ジャンププラス連載陣の最新話を読んだ感想を書いていきます。
ネタバレあり、忖度なし。
歯に衣は着せない方針でやっていきますのでご注意ください。
月曜日
ドラマクイン 第32話「くたばれ③」
ケントゥリアとドラマクイン、やっぱりPV数はどちらも大きな差はないんだよねぇ。
「次にくるマンガ大賞2025」の順位は大きな差がついてしまったけど、それはやっぱりマンガのジャンル的な問題によるもので、ドラマクインはしっかり月曜の準看板クラスの働きはしていると思ってます。
さて本編。
背骨ちゃんのフルネームは「近衛つばさ」と判明。
そんな背骨ちゃんの濃厚過去エピソードがスタート。
背骨ちゃん…お前はオレだ…
背骨ちゃんのクソひん曲がった性格に強くシンパシーを感じました。
特に本屋のくだりよ。
以前にノマモトと「今日が一番若いって言いがちなベンチャー社長」をいじってたけど(確か)、あれは超ひねくれた背骨ちゃんの性格があってのネタだったんですね。
僕も背骨ちゃんみたいにいちいち気にしなくていいことが気になるんですよねー。
ひとつ例を挙げると、バラエティ番組でよくある録音笑い。
女性観客の「あぁ~」「へぇ~!?」「アハハハハ」の音声のアレです。
いちいちそういうの入れなくても、へぇ~って思ったときはへぇ~ってなるし、面白い時は笑うから!!
そういう女性観客の声で、視聴者を誘導しないでもらえる?って思うんですわ。
ね、面倒くさいヤツでしょ!?笑
けどさすがに他人を見下したいまではなかったな…
背骨ちゃん、相当生きづらそうな人生ですね。
ラストは母が惨殺されているところにイグラスカル登場。
ただ、まだイグラスカルの仕業かどうかはわからないですね。
イグさんはミスリードで、実は宇宙人に殺された線かなぁ。
火曜日
ダンダダン 210話「儀式の後」
だーかーらー、何度言わせる気だよこのマンガは?
背景の描き込みエグすぎんだろ…
今週は旅館、病院、神社と場面が3カ所に切り替わるお話だったけど、それぞれもれなく描き込みが鬼すぎる。
今週は背景の量も質も歴代トップクラスの仕事量だったんじゃないかな?
ストーリーのほうは、モモちゃんは復活したかと思ったら記憶喪失かぁ。
記憶退行といったほうが正しいのかな。
怪異に触れるようになって以降の記憶、つまりダンダダン最初期、ターボババアと出会ってからの記憶がなくなったのかな?
だとするとオカルンは完全に知らない人になってるな…
逆に言うと記憶が戻った瞬間はドラマティックにオカルンと接吻でもするフラグか?
MAD 第33話「襲来」
剣士アルダは体内に爆弾を仕込まれてしまったため、ヤズール教に逆らえなかった。
…これもう仲間になるフラグがビンビンじゃね?
過去エピソードも明かされて、子どもの命を救おうともして(結果、逆に子どもは死んでしまったけど)。
少なくとも共闘はしてくれそう。
敵幹部の個性も少し見えてきました。
ルオちゃんはやっぱり妙なかわいさのあるキャラだ…生き残って、あわよくば仲間になってくれないかな。
セリオスはキモいから適当に殺されたらいいや(ヒドイ
カラダ探し THE LAST NIGHT 第11話
岬「強いってなんですかね?」
いや…そんな急にはじめの一歩みたいなこと言われても…笑
あとラストページ1コマ目で倒れ込む高広がすごい勢いで土下座してるみたいで笑
限界OL霧切ギリ子 第53話
開幕のえっえ~!?でワラタw
パロディが細かいんだよ!!
次回、ついに番外編!
僕の記憶が正しければ、連載開始から休まずここまで来たからね。
さすがにコミックス発売直前だし、ここいらで休憩か。
…って番外編かよ?たまには休載してもええんやで?
水曜日
チェンソーマン 第215話「宣戦布告」
劇場版チェンソーマン レゼ篇を観てきました!
前半のデートパート、後半のバトルパートともに最高でした~。
レゼ(CV上田麗奈)のウィスパーボイスが男性視聴者を落としににかかってきていてすごかったです。みんなデンジに感情移入が止まらなくなったのでは?
マキマさんとのデートも最高だったし、なんならデートパートだけ2時間観ていたかったくらいでした。
そんなわけでチェンソーマン最新話。
ヨルちゃんマントなんか羽織っちゃって…カッコつけたい年頃なのね笑
死、飢餓を置いといて、戦争VSチェンソーマン開始。
これってもしかして第2部ラストバトルになるのかなぁ。もうあらかた登場人物は出尽くし…
…コベニ!そういえばコベニちゃんはどうした!?
