ジャンププラス連載陣の最新話を読んだ感想を書いていきます。
ネタバレあり、忖度なし。
歯に衣は着せない方針でやっていきますのでご注意ください。
月曜日
どきどき職業体験(読切)/茶んた先生
サチ録をジャンプラが切り捨てやがってからが終わってからの復帰作。
待ってました茶んた先生。
ちょいちょい言ってるけど、やっぱり純正・正統派のギャグマンガって感じでいいですね!
悪くはないんだけど、どうしても昨今の流行りはパロディ、時事ネタギャグですけど、そういうのって僕的には”飛び道具”だと思うんですよねー。
誰がやってもある程度面白くなるのが保証されているというか。
なので茶んた先生、鳩胸つるん先生、大石浩二先生といった純正ギャグマンガ家は貴重だと思うのです(まぁ大石先生はかなり時事ネタ絡めてきたけど)
さて、おかえり茶んた先生の新作読切。
まさかの職業体験先が山賊という完璧なツカミ、そして体験先の山賊は「悪党だけを狙う」とは言うけど、蓋をあけてみたらめちゃくちゃしょっぱい私怨という意外性で笑いましたw
過去エピソードで、最初は山賊キャラから始まったけど引っ込みがつかなくなって山賊大学に行くというありえなさも最高です。
めちゃくちゃサラッと流してるけど、なんだよ山賊大学ってwww
いやぁ~、最高やな茶んた先生。
今のジャンプラに足りないのはコレだよ。なぜそれがわからない?編集部さんよォ~~
ドラマクイン 第30話「くたばれ①」
ノマモトが万華鏡写輪眼よろしく目から黒い血のようなものを流していた件でついに病院へ。
もしかしてこれ、ノマモトという存在が根本的に何者か、ついに明らかになる?
目から黒い血のようなものが、とは言ったけど、マジで黒い血が流れていたっておかしくない。
てめえの血は なに色だーーーっ!!って感じでね。
そしてついにノマモトが宇宙人処理できると知って、イグラスカルさんに拉致監禁されるという、北見が想像していた最悪のケースが現実に。
ノマモトはヘタしたら、一生監禁暮らしでも宇宙人食えりゃそれでヨシ!ってなってもおかしくないけど…(仮にそうなったとしても、体調に異常をきたしつつあるので先は長くないかもしれないけど)
北見はどうなるでしょう?もう彼は用済みかもね。
宇宙人は消す!という目的は一致しているけど、鉄砲玉はいくらでもいそうだもんなぁ。
火曜日
リニアセブン(読切)/箱いっせ先生
今回の読切企画で初めて、知らない漫画家さんです(スマセン
感想!
んー、ちょっと長いかな(スマセン
長いわりには…というとこですかね(スマセン
あとちょいちょい絵が理解できなくて3秒くらいフリーズする場面が多かったです。
4ページ目3コマ目の手の甲が破れたところとかもスッと理解できなかったし、26ページ目最終コマの花とか、全身をマントで包んで銃を構える異星人かと思ったり。
あんまり心に残るものはなかったですかね。ゴメンなさいね。
ダンダダン 第207話「忍者とはなんじゃ」
重傷を負ったバアちゃんをついに目の当たりした桃ちゃん。
これはショック大きいのは当然でしょうね。
とはいえ生きてはいて、意識もある状態。
それならば桃ちゃんの呪いを解くのを優先にしたほうが…というのは非情すぎるかな?
あとちょっとで元に戻れそうなところで敵襲ラッシュというのは少しモヤモヤするなぁ。
前回ジジ&邪視の活躍があったので、今回はバモラちゃんの戦いでしょうね。
相手もデカいし大怪獣対決になるでしょう。
しかしゴモラvs城となると、こりゃもう勝ち確ですね。
初代ウルトラマンのあの怪獣のオマージュが見られるかも?
