い会話劇よりも、シンプルなアクションシーンが多かったので、比較的わかりやすくは全然ありませんでしたよこのヤロー笑
なんでこんなにわかりにくいんだハンターハンターわ… まぁそこがいいんですけど!
今週のツェリードニヒ脱出劇も1ページ1ページしっかり理解しないと難しいので、今回は1ページごとに区切って解説していきたいと思います!
その前に、第1層:王子居住区の地形を頭に入れておこう
今回の戦場は、ツェリードニヒの1004号室から始まって、第1層の王子居住区~カジノエリアまでとなります。
まずはその地形をしっかり頭に入れておくと、この先の理解度が段違いになりますのでね。
さかのぼると、第363話にてちゃんと地形が描かれています。
この地形が今回の超キーポイント!!

それともうひとつ、今回の話を正確に読み取るコツとしては、各扉のデザインの違いに注目するとわかりやすいです。
王子の部屋の扉、王子居住エリアから内部通路へ出る扉、内部通路からV・VIP居住区の通路へと出るたったひとつの扉。
それらそれぞれの裏表のデザイン含めて見ていくと、何が起きているかをつかみやすいです。
さあそれでは、ここからは逐一、現在どこで何が起きているかを解説していきます。
1004号室の扉オープン → V2(ベリィビップ)共用通路への扉へ近づくツェリードニヒ(3ページ目)
3ページ目1コマ目は1004号室の扉を開けて出ていく場面。
下図の★の位置です。

同ページ6コマ目、奥のほうにいる2名の兵士はお隣、1006号室を見張る国王軍です。
ここまではOK、問題はここから。
危惧していた通り、共用通路への扉に近づくとザッピング音が激しくなります。
“刹那の10秒“の射程距離ギリギリに差し掛かっているという場面ですね。
V2(ベリィビップ)共用通路への扉前で思案するツェリードニヒ(4ページ目)
前ページで説明した、1006号室担当の国王軍2名。
彼らはギリギリ“刹那の10秒“の射程外にいたので、ツェリードニヒを認識できています。
けれども1004号室の国王軍2名がツェリードニヒをスルーしているので(もちろん彼らにはツェリードニヒを認識できていないからなのですが)、俺たちが変に首をつっこんでもしゃーねーべと静観を決め込んでいる図式ですね。
V2(ベリィビップ)共用通路へ踏み出したツェリードニヒ(5ページ目)
意を決してV2(ベリィビップ)共用通路へと続く扉を開けたツェリードニヒ。
位置としては下図の通りです。

