【ジャンプ本誌】2026年第2期新連載の感想と第1期新連載の現状について

スポンサーリンク
ジャンプ本誌新連載レビュー
スポンサーリンク

今年に入って何年ぶりレベルでジャンプ本誌を読むことになって、新連載も追うことができていますので。
週刊少年ジャンプ本誌の新連載について、個人的に思うことを無責任にただただ語ります。

前半パートでは2026年第2期に始まった3作品の打ち切り危険度予想を。
後半パートでは、2026年第1期に始まった3作品の現在地を見ながら感想を、それぞれ書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

前半:2026年第2期新連載の打ち切り危険度予想

2026年第2期に始まった新連載は以下の3本。

  • ロクのおかしな家(2026年4月6日 連載開始)
  • 夏と蛍籠(2026年4月13日 連載開始)
  • 2年B組 勇者デストロイヤーず(2026年4月20日 連載開始)

以下の5段階で打ち切り予想していきます。

☆☆☆☆
星1つ
当面は連載安定まちがいなし
看板クラスに育つまである
★★☆☆☆
星2つ
当面は安定、ただし油断は禁物
★★★☆☆
星3つ
どちらにも転びうる
★★★★
星4つ
打ち切り濃厚、ワンチャン回避できるかも
★★★★★
星5つ
打ち切り不可避

ロクのおかしな家/中村充志 先生

打ち切り危険度予想:★★ (打ち切り濃厚、ワンチャン回避できるかも)

現在、第3話まで掲載済み。

ジャンルとしてはドタバタホームコメディとでも言えばいいのかな?
ジャンル的には現時点のジャンプ本誌ではかぶるライバルがいないですね。そこは多少有利に働くかもしれません。
本来ならばWITCH WATCHがそうだけど、今はまさに絶賛シリアス展開の真っ最中ですもんね。

作者の中村充志先生は、過去にジャンプ本誌での連載経験もあるということで、ふつうに読めるクオリティには仕上がっていると思います。

が、それ以上のパンチ力に欠けるかなぁという印象ですね。
ちょっと今の連載陣の中に食い込んでいくだけのパワーはないかな。

特にツッコミのワードセンスで笑いをとっていくような意図がところどころで見られます。
ここは現実のお笑い芸人の流行を取り入れている感じかなと思うんですが。
霜降り明星・粗品さんとか麒麟・川島さん、千鳥・ノブさんのような大喜利的ツッコミ、流行りですよね。

ただ個人的には、もうそういうツッコミは本職のお笑い芸人さんたちで事足りてるんだよなぁと思ってしまいました。
そもそも芸人さんと比べるとさすがにパワー負けして当たり前ですしね。

ただまぁ、この先生きのこる道が全部閉ざされているかといえばそうでもなくて。
第3話のように人情系に転がしてもいい味出てますし、女性キャラの幸子さん、アルトラさんも今のところ出番は少ないですけど、かたや黒髪ロングのセーラー服、かたやゴスロリ少女と、ある種のツボを押さえている。彼女たちの活躍次第では、アンケ票をGETできるかもしれません。
いざとなったらバトルに転がす下地も出来てるっぽいですしね。それが成功するかどうかはさておきですけど。

夏と蛍籠/里庄マサヨシ 先生

打ち切り危険度予想:★★★★ (打ち切り不可避)

現在、第2話まで掲載済みのバスケットボールマンガですが、これは早々に厳しいなという感想を抱いてしまいました。

まず第1話。
主人公の瑞原蛍輝(ケーキ)は中学生時代最後の試合、26回もパスミスしてしまった。
そこで自分には決定的に才能がないと自覚し、高校ではバスケをしないつもりでいた。

…という導入部なんですが、
「実は主人公には驚異的なパスセンスがある」
「周りがそのセンスについてこれなかっただけ」
「彼のパスセンスについてこれるプレイヤーがいれば、一気に輝ける」

これがあまりにも見え見えすぎましたね。
第1話でのケーキの覚醒に、意外性があまりにもなさすぎでした。

そしてケーキがゲームに出場してからの態度も大きなマイナスポイント。

試合中に相手と喋るなよ!とは言いません。
それ言い出したらほとんどのスポーツマンガが終わっちゃいますからね。

ただ、相手を煽るようなセリフはちょっと僕はネガティブに捉えてしまいました。
彼のファーストプレー、パスとみせかけてドリブルで相手を抜く際の「ああ…ごめん つられた?」
最後にもまたパスと見せかけて、既にパスを済ませていたシーンの「ごめん つられた?飛んで火にいる夏の虫

