やってまいりました1年7ヶ月ぶりの冨樫神復活祭!!
待望の連載再開、ハンターハンター第411話「発表」の感想・考察です。
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ハルケンブルグ in バルサミルコ
まずは軽く(軽くなるわけがないんだがw)連載開始直前のおさらい。
特殊戒厳令が発動し、第1王子ベンジャミンが「チーッス、乗っ取りにきましたー」と司法局にやってきたところでした。
さらにその際、ベンジャミンの命が残り10時間も無いという衝撃の事実と、それによって現在のベンジャミンの目的は「即座に王位を継承する → 非嫡出子(事実婚の妻との間にできた子)にすぐさま王位を継承させる」へとシフトしたことが判明しました。もう完全に覚悟キメキメです。
しかし今回の連載再開は、特殊戒厳令発令前にやや時間をさかのぼってのスタート。
第9王子ハルケンブルグが「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」で、第1王子私設兵隊長・バルサミルコの肉体を乗っ取っている状態です。
そしてなおかつ、ハルケンブルグの肉体はすでに死んでいる。
こうなるとバルサミルコの魂はただちに戻ってきて、バルサミルコの肉体の中でバルサミルコとハルケンブルグ両者の魂がイチャイチャと同棲し始めます。
かつ権限的にはバルサミルコ>ハルケンブルグとなり、ハルケンくんにとっては大変不利な状況。
これを防ぐため、ハルケンブルグは催眠剤を服用し、10時間ほどバルサミルコの魂を眠らせている状態。
要するにまとめると、ハルケンブルグがバルサミルコの肉体を自由にできるのはあと10時間ほどということです。
ここから、前回の連載期間で描かれなかった「ハルケンブルグ自身が命を落とすことになった毒物を、ベンジャミンにも食らわせる」ところが描かれるはずです。
第2王子カミーラの私設兵サラヘル、念講習会へ
クラピカの開催する念講習会には、第2王子カミーラ陣営は参加しませんでしたが、第2回からはサラヘルが参加することに。

それもそのはず、コミックス37巻収録、第389話にて。
- 彼女らは「不可持民」と呼ばれる、奴隷以下の身分の出身
- カミーラは不可持民らを拾い上げ、私設兵にすると同時に人権を与えた
- その恩義に忠実な彼女らは、特有の能力「つじつま合わせに生まれた僕等(ヨモツヘグイ)」を育てている。これは自らの命と引き換えに対象者を呪い殺す能力である
- そしてこのサラヘルは、第14王子ワブルを呪い殺す担当である
ということで、彼女が1014号室に行くのは当然。
よりターゲットであるワブルに近づけば、呪いの威力も精度も高くなる大チャンスなのですから。
ところで、ここで2つほど確認しておきたい会話があったので、そこはしっかり押さえましょう。
除念師探しは必須だから どうしても早目にあぶり出したいわ
まあ いないに越した事はないけど いる前提で探しておかないと
除念師のタイプによってこちらの対応をかなり変えないとだし
これは、「つじつま合わせに生まれた僕等(ヨモツヘグイ)」による呪殺が、除念師によりぬるっとキャンセルされることを警戒しているわけですね。
なのでもし除念師がいるなら、能力発動の前に無力化しておきたいという狙いでしょう。
その場でねじり殺す
そうなったら私の後任はカコで宜しく
カコさんは、第9王子ハルケンブルグの呪詛担当の女の子です。女の子ですよ!!

ハルケンブルグはもう別件で死んじゃったので、彼女の手は空いているから、彼女を後任にするということですね。
そして今週の実に味わい深いひとコマ。

冨樫先生、言葉の誤用にめちゃくちゃ厳しいですよね笑
以前にも「役不足」とかありました。
ということでこのコマは、実に「冨樫先生の帰還」を味わわせてくれた趣深い1コマです。
「本来」とは、「あるべき姿」をさす言葉。
なので「本来」を「素のわたし」的な意味で使うのは間違っているぞよ、とこのババアは言っているわけですねー。細けぇことはいいんだよ!
1014号室 たのしい念講習会 第2回
ということで第2王子カミーラ陣営も参加して、第2回チキチキ念講習会が開催~!パフパフ
サラヘルの他に特筆すべき点としては、第4王子ツェリードニヒ陣営よりギッパーさんが参加したことに注目です。
ボークセン達の隊長さんですね。彼女らとの愉快な掛け合いを見るかぎり、第4王子陣営とはいえ信頼していい人物なような気はしますが、それはキルアが水見式をしたあとの水のように甘い考えでしょうか。
同じく第4王子陣営の、頭にルンバを乗せたような男ダンジンさん。
彼のつぶやいた「せっかく「土産」の件がうやむやになってんのに」とはコミックス第36巻収録、第376話のことです。

クラピカの念講習会に参加するにあたり、ツェリードニヒは「念能力者により、私設兵が操作された状態で帰ってくること」を警戒していました。
その上で、引き続き講習会に参加するダンジンさんには、「操作されていないことを証明する土産が必要だ」と釘を刺していました。この件のことですね。
継承戦をも左右し得る「念に関する重大な情報」、開示
第3王子チョウライも気にしていた「継承戦の結果をも左右する 念に関する情報」を、まさかのここで開示するクラピカ。