そしてここで予想通り、射程距離圏外に出たことで“刹那の10秒“の能力がいったん切れます。
共用通路には予想以上の兵士が。
これにはツェリードニヒも多くね!?と若干慌てていますが…まぁ多いですね。モンスターハウスかよ笑
それでもこの後しっかりと”絶”を決めるんだから大したものです。
ところで、特に描写されていませんが、いったん“刹那の10秒“が解除されたことにより、このタイミングで1004号室ではツェリードニヒの死がフェイクであることを観測可能になっています。
ですが今から棺を開けるものはいないでしょうし(そういう遺言もちゃんと遺してきたので)、棺にツェリードニヒの遺体がないことに気づける者はいないでしょう。
唯一、棺の運び手であるサルコフが異変に気付くかな?というところですかね。
中には銃が詰まっているので、ガチャガチャ音がして気づくかもしれません。
1004号室の国王軍と、V2(ベリィビップ)共用通路でドンパチ始めるツェリードニヒ(6ページ目)
いったん“刹那の10秒“が解除されたことで、1004号室担当の国王軍2名は、目の前のドア(共用通路に通じるドア)が閉じる瞬間を目撃します(正確に言えば、ドアの閉まる音を聞いた、ですが)
そしてその閉じたドアの先では、手近な兵士2名を射殺するツェリードニヒ。
兵士からしたら突然横にツェリードニヒが出現したという形ですからね。これは避けようがありません。
さらに前方の兵士を射殺し、再び能力を発動するツェリードニヒ(7ページ目)
軽くバックステップの後、目の前の2名を射殺するツェリードニヒ。
これで死亡した兵士は4名。
2コマ目では、先ほどの1004号室の担当兵が、V2(ベリィビップ)共用通路側からの銃声を聞きます。
そしてツェリードニヒは再びの“刹那の10秒“発動!
今はまだ描写はされていませんがこのタイミングで、1004号室にいた念獣がこの場に移動してきています。
そしてこの場から半径36メートルが、新たな射程距離となっています。
今から10秒先までの未来を視るツェリードニヒ(8ページ目)
8ページ目はまるまる“刹那の10秒“による未来視。
既に6~7ページ目で撃ち殺した4名の国王軍は死亡確定ですが、このページの中、つまりビジョンの中で殺された国王軍は、実際に死んだわけではありません。ここがけっこう迷いやすいポイントかな。
理由は後ほど説明しますが、ビジョンの中でツェリードニヒに撃たれ、右側2名+左側3名、計5名の兵士が死亡。
てかツェリードニヒの狙撃精度とスピードがハンパなさすぎる。のび太かオメーは笑
ついでに1名は流れ弾に当たって、これで6名死亡。繰り返しますがこの6名の死は幻のものです。
ビジョンの終盤では右足を撃たれたツェリードニヒですが、ツェリードニヒだけはこのあとビジョンとは異なる行動をとることで予知回避できるので無問題。
頑張れオレ!!じゃねーよ笑
ツェリードニヒ開眼、ビジョン通りに動く現実がスタート(9ページ目)
目を開くことで、先ほどの8ページ目のビジョン通りに進む10秒間がスタート。
2コマ目で、「実際に撃った弾は 右手3発 左手1発 倒したのは4人!!」というセリフがありますが、これは6~7ページ目、能力再発動直前に撃った弾のことを言っています。
続く3コマ目で「この3人は「撃たれた」と思ってるだけ」というセリフがあります。
ここで先ほど保留していた解説をしようと思います。
既に6~7ページ目で撃ち殺した4名の国王軍は死亡確定ですが、このページの中、つまりビジョンの中で殺された国王軍は、実際に死んだわけではありません。ここがけっこう迷いやすいポイントかな。
ツェリードニヒの未来予知、そのビジョンの中で起きた出来事については、
・他者はビジョン通りに動くことが確定。これはツェリですらねじ曲げられない
・ツェリはビジョンに逆らって動くことができる
というのがルールです。
つまりビジョンの中で撃たれた兵士は、自身は撃たれたと認識し地面に倒れ込む、その動きが確定されます。
ですが実際に兵士のドタマをブチ抜く弾丸、これをビジョン通りに実際に発砲するか、それとも止めるかはツェリードニヒの行動の範疇なので、キャンセルが可能なわけですね。
ということでここは弾丸も温存したいでしょうし、ツェリードニヒは駆け抜けるだけ。
こうやって文字に起こすと手練れがプレイするバイオハザードっぽいな笑
最後のコマ、「こっちの4人には兵士を盾にした「オレ」が視えている…!!」とあります。
カギかっこでくくった「オレ」は幻のツェリードニヒのことを指していますね。
逆に言うとこの4名の兵士は、自分たちのすぐ目の前をダッシュするツェリードニヒを認識できていないという状態です。
今の位置はここらへんです。

現在の俯瞰図、移動してきた念獣。ツェリードニヒは曲がり角へダッシュ(10ページ目)
7ページ目の解説で以下のように書きましたが、
そしてツェリードニヒは再びの“刹那の10秒“発動!
今はまだ描写はされていませんがこのタイミングで、1004号室にいた念獣がこの場に移動してきています。
そしてこの場から半径36メートルが、新たな射程距離となっています。
ここにきてようやく念獣の姿が描かれました。前述の通りの動きになっていることがわかるかと思います。
9ページ目にも書いた通り、4名の兵士をスルーして曲がり角へダッシュ。
曲がり角の先で”能力の応用編”を検証するツェリードニヒ(11〜12ページ目)
曲がり角を曲がったところですれ違った兵士5名は、新たに発動した“刹那の10秒“の射程距離内にいたためツェリードニヒを認識不能。ツェリードニヒの幻を追います。
逆に、曲がり角を曲がって最奥にいる兵士1名、そして連絡扉から入ってきた兵士2名は射程距離外にいたので、本当のツェリードニヒの存在を認識できています。
ここでツェリードニヒは、射程距離外にいたため“刹那の10秒“の影響を受けていない兵士が、射程距離内に入ってくるとどうなるか?を検証します。
先ほど視たビジョン(8ページ目)の10秒間はすでに過ぎ去っており、今の立ち位置で3度目の“刹那の10秒“を発動可能ではありますが、今はこの検証を優先するツェリードニヒ。
一手間違えば即蜂の巣になる状況でこの判断…心臓に毛が生えてますわ。
そして1名の兵士が射程距離内に足を踏み入れましたが、ツェリードニヒ(本物)を認識できている。
このことから「発動時 外側にいた者は 内側に入っても 能力の影響を受けない!!」ことが確認できました。
今の位置はこのあたり。