即刻退場でいいだろこいつ…
飛んで火にいる夏の虫(ワラ はきしょいて。

そしてそして、ここからが長くなります笑
これは持論かつ仮説にすぎないんですが、

・ジャンプでは、過去にヒットを記録したマンガと同じスポーツは原則もう当たらない
・ただし、リアル系とトンデモ系は別枠として扱う

というものがあります。

例えばサッカー。
ジャンプのサッカーといえば出る作品出る作品、呪われてんのかってくらい全滅するというジンクスが有名ですよね。

僕の仮説に当てはめると、ジャンプには言わずと知れた「キャプテン翼」がトンデモ系サッカー枠に君臨しています。なのでトンデモ系サッカーはもう、よっぽどじゃないと当たらない。

一方、リアル系サッカーは「ホイッスル!」がありますね。多分あれ以降リアル系サッカーも当たっていないんじゃないかな。

野球もトンデモ系の「Mr.Fullswing」、リアル系の「ROOKIES」以降はどちらもヒット作が出ていないような気がします。

思うにこれは、最初にそのスポーツを取り扱ったマンガは「知る楽しさ」という初回特典を受けられる強みがあると思うんです。

キャプテン翼の連載時は、サッカーはJリーグもまだなく、マイナーな競技だったそうです。
だからこそ逆に読者の大半はサッカーという競技を、「マンガを通して初めて知る」面白さという恩恵を受けられた。

このケースに該当するマンガとしては、「アイシールド21」が1番わかりやすいでしょうか。

僕はアイシールドはリアタイで体験できた世代なんですが、9割超の読者が「アメフト?知らんて。ラグビーと何が違うの?」状態でしたからね。
そこから始まって、マンガを通して少しずつ読者もアメフトというスポーツを知っていく。
知っていけば知っていくほど、試合描写が面白くなっていく。
もちろんマンガそのものの面白さがあってこそですが。

話が長くなりました。
話を戻しますが、この理論で行くとバスケはもう相当厳しいと思うんですよ。

リアル系は説明不要の超名作「SLAM DUNK」。
トンデモ系もご存知「黒子のバスケ」があります。

ましてや「パサーの主人公 & 長身エースプレイヤーのバディ」というのは黒バスとモロかぶりですし。

もちろん何を描くかは作者さんの自由ですし、こんな僕なんかの仮説を吹っ飛ばすほど面白いマンガを描けばいいだけの話ではあります。そこを否定する気持ちは一切ありません。

ただ、どうしても僕ら読者は過去のヒット作を読んでしまっていて、無意識的に比べてしまうので…スタートから苦しい船出だなとは思っています。相当うまくやらないと、20週さえ難しいかなというのが僕の予想です。

2年B組 勇者デストロイヤーず/空知英秋 先生

打ち切り危険度予想:★☆☆ (当面は安定、ただし油断は禁物)

現在、第1話まで掲載済み。
「銀魂」の空知先生の帰還ということで、この号が配信された0時にはジャンプラが落ちるという事態も。
いかに空知先生が期待されているかの表れでしょうね。

ということで、どうしても「銀魂」と比較してしまうという難しさはついて回る中での新連載。

まず久しぶりに読んだら、「空知先生、こんなに画力高かったっけ?」という驚きがありました。
僕は一応、銀魂の連載開始〜中盤ぐらいまではリアタイ体験していたんですが、もっと荒かった記憶があるんですよね。
正直、セリフの多さと相まってかなり読むのにエネルギーを使ったものですが、その点今作はかなり改善されています。これは大きい。

設定としては「勇者・魔王」モノかつ「異世界からの転生」モノ。

本来なら、もうお腹いっぱいでゲロ吐きそうになるところですが、”空知節”という圧倒的オンリーワン性がそれを払拭しているように思いました。
空知先生のセリフ回しを楽しみにしているので、設定なんか割となんでもいいんですよ。
こういうところは長期連載者ならではの強みかな。

そんな楽しみにしていた”空知節”は、第1話で遺憾なく発揮されていたのではないでしょうか。
執拗に肩パッドいじりを擦り続けるところとか、新連載1発目から思いっきりウンコネタに走るところとか。

ただ、ボケとツッコミの数こそ多かったけど、1発1発の威力はあんまりでしたかね。個人的には。
ギャグだけ切り取ったら、結局は序盤の肩パッドいじりが瞬間最大風速だったように思います。

Xの感想ポストをささっと見てみても、空知先生の復帰に歓喜極まる人もいれば、あれっ?こんなもん?という人もいました。

まぁ空知先生の本領発揮はマダオのような面白いサブキャラが増えてきてからなので、ここからの伸びしろは全然あるでしょうけど。
油断してるとサムライ8みたいなことになりかねませんからね。
ここは人外魔境の週刊少年ジャンプですからね。