こわいやさん 第24話
かえるくん、ガチの不幸体質すぎる笑
どうぶつ村のほうもストーリーが動いてきました。
囚われてしまったかえるくんですが、ここはうさぎさんが救出に来てくれるかな。
…チェシャ猫もうさぎさんも、どっちも味方には思えないけど笑
ただ今回はこわいはなしの語り部、函貝さんのほうが不憫すぎて涙出る…
何の落ち度もないのに、たまたま買った物件が呪われていて、一生そこから出られなくなるとか。
呪われた経緯を見ても、自業自得な要素は一切なく、完全に災難ですからね。
そしてそんな函貝さんを助ける気なんか最初っから1ミリもないNPC。
人の心とかないんか?ないか…
せめて…せめてテレビとかノーパソとか持ってきてあげて(ソウジャナイ)
木曜日
気になる来見さん! 第22話
来見さんの母、タコピーの原罪ばりの毒親や…
過去エピソードなのでコマの枠が真っ黒なんですが、母登場に向かっていくあたりから淀んだ感じになるのがよかったです。演出は奥が深いなぁ。
金曜日
人喰いマンションと大家のメゾン 第17話「未分別はお断り③」
最後のアオリ「この見覚えあるチャーハンは…!?」

なんなんだよ「見覚えのあるチャーハンは」ってwww
チャーハンはただのチャーハンだろ!!
つかこのマンガ、どんだけチャーハン登場させるんだよ笑
もう僕ね、このマンガでチャーハンが登場するだけで笑っちゃうようになっちゃったんですよ笑
…えーと、本編のほうは?なんだっけ?
マンションマンが少なくともどうやって生まれてくるかわかったと。
そしてどうも村長?だかなんだか忘れたけど、あのジジイが黒幕?
少なくともマンションの真実は知ってそうですね。
血翼の猟人 第18話
あぁ最高。この香ばしさ…
本当に僕ね、大好きなんですよ、漫画のキャラに権威を持たせたいがために、とりあえず
「汝、〇〇なり。我、〇〇せん。」
みたいな謎に古の口調にさせちゃうやつ!!
この香ばしさ、たまらんぜ…
血翼は全体的に王道な展開をひた走っていくので、こういう古き良きマンガ的表現も踏襲してくるのが大好きです(皮肉じゃなくて本当に)。
前回の「かの方」の件もそうですけど。
さて、次の任務ということで。
赤熾とネネトは引き続きバディで行動。
…ついこないだ「チェンソーマン レゼ篇」を観たばかりのせいか、この2人がバディ組むとなるとアキとパワーに見えてしゃあないです(アキとパワーは別にバディじゃないけど)。
そして今回はもうひとつのバディと組んでの任務ということでね。
名前の方がね、樂鳴ドーマと剣咲ニコタね…
だぁからぁ!変換で出てこないんだよ!
ブロガー泣かせのマンガやなぁ…
今週ラストの場面。結社にスパイがいると疑う師匠。
「会話はマキマに聞かれている」、ってやつか…
という感じで今週もどこまでも王道な血翼。正直好きです。
THE MARCIAL KING 第23話
急にカラーの海で目を惹かれました。
やっぱり絵は申し分ないんだよなぁ…
ただ上手いだけじゃなくて、スルスルっと読んでる目と手を止めるだけのものがある。
中盤の、地球に戦争の炎が灯り、次ページでは真っ赤に染まった見開きもすごかったです。
今週は画力と演出力で殴ってきましたね。
そして芹沢ナノがメカニックとして仲間入りするのはまぁ予定調和だけど、その過去エピソードはけっこう重厚で読み応えがありました。
ていうか一気に感情移入できるキャラになったな…
正直、主人公のジムよりも笑
謎に包まれていた世界観、時代背景も明かされ、今週はほぼほぼ完璧な1話だったと思います!
まだまだ盛り返すことはできるはず!
あらばけ!荒吐グングンパーク 第10話「前例のないヤツ」
扉絵オッサレー。
うすた先生の描く女性キャラって昔から妙なかわいさがあるんだよなぁ。
意外とガチのラブコメとかやったら面白いかも。
あと、途中で白鳥花さんが飲んでた超ロング缶の酒は笑いましたw
こういうのでいいんだよなぁ。
土曜日
大人大戦 第23話「優雅にモーニング食いおって」
優太郎と赤松王子、なんやかんやでいいコンビというか友人関係になってるじゃないの。
正反対の君と僕、そっちのほうが意外と相性っていいもんだよね、人間関係って。
2人は無事、三次選考「ガーデン」の10日間を高評価でクリア。
監視社会だからこそ、しかもそれが就職試験であるならばなおさら、冒頭の赤松王子のように”ぼく模範的な生活してまーす!”ってやりがちだけど。
そんな上っ面のお行儀の良さなんかより、このヒリついた環境下であっても”自然体な姿”を見せられる人間が好感度高くなる。これは当然の成り行きですね。
…ただまぁ優太郎は本当の就活生ではないから、ひとりだけノープレッシャー、だからこそ自然体でいられたっていうのはあるけど。
ラストは流川再登場。
なんかこいつ…ネタキャラのオーラ増してるぞ?笑
つかこいつらも就活生なのか?てっきり社会人かと思ってた。
来見沢善彦の愚行 第4話
この作品がアニメ化したら、副編集長は間違いなくcv若本規夫だな。ブルアアアアア
そういえば第1話でもあったけど、来見沢が電話で話している相手は一体誰だろう?
畑を騙していることも知っているとなると…
そいつと話すシーンだけ背景が真っ暗だし、これは「自分の良心」とのせめぎ合いという描写、と捉えていいのかな。
畑と小島くんの間で急遽決まった5ページ差し替え。
これ来見沢が知らないところで動いているというのが大きなポイントですね。
何か大きな事件のトリガーになりそうですね。現代みたいに携帯ですぐ来見沢に報告、ってこともできないし。
野球・文明・エイリアン 第18打席「銀河キャッチング・ガイド」
にいなさん…「難し楽しい!!」のはいいけどさ、
じわーーーっ ってなんの音?
そらもうアレよ
銀青のプルースト 第20話「夏の終わり」
20話オメ
水着回、よかったですね。扉絵カラーも。
「夏の終わり」という切なそうなサブタイトルに反してただただ楽しい時間っていう今回の話でした。
和希ちゃんの変顔も過去イチでした。
この子、変顔界のトップアスリートだろ
もうこのマンガはこのまま2人キャッキャウフフしてればいいんだけど、そうもいかないんだろうなぁ…
ここから鬱な展開になっていくのかな。ヤメテー
日曜日
ふつうの軽音部 第81話「邂逅する」
個別記事にて。
一旦カフェにしませんか?
新連載レビュー記事にて。
おかえり水平線 第13話「なつやすみ」
地味に神回。
まずはじいちゃん登場…お久しゅうございます…
秋野さんにもスイカを用意してあげるジェントルマンっぷり。
「でかいのひと玉もらって食べきれん」とさりげないひとことも忘れず。
ホントにそれはそうなんだろうけど、あえてそれを秋野さんの前で喋ることで、気を遣わせないという紳士的気配りですよ。
やっぱりかっこいいわじいちゃん…
若い頃はモテたんじゃないか?
大げさじゃなくこれ以上にかっこいいじいちゃん出るマンガ知らないんだけど。
そして秋野さん。
学校の地味モード、銭湯でのポニテ、入浴中のアップセット、湯上がりのロングヘア…
ご褒美のフルコースやろがい!!
大満足の1話でした。
それにしても…
夏休みも集まって文化祭の準備するなんて、めちゃくちゃやる気に満ちた高校生たちだね。
僕のところはそんなんなかったですけどね。
まぁ僕がクラスで孤立してたから、ただ連絡がなかっただけで、皆やってたのかもな!ガハハ!
ハハ…
モノクロのふたり 第28話「男の戦い」
サブタイトル、どーしても僕は旧エヴァの名エピソードを連想しちゃいますねぇ。
僕はエヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです!!
冒頭でサブタイトルが発表されなかったから、これはラストに持ってくるんだろうなと。
思ってたら演出が渋いですねぇ。まさに男の戦いというか。
直近でマンガの演出についていろいろ語っていましたが、まさにその実例。
世の漫画家志望の人はマジでモノクロのふたり読んだほうがいいな。勉強になるなる。
不動くんに関しては、とにかくかっこよかったですね。
「手を抜いた経験がないのでやり方がわからない」と言い切る不動くん。
そして肩がぶつかっても、その名の通り心も体も微動だにしない不動くん。カッケぇ…
普段は社会人なので、他人との「協調」を重んじて暮らしているだろうに、草壁とバチバチにぶつかり合いになっても一歩も引かない。
普段は寡黙で穏やかでも、ヤるときはヤる男。パネェっす。
GGG 第19 話「再会」 第話
ここにきてついにジジイ過去編かぁ。
そういえばまだ全然昔の話してなかったもんね。
ちなみにジャンプ界隈にはミスディレクションは周知の事実なので説明不要だゾ!
総括
今週のMVPは…モノクロのふたりかな。
ネタ枠では血翼の「汝、うんたらかんたらせん」が出てきて「これだよこれこれ~」ってなったけど。
もうすぐ10月。さすがに大量OUTしたので、来月はドカッと新連載入ってきそうだけど。どうかな?
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