カキン王国の王位継承戦、それそのものが実は、念能力をシステムの根幹としたイベントであった!!とクラピカは語ります。
具体的には、「たった1人の生き残りを選別し、それ以外は死ぬor離脱」という大変な犠牲がつきまとう行為。その犠牲こそが念の「制約と誓約」になっているため、無事に次期王を選別できた暁には、リスクのリターンとして盤石なる国家繁栄がもたらされるとのこと。
一方で大きなリスクとはつまり、成功したときのバカでかいリターンに目がくらみますが、失敗したときのダメージもまた図り知れない。
そのリスクとは「期間」が限られていること。
つまり、ブラックホエール号の渡航期間である2ヵ月間(残り約1ヵ月半)で継承者を確定しなければならない。
そしてその制約と誓約を破ってしまった場合は…
ホイコーロ一族が国王の座から陥落する!
ということでした。
これはすなわち逆に言えば、王子が複数名生き残ったままタイムアップを迎えたとしても死などのペナルティはない。
国王一族という絶対的権限こそ失うものの、血の繋がった者同士の争いからは離脱できるということ。
そしてこれこそが、ワブルなど下位王子の目指すゴールと言えるでしょう。
それにしてもクラピカ、念を習得してそこそこなハズなのに、念への精通っぷりがハンパないですね。
もともとの頭の良さもありますが、それに加えて自分自身も「制約と誓約」に関しては超がつくほどのヘビーユーザーですからね。
そこらへんの理解は身をもってよくわかっているのでしょう。
第14王子ワブルは 継承戦の資格なし!
さらにクラピカによるブッコミは止まらない。滝沢ガレソかよってくらいブッコんできます。
なんとここへきて、第14王子ワブルは継承戦の資格を有していない!との爆弾発言。
来週にはなぜそうなのか、ネタバレされちゃうかもしれないので早いとこ考察しましょう。
そもそも、王位継承の資格とはなんなのか?を押さえる必要があるでしょう。
こちらは第401話にて、オイト王妃が語りました。

継承戦に参加する王子の条件は「ナスビーの正室の子」であること。
「ナスビーと正室の子」ではなく、「ナスビーの正室の子」というところがミソ。
つまりなんと…!
父親がナスビーである必要はない
ということなんですよ。驚いたことに。
その証拠として、先のオイト王妃の発言「確かに父親の方は…」です。
「確かに父親の方は(継承権には関係ない)…」ということですね。
実際にこの時の会話は、「王子の中に、ビヨンド=ネテロの子がいる」という話の流れの中でした。
なのでオイト王妃に確認し、「父親がナスビーであることは条件ではない(=ビヨンドの子であっても王位継承権はある)」という場面でした。
さて、話を戻して。
なぜワブル王子に王位継承権が無いのか??
先ほどのオイト王妃の証言からすると、
- ワブル王子は、オイト王妃の実の子ではない
- オイト王妃は、ナスビーの正室ではない
このどちらかであるという理屈になります。
どちらが可能性としてあり得るか…
1.は、そう言われてみるとあり得なくもないかも。
ワブル王子とオイト王妃、髪の毛の色がまったく違いますから。
2.はどうでしょうか。
オイト王妃がナスビーの正室でないのなら、どうしてこんな超VIP待遇を受けているのかって話になりますし。
けれどもこちらに関しては、「後で正室から外された(離婚した)」という後手対応も可能なんですよね。
つまりどっちもあり得るかなぁ、今のところは…
そしてラストコマのオイト王妃の表情もまたヒントになるかもしれません。
なぜワブル王子に継承権が無いのか?僕の予想
僕の予想ですが、「2. オイト王妃は、ナスビーの正室ではない」説で行きたいと思います!!
さらに言うと、「ナスビーの正室ではない」ではなく、「ナスビーの正室ではなくなった」が正しいとにらんでいます。
説明しましょう。
第403話で、クラピカはオイト王妃にひとつお願いしました。

同じ話のラストにて、このクラピカのお願いは「フウゲツからオイト王妃への手紙を公開する」ためのお願いだった、ということが明かされました。

しかーし、これがミスリードの可能性大!!
いいですか?
繰り返しになりますが、今週ラストの放心状態ともとれるオイト王妃の表情、これが大ヒントなんですよ!!

じゃあ、答え言っちゃうよ~~??
答:
クラピカはオイト王妃とワブル王子を継承戦から安全に離脱させるため、「継承権を失うこと」を目指した。
しかし、継承権を自ら放棄することはできない。
そんなことをすれば、子も母も速攻でカキン軍に「ハント」されて終了。

そう…
自ら継承戦の放棄はできない…
ならば!!!
「自ら」ではなく、「事故で」継承戦を失えば良い!!!
どうやって???
ここで、先ほどのクラピカの「許可して頂きたい事」と、今週のオイト王妃の放心した表情がリンクするのです。
すなわち、
クラピカとオイト王妃は、濃厚S●Xをした
これがファイナルアンサーです。
こうすることによって、オイト王妃はホイコーロ国王のものではなくなった。
あの強欲な国王が、他の男と行為をした女を正室に置いておくはずがありません。即ポイーに決まってます。
となれば、オイト王妃は正室ではなくなり、ひいてはワブル王子も「正室の子」という王位継承条件から外れる道理。
よって安全に王位継承権から離脱できる。
少なくとも他の王子からすれば、ワブル王子を殺す理由は無くなった。
…という大胆な予想ですが、どうでしょうか?
20%はネタも入ってますけど、わりとスジは通っているんじゃないかと思います。
いやはや何にしても、こうして考察する楽しさが帰ってまいりました!
冨樫先生の心の中に想いを馳せながら最新話を考察していく
漫画ブログの醍醐味だよ






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