毎月月初は、少年ジャンプ系コミックの発売日です。
漫画家さんにとっては、作品の存続がかかった重要な数字が出る、まさに審判の日。
それぞれの売り上げから、現状を振り返ってみたいと思います。
まえおき
ここから先、コミックスの売れ行きについてはAmazonランキングを参考にします。
そしてこのデータは2026年5月4日のものです。
当然、世の中の書店すべてを網羅したデータではないので、あくまでも参考程度に捉えて頂ければと思います。
ジャンププラス
1. ガチャンキイ【2】/下元朗 先生
今月は第1巻がリリースされた作品は無し。
ということで既刊情報のみとなります。おもんないけどしょうがない。
まずは火曜連載中のガチャンキイ 第2巻。
第1巻は2026年2月に発売され、少年マンガ部門 第656位。
独特すぎる絵柄とワードセンス、そして主人公サゴのルフィ並みにでっけぇ器が見どころで、激戦区の火曜連載陣においても中堅をキープしている印象ですが。
第2巻の売り上げは…?

少年マンガ部門 1,812位
う~ん、正直これは苦しいなぁ。
連載の存続に影響を及ぼすレベルでしょうこれは。
現在レジスタンス編が佳境を迎えていますが、下手したら第1部完で終了もあり得る。
こういう一部の層には深く刺さるタイプのマンガ、個人的には大好きなんですけどね。
2. 金のなる森【2】/俵京平 先生
続いては、月曜連載中の金のなる森 第2巻。
第1巻は2026年2月に発売され、少年マンガ部門 第3,257位。
どう見ても打ち切り確定コースな数字に終わってしまいました。
実際に最近の連載では、ストーリーがあからさまに巻きに入っています。
毎回の内容は決して悪くないんですけどね。勢力が3つ、4つ入り乱れる複雑な戦況を、破綻なくうまく描けているなぁと感心しているんですが。
それだけでは売り上げにつながらないのがマンガの厳しいところか。
さて第2巻の売り上げは…?

少年マンガ部門 1,770位
おや?
1巻と比較してかなり上昇しましたね?なんとガチャンキイ2巻を上回りました。
さては表紙のドジっ娘エルフのオパーイに惹かれて買った紳士諸君が多いのではないかね?
たしかにこのドジっ娘エルフはかわいい。それはまごうことなき事実ではある。
最近は主人公ロドリと別行動を取っていて、とんと出番ないけどね笑
3. 来見沢善彦の愚行【2】/ときわ四葩 先生
続いては土曜連載中の来見沢善彦の愚行 第2巻。
第1巻は2025年12月に発売され、少年マンガ部門 第319位と上々の発進となりました。
第2巻はマリ子さんの登場から、つい最近の来見沢善彦による監禁事件までを収録。
この展開にコミックス派の人は驚いたのではないでしょうか?
そんな急展開の第2巻、売り上げは…?

少年マンガ部門 456位
注目の第1巻からおよそ半年が空いてどうかな?と思ったんですが、読者離れはあまり起きなかったようですね。
この2巻の内容を読めば、まず3巻も手に取るとは思いますがどうでしょうね。
既にストーリーはクライマックスの兆しも見せており、次巻が最終巻になる可能性も高いです。
そもそも作者のときわ先生が、比較的短い連載になるということを早い段階でおっしゃっていましたし。
4. あらばけ!荒吐グングンパーク【2】/うすた京介 先生
続いては金曜連載中のあらばけ!荒吐グングンパーク 第2巻。
第1巻は2025年8月に発売され、少年マンガ部門 第758位。
隔週連載とはいえずいぶん間が空きましたね。はっきり言ってうすた先生のやる気のなさが伺えるような気もしないでもないです。
積もる苦言はさておき、ここはとりあえずランキングのほう見ていきましょう。

少年マンガ部門 2,853位
はい、ガクッと落ちましたねー。
完全にうすたファンだけが買っているんでしょう。
作中では既に打ち切り決定したかのようなメタ発言もありましたし、次巻でサヨナラですかね。
主人公グンゼが人として不快なことは置いといても、まぁとにかく面白くない。
前述のメタ的なネタもあまりに乱用しすぎてダダスベリしてますし。
掲載間隔も空きすぎ、ページも少なすぎ。
違ってたら申し訳ないですけど、とにかく露骨にやる気がないですよね。
言いすぎかもしれませんが本当に”枯れた”と思います。
5. 野球・文明・エイリアン【4】(完結)/へじていと 先生(原作)、山岸菜 先生(作画)
続いては野球・文明・エイリアン 第4巻(完結)です。
第1巻は2025年9月に発売され、少年マンガ部門 第322位。
第2巻は2025年12月に発売され、少年マンガ部門 第255位。
第3巻は2026年3月に発売されたばかりで、少年マンガ部門 第283位となかなか立派な結果。
売り上げは順調そのものと思われていましたが、まさかの今巻が完結巻。
個人的にこのやきゅが残してくれたデータは衝撃なんですが、まず先に4巻(最終巻)の結果を見てみましょう。

少年マンガ部門 489位
3巻から多少落としたものの、3桁キープのままフィニッシュ。最後まで立派でした。
いやぁそれにしてもこの数字で4巻終了とはね…ちょっといまだに信じられない。
もちろん打ち切りではなく円満終了の可能性もあるかもしれませんけれども。
終わってしまったのは仕方ないので、へじていと先生、山岸菜先生の次回作を期待して待ちましょう。
6. MAD【7】/大鳥雄介 先生
続いては火曜の中堅、MAD 第7巻です。
データ取り始めたのは第6巻からなのですが。
第6巻は2026年1月に発売され、少年マンガ部門 第455位という数字でした。
今回は主人公ジョンの覚醒や、頼れる男アルダさんが味方に加わったりと、連載を追っていた体感としても明らかに過去イチの盛り上がりでした。そのあたりも追い風になったのでしょうか?

少年マンガ部門 91位
やはり大幅にランキングを上げてきました!しかもついに2桁突入!
これは絶好調ですね。
火曜日はダンダダン、サンキューピッチというダブルドラゴンがいるのでどうしても中堅っぽい位置づけになってしまいますが、すごいぞMAD。
木曜、金曜あたりなら看板張ってるでしょコレ。
週刊少年ジャンプ
ここからはジャンプ本誌です。
こちらも第1巻リリース作品はなし。
個人的に気になった(というか買っている)2作品のみピックアップします。
12. さむわんへるつ【3】/ヤマノエイ 先生
まずは、さむわんへるつ 第3巻。
第1巻は2026年1月に発売され、少年マンガ部門 第93位。
第2巻は2026年3月に発売され、少年マンガ部門 第12位。
と来て、またも中2ヵ月でのリリースとなります。ヤマノエイ先生大丈夫か…??
と、若干先生の体調が心配になる中、第3巻の売り上げをチェック。

少年マンガ部門 49位
はい、第2巻から若干数字は悪くなりましたが、まぁ誤差でしょう。
そのときの競合にも左右されますしね。とにかく売れているのは間違いない。
改めて考えても、よく深夜ラジオという題材でこれだけヒットしたよなぁ…
これじゃ「バトルじゃないと売れない」なんて言い訳はできませんね。
13. 呪術廻戦≡(モジュロ)【3】(完結)/芥見下々 先生(原作)、岩崎優次 先生(作画)
今月ラストを飾るのは、呪術廻戦≡(モジュロ) 第3巻。最終巻です。
第1巻は2026年1月に発売され、少年マンガ部門 第1位。
第2巻は2026年3月に発売され、少年マンガ部門 第1位と、さすがの絶対王者っぷり。
ラスト第3巻ももちろん…?

少年マンガ部門 1位
有終の美でした。
ダブラvs魔虚羅がキャンセルされたり、伏黒や藤堂が出てこなかったりと多少のモヤりはあるものの、最後に美魔女と化した釘崎と虎杖の会話(あとパンダ先輩)が見れただけでも個人的にはおつりが出ます。
両先生お疲れ様でした。呪術廻戦の世界はこれで終了かなー。それはそれで寂しい。
今月の売り上げチェックはここまで!!
総評 & 次月発売のコミックス
ということで、今月はMADの躍進、野球・文明・エイリアンは最後まで愛されて完結といったところがトピックスでしょうかね。
最後に来月の予告です。
2026年6月に第1巻がリリースされるのは以下の通り。
ジャンププラス
- にこにこ元気☆ハッピーちゃん【1】
- ニシトーキョーメタルブラザーズ【1】
- 殺戮ロボと人のマナカ【1】
- 打ち切られ漫画家と同人女【1】
- 伴天連怪談【1】
- 無敵のスバル【1】
ジャンプ本誌
- UNDER DOCTOR【1】
- 回撃のキナト【1】
ジャンプラは今月ゼロだった反動もあってか、めっちゃ多いですね。
けどどれも正直パッとしないかなぁ。ハッピーちゃんがワンチャン3ケタに食い込めば御の字くらいかな。
んで伴天連怪談ね…すっかり忘れてたぜアンタ。
ジャンプ本誌は2026年第1期新連載の2作品が登場。
エイリアンヘッドバットは次月ですか。せっかくだから3作品で誰が一番つえぇか決めてほしかったですけど。
キナトは苦戦必至でしょうけど、アンドクはどうでしょうね…
3兄弟で唯一センターカラーを勝ち取った実績を持っていますが。
続刊系は以下のものを取り上げる予定です。
- 人喰いマンションと大家のメゾン【4】
- こわいやさん【4】
- 天傍台閣【5】
- ドラマクイン【6】
- サンキューピッチ【6】
- チェンソーマン【24】
- ダンダダン【24】
それではまた来月。














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