そういえばアニメ1期OPなんかはモロにウルトラマンオマージュ入ってましたね。
MAD 番外編
シリアスな本編を描いていく中で積もり積もった“ギャグやりたいゲージ”を開放する。
そんな感じですね、MADの番外編は。
前回の番外編に続き、レオンさんとの会話(ギャルゲ視点)ってだけでもうお釣りがくるくらい面白い上に、顎への集中砲火でダメでした笑
これで作者さんのガス抜きも終わり、次回からまた本編。
また溜まったら定期的に番外編で抜いてください。
ラブイズオーバーキル 番外編
冷静に見直したら、本編16話やってて番外編が10話なのかよ。
隔週でもいいからもっと本編に集中すればいいのにとは思っちゃいますけど…前回の作者コメントでキャパオーバー気味という感じがでてましたし。
そして次回最終回。
うん…まぁ、よくもった方だよねって感じです。
限界OL霧切ギリ子 第49話
ギリ子さん、豊満じゃないか…!!
色気が1ミクロンもないブラが実に”らしい”です。
あと何気に料理するときちゃんとエプロンするのえらい。
僕はそこそこ料理するけど、全くつけないですねーエプロン。何か意味あります?あれ。
水曜日
戦うセールスマン(読切)/押石和佳先生
ナヴィガトリアの押石先生です。
…僕は読んでませんでしたけど。
感想ですが、ちょっと画力のほうでのマイナスが大きいですかね〜
12ページ目のレーザー砲で破壊された市街とか、比較するものがないから(建物と思わしきものはあるけど、あまりにも豆腐すぎる)、どのくらいの規模の破壊だったのか伝わらなかったし。
22ページで相手方セールスマンがロボットを一撃で破壊するシーンも、画じゃなくて次ページの主人公のセリフで初めて”破壊された”とわかったし。
38ページでハンマー振り下ろした相手方セールスマンの立ち姿勢もなんだか不自然…
別に絵は綺麗じゃなくてもいいんですけど、何やってるかわからない、または見間違いが起きてしまう絵は致命的ですね。
マンガはテンポが命!なのに都度都度、何が起きたかを確認しないといけないワンアクションが起きてしまう。これは痛いですよ。
一方、ストーリーのほうはまあまあよかったんじゃないでしょうか?
非人道的な会社にはしっかり天誅してますし、一般市民が大勢巻き込まれたわりには読後感はそこまで悪くないです。
ただ、仮にですがこれで連載するとなると、申し訳ないけど厳しいかなっていう気はしますね。
群脳教室 第7話
“待”ってたぜ、1ヶ月ぶりの群脳!
広森先輩から溢れ出るエロティシズムが果てしなく溢れている!!(語彙)
第5話の感想(以下リンク参照)に書いたんですが、やっぱりおしっこ我慢していたッ!
予想的中です(最低すぎる予想)
広森先輩は、三つ編み、メガネ、きょぬー、黒ストッキング、内気、丁寧な言葉遣いとこりゃあ数え役満だわ。
肉のキャベツ巻きを食べて「おいしい!」と驚いてるシーンもきゃわわ。
こりゃ群脳教室の人気底上げに十分つながりますよ、この委員長は!(だから委員長かは知らんて)
てか、けっこうこのマンガに出てくる女性キャラってかわいいですよね。
ラストは隕石に桃白白乗りする謎の褐色JK登場。
前回説明(以下リンク参照)のあった、地球を狙う8つの外宇宙の存在のいずれかでしょうか?
敵か味方かもよくわからないけど、とにかくオラワクワクすっぞ!!
木曜日
破壊王子ぜガルドの集落降臨(読切)/原作:春原ロビンソン先生 作画:佐藤祐紀先生
「姫様拷問」が終わったばかりの春原先生。
作画の方は「生者の行進Revenge」などで作画を担当された先生だそうです。
…例によって僕はなーんも読んでないっすけど。
姫様拷問は序盤ちょっとだけって感じです。
感想。
まずは作画がさすがに専業なだけあってクオリティ高いですね!
1コマ目の神社?だけでもうツカミはバッチリです。
ストーリー的には、それこそ「姫様拷問」のフォーマットを使ったって感じですね。
あっちは「どんな拷問をされるんだろう?」と思わせておいて、実は飯テロでしたー。
だったように、こちらは「世界が破壊される」と思わせておいて実は異文化に馴染みまくるという。
大ざっぱな作りは同じですよね。
ただ、それが悪いかというとNoで、かなりおもしろかったです!
結局、王子、メイド、魔王まで全員骨抜きにされるチョロかわいさはさすがのキャラメイキングの上手さだと思います。
なによりテンポがめちゃくちゃよかった!
「えっ、もう終わり!?」って思うくらいスルスルと最後まで読んでしまいました。
やっぱり長期連載経験のある先生は違いますね。
時間の神様 第15話(最終回)
時計の契約破棄、その場でできてよかったね笑
もしも例の北海道にある祠まで行かないといけなかったらヤバかったよね…
最後のキスして、見回りが駆けつけてきて、お互いさよならをして…
ヒロキ「契約を破棄する!」
神「えっ、いや…ここで!?あんさんいきなり言われたって無理やで」みたいな笑
もちろんそんなことは事前に確認済みなんでしょうけど。
まぁそんなことはどうでもよくて、リセットされた新世界でまた出会えた2人。
君の前前前世から僕は…とつい口ずさみたくなりますが、綺麗なラストでよかったです。
置いてけぼりの伏線やつじつまの合わないところもないですしね。
…ないよね?
それと、ヒロキパパがヒロキが産まれそうだという時に時計を使った前世界とは違い、今世界では周りの人に頼って解決するというのがとてもよかったです。
そう、僕たちは困ったときは周りに頼ればいいんだ。そんなメッセージを感じました。
あっという間に木曜の柱になり、駆け抜けていった時間の神様。
お疲れ様でした。
気になる来見さん! 第18話
今週で確信したけど、僕このマンガ、福田朋美ちゃんが出てるときが1番好きだわ。
単なる計算高いぶりっ子ってだけじゃなくて、ある程度心を許してる(表向きは罵倒しまくってるけど)フジモンに対しては徹頭徹尾ありのままの性格で向き合ってくれるあたり、なんやかんやでいい娘だなーと思います。
友達の秘密も軽々に語らないしね。
そして来見さんは相変わらずストーキング。
いいッ!君はそれでいいッ!
金曜日
人喰いマンションと大家のメゾン 第15話「未分別はお断り①」
監督の宝物であるカメラを取り戻そうと、巨大ドローンの触手にしがみつく無鉄砲メゾンちゃん。
お前はトム・クルーズか笑
要するにマンションの敷地ギリギリまでやってきたわけですね、メゾンとMUSHI監督は。
今週は扉絵カラーとラストのカラー、非常に気合いが入っていてよかったです。
やっぱりこのマンガってアナログ作画だよね?たぶん
今となってはアナログ作画のほうが独特な味わいがあってオツだなぁ。
THE MARSHAL KING 第21話
21世紀からやってきた天才・芹沢ナノ。
こいつ絶対仲間入りしてメカニックマン的な役割担うでしょ
それが見え見えすぎるのがなぁ…唆らないぜこれは…
やばいな…テコ入れ新展開で学園編が始まって、おっ悪くないやん!と思ったらまた坂道転げ落ち始めてる感が…
血翼の猟人 第14話
お、サムネ変更。いいですね。
…いいけどこのタイミングでサムネがナナトになったっていうのは、マジで主人公が死んだみたいじゃん…
今週の本編感想としては、雨の中のバトルがかっこよかったです。
ナナトが覚醒し、雷の力を得て放つキックとか迫力ありました。
ただ、覚醒したてのその力で、さらに2対1となると通用しませんでしたが…
ラストは怒りの師匠登場。
これまたシンプルにかっこいいですねー。いやぁ王道ですばらしいです。
あらばけ!荒吐グングンパーク 第9話「今日なんもしてないヤツ」
ごめん、これ面白いか?
僕にはわからない…これのどこが面白いのか…
もうとにかく不快感がなければOK。それ以上は求めない。
それくらいの期待値にダダ下がってます。
土曜日
大人大戦 第20話「漫画は紙で読むのが一番だよな」
ハンターハンター グリードアイランド編のサブタイトルぐらい適当だな笑
「もうマサドラ行ったから次から別の感じのタイトルでいいや」ってやつ
コミックス第2巻の書影も解禁。
ひとりずつ表紙を飾るタイプかー。ふつうの軽音部とかBLEACHみたいな。
優太郎、15年間の昏睡から目覚めてそう間もないはずなのに、ワンピースの最新刊まで追いついてるとはこいつやりおるな…
今から15年前、2010年のワンピースはだいたい頂上戦争編が終わったあたりですよ。
ここから一気に最新刊まで追いついてると思うと…けっこうすごくないですか。
ということでワンピース読みたすぎて赤松王子の誘いは断るわ、ワンピースの話ができるとなると態度を一転させるわ、電車でビジネス書にカムフラージュさせてワンピース読むわな優太郎が最高でした。
ちなみに10ページ1~2コマ目の「ドン!!」「ばーん!!」の描き文字がワンピテイストですね。
オレでなきゃ見逃しちゃうね。
野球・文明・エイリアン 第15打席「君のストライクゾーンを食べたい」
おう、やったれやったれ!!
にいなさんのストライクゾーンを食ったれ食ったれ!!!
え、そういうことじゃない?
ンだよ……(チッ
本編感想ですが、別れ話を「自由契約」という高次の脳内にいなさんに笑いました。
そして「服を脱ぐと集中できる そもそも人間は服を着ている方が不自然」という超名言いただきましたー
早くワンナウツ対決は決着して、高次とにいなさんは大至急ヤッビソするんだ!!
銀青のプルースト 第17話
泣きじゃくる和希ちゃんとバッタリ会って、放っておくわけにもいかず超めんどくさそうな表情のハナ兄がいい味ですね。
このマンガの変顔は謎の中毒性がある…
優しさから和希に最低限のことしか言わなかった萌花ちゃんと正反対で、オブラートに包まずダメなところを指摘するハナ兄。
きついお灸にはなったけど、これでようやく自分のやったことを自覚できた和希ちゃん。
どちらもいい子なので、来週には仲直りできそうです。
やっぱりいいマンガだ~
日曜日
ふつうの軽音部 第78話
個別記事にて。
モノクロのふたり 番外編
「集中線」の話でした。
集中線ってちょっとマンガに詳しいひとなら誰でも知ってるテクニックですけど、それゆえに「視界には入っても、意識には入ってこない」というか、無意識で読んでしまいますね。
今度から気を付けて読んでみよう。
GGG 第17話「決着」
お、おう…
ラストバトルじゃなかったんかい…
激闘後、互いの健闘を讃えあったLEGENDSの面々は真のラスボス”アルファ”の手で粛清されました。
…死ぬほど見た展開だなぁこれ。特に打ち切りマンガで…
総括
今週のMVPは大人大戦ですかね!
そして読切企画も完結しました。個人的ランキングとしては、
- SLAPPY/小山ゆうじろう先生
- 白膠花高校ローション相撲部/水あさと先生
- どきどき職業体験/茶んた先生
という感じですかね~。
そして今週~来週にかけて、「姫様拷問の時間です」「最強の詩」「時間の神様」「恋人以上友人未満」「ラブイズオーバーキル」と続々完結。
9月は新しい風が吹きそうです。
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