ヒゲの兵士にデタラメ吹き込むツェリードニヒ(13ページ目)
ヒゲの兵士に「隠密指令!!」などとテキトーなことを吹き込むツェリードニヒ。
「奇数王子側の兵士に「空は何色だ?と聞いて来てくれ!!」」と命じられたヒゲは、ドンパチ現場とは逆の方向(図の上側)から奇数王子の部屋へと向かいます。
もう一人の兵士を捕まえつつ、急いで能力解除しようとするツェリードニヒ。
急ぐ理由は顔バレをなんとしても避けなければならないからです。
2度目の能力解除(14ページ目)
場所は6~7ページのドンパチ現場に戻ります。
図でいうとここ。

2度目の“刹那の10秒“解除に伴い、ツェリードニヒ(幻)が消失。
兵士たちにとってはまさに目の前で死体が消失するという、摩訶不思議な状況。
ここもまためちゃくちゃわかりにくいんですが、4コマ目だけ位置が異なります。
前ページで「お前にも大事な用がある 一緒に来い!!」と連れて来た兵士、その背後で銃をつきつけるツェリードニヒ。
このコマだけは、すでにここまで移動しています。

最後のコマで「こっち2名!!生きてます!!」という兵士のセリフがありますね。
これは8ページ目、「ビジョン内で撃たれ、現実には撃たれていない、”自らが撃たれたと認識している”兵士」のことを言っているのですね。
2つめの惨殺現場。3度目の能力発動(15~16ページ目)
15ページ目は、前ページと場所は同じ。
目の前で死体消失し呆然とする兵士たちは、下図の位置での銃声を聴き、駆け付けます。

つまりツェリードニヒが先ほど「お前にも大事な用がある 一緒に来い!!」と言って連れて行った兵士含め、大虐殺を開始したところですね。
ということで兵士が駆け付けるも時すでに遅し。
生き残りの兵士が「銃乱射した奴を射殺したんだ!!確かに!! その死体が!煙みたいに消えた!! 幻覚かもと思ったが…仲間の死体は現に…!!」と言っているので、3度目の”刹那の10秒“によってこの場を切り抜けたのは明らかですね。
2度目のドンパチ現場を遠巻きに眺めるツェリードニヒ(17ページ目)
Bの出口付近での大騒ぎを遠巻きに眺めるツェリードニヒの位置はここです。

前回の第418話にて、ツェリードニヒはAの出口を目指していました(Bはマフィア掃討のため、Cはベンジャミン本人を含む軍が第3層経由で司法省を目指すため、それぞれハードルが高いと予想したため)。
そこにようやくたどり着いた形ですね。
ツェリードニヒ、カジノエリアへ
ということでここまで辿りついたツェリードニヒですが、ここで第1層シャットダウンーつまり第1層と第2層を繋ぐ連結経路が外されてしまい、第1層に留まらざるを得なくなったツェリードニヒ。
ハシゴを外されてしまいました(直喩)。
前回「脱出開始!!目指すは…」と言っていた”目指す先”にはこれで行けなくなってしまったのか?
いったんカジノの非常口を目指しますが、この非常口が下層へ繋がっているのかな?ちょっと違う気はしますが…
ともあれ第1層で足止めとなったツェリードニヒは、カジノエリアへ到着。
これはーーまさか!?
考えられるのはやっぱり、ヒソカとの邂逅ですね!?
マスベ中のヒソカと出逢って気まずい空気になるのか?

…という冗談はさておき、ヒソカとツェリードニヒの共闘ともなれば最強かつ最凶のコンビ爆誕じゃないですか。
なんとなく気も合いそうだし笑
現実問題、ヒソカもツェリードニヒもパートナーがいないとこの先厳しいでしょうしね。
あるいは梟に変身したボノレノフとエンカするというのもあり得るかも。

いやぁ…でもやっぱりヒソカとのエンカに比べるとだいぶインパクトに欠けるよなぁ。ボノちゃんだと。悪いけど役者が違うよね…
ということで今週は終了!
たった1週先の展開さえも予測できなさすぎるこの状況、本当に面白すぎます。
正直、人生何十年か生きてきて、今が一番面白いマンガ読んでると確信できますよ。
オレは今なんだよ!!






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