後半:2026年第1期新連載の現状について

UNDER DOCTOR/谷本今日 先生

2026年1月26日に連載スタートしたUNDER DOCTOR

第1期3作品のなかでは唯一センターカラーももらっており、現時点の最新号でも中盤あたりの掲載位置にいます。

医療モノとしてはなかなかディテールがしっかりしていて、そこはしっかりウケている印象です。
個人的には第1話がよかったですね。
飛行機の中でおじさん医師が致命傷を負ってしまう。
おじさん医師は医師として、自分の命は見捨ててくれと主人公ハイジに言うが、ハイジにとっては目の前にいるのは「手術が必要な患者」、それ以上でも以下でもない扱い。ゆえに「命を救う」一択。
このプロフェッショナルに徹する主人公ハイジはよかったです。

一方で第1話からバトル要素を取り入れていて、まぁそれはいいんですが。
主人公ハイジの必殺技が、全身の急所名を叫びながら放つ八卦六十四掌っていうのがちょっと近年まれに見るダサさ。

最近はよりバトル寄りになってしまい、せっかくの医療ドラマが失われているのも個人的には残念です。

最短の打ち切りは回避できても、その先は厳しいかもしれないですね。
他作品の状況にもよりますが。

回撃のキナト/雨宮ケント 先生

2026年2月2日に連載スタートした回撃のキナト

まぁ…ギルドモノですね。
なろう系と言ってもいいのかな。僕みたいなおっさんにはもうこれだけでゲップがヴォエ゛!!って出ちゃうんですよね…

世に数多あるギルドもの、なろう系との差別化は、主人公が整体師で、マッサージ魔法を使った後衛キャラというところ。
とはいえ特段めずらしいものでもなく、今のところパッとしないまま掲載位置も最後方に来てしまっている感じですかね。

最近はマッサージを自らにかけることで限界以上の身体能力を引き出すという奥の手、平たく言えば界王を披露していますが、まぁこれもいつかはやるだろうねと思っていたこと。
申し訳ないけどずっと真顔キープで読み続けていますね。
次の打ち切り対象からは逃げられないでしょう。

一時期はマッサージをうけた女性キャラが身も心もトロける演出が若干ウケてたけど、それも最近は見られないしなぁ。
そっちの路線を追求してもよかったかもですね。食戟のソーマみたいに。

エイリアンヘッドバット/犬居彰 先生

2026年2月9日に連載スタートしたエイリアンヘッドバット

少年誌ではなかなか見ないプロレスものということでワクワクしていたんですが、まさかの異星人侵略という。まぁタイトルにそう書いてあるんですけど。

こちらも最新号ではなんとドベ。
1週先に始まったキナトよりも下の位置に来てしまいましたので、次の打ち切り候補筆頭でしょう。

読んでいて思ったのは、なかなか話が進展しないというところが大きなマイナスでしたね。
地球に降り注いだエイリアンたちは一体なんなのかとか、主人公オウガの家族は無事なのかとか。
そのへんの話がなかなか進展せず、ただただエイリアンに襲撃される→撃退するの繰り返しになってしまったのは痛かった。

あとはせっかくのプロレスという要素もあまり活きていない気がしますね。
もちろんプロレスの技は出てきますし、迫力は十分。
そしてプロレスラーならではの打たれ強さも活かされていますが…

そういうプロレスラーのスキル的なところだけじゃなくて、エンターテインメントとしてのプロレスのよさをもっと作品に活かすという方法もあったのかなと。

とにかくこの作品は人間の登場人物が少ない(エイリアンに襲われ、拘束されているからですけど)。
そんなことはせずに一般人をもっとたくさん出して、みんなの声援を一身に受けて戦うプロレスラー像をもっと見せてくれてもよかったのかなぁと思ったりします。

シンプルに考えて、子どもたちの声援に立ち上がり、どんなに傷ついても敵に勝つ主人公。
そっちのほうがかっこいいし、敵を撃破したときのカタルシスも大きかったのかなと。

総評

ということで、2026年第1期の新連載は非常に厳しい。
恐らく連載1週年の壁を超える作品はなさそうです。

けど今の漫画家さんってホントにみんな絵がうまいですよね。
最悪、原作者についてもらって再起を図ることは全然できそうです。

もちろん打ち切りが確定したわけではない?かどうかも真実はわからないですけど、それぞれ悔いを残さないように最後までがんばってほしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました