【ジャンププラス】2025年7月コミックス売り上げ考察

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ジャンププラス
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毎月4日といえば?
そう、ジャンプ系コミックの発売日でございます。

当ブログでレビューしたジャンプラ新連載作品も、ついにコミックス第1巻発売。

連載作家にとってはひとつの嬉しい到達点でもあり、同時に売り上げという数字がはっきりと出るシビアなイベントでもあります。

ということで今月も、コミックス第1巻が発売された作品をピックアップして、連載開始から今に至るまでを振り返ってみたいと思います。

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まえおき

ここから先、コミックスの売れ行きについてはAmazonランキングを参考にします。

そしてこのデータは2025年7月5日のものです。

当然、世の中の書店すべてを網羅したデータではないので、あくまでも参考程度に捉えて頂ければと思います。

1. 人喰いマンションと大家のメゾン/田中空 先生(原作)、あきま 先生(作画)

まずは2025年3月7日に連載開始した人喰いマンションと大家のメゾン

第1話の新連載レビューにおいては、星3つ(星4つ寄りの)をつけたSFマンガです。

「タテの国」やいくつかの読切作品など、一貫してSF作品を描き続けてきた田中空先生。
田中先生の固定ファンもある程度いらっしゃったかと思いますが、そんな中で満を持しての新連載。

やはり骨太なSFというジャンルは変わらず。
その上で、お世辞にも画力が高いとはいえなかった田中先生ですが、今回は作画にあきま先生を迎えることでよりパワーアップしています。

そんな「人喰いマンションと大家のメゾン」第1巻のランキングはというと…

少年マンガ部門 657

うーん、思ったよりは伸びなかったでしょうか?

怪獣8号休載の金曜日にはランキングトップに躍り出ることもよくある作品だったので、それを踏まえると…もうひと伸びがなかったかなという印象です。

この作品は、序盤で謎が散りばめられて、終盤にそれを回収していくという作風です。
原作の田中空先生のプロット通りに進めば、おそらく最終的には綺麗にまとまるとは思いますが、この売り上げを見ると予定通りに完結まで描ききれるか?若干心配になってきました。

謎を散りばめるだけ散りばめておいて打ち切り…というのは最悪なので、もう少し数字が伸びるといいなとは思うんですが。
とはいえこの数字だと、すぐに打ち切りどうこうということはないでしょう。

ぜひここからブーストしてほしいところです。

2. おかえり水平線/渡部 大羊 先生

続いては、2025年3月23日に連載開始したおかえり水平線
地方都市の銭湯を舞台にしたヒューマンドラマです。

当ブログでの第1話時点での評価は星4つと上々でした。

若干ホ●臭のするサムネから、個人的に期待感はどん底だったんですが。
連載が始まってみるとその予感とは裏腹に、非常に「人間を描く」上手さが目立ちました。

特に銭湯を経営するおじいちゃんが人間としてめちゃくちゃかっこよく、堅実に続いているいいマンガです。

そんな「おかえり水平線」第1巻のAmazonランキングはというと・・・

少年マンガ部門 412

おお、これは健闘したと言っていいのでは?

この手のジャンルはどうしても伸びにくいと思います。
バトルマンガのようにわかりやすく悪役をブッ飛ばす!とか、複雑な伏線を回収するとかではなく、等身大の人間たちの暮らしを映したヒューマンドラマですから。

それでこの順位とは、まさしく「おかえり水平線」の手堅く高いクオリティがしっかりと読者に届いた結果だと思います。

ちなみに僕も買う予定です!(まだ買ってないんかい)

3. GGG/加太 潤一 先生

3つめは、2025年4月13日に連載開始したGGG

老人ホームを舞台にした、バトル要素のあるドタバタホームコメディマンガ、といったところでしょうか。

当ブログでの第1話時点での評価は星3つでした。

それでは、「GGG」第1巻。Amazonランキングはというと・・・

少年マンガ部門 10,964

これは大苦戦ですね。
ランキング1万以下というのは、先月の「ドリブルヌッコあーしちゃん」「けものみかん」レベルです。

第1話時点から全体的に無難な仕上がりではあるものの、逆に言うと強烈なフックというものがなく、「面白いけど、載ってたら読む程度」のマンガに落ち着いてしまった印象です。

かなり痛かったポイントとしては、マンガ界に「伝説の殺し屋」要素が飽和しきっている今この時に、また「伝説の殺し屋」というのがちょっと苦しかったですかね。

あと正直、主人公がジジイっていうのもね…
ゴールデンカムイの土方のようなイケジジならまだしも、という感じです。

これは2巻はともかく、4巻の壁突破は厳しいかな。

4. 銀青のプルースト/えもふう 先生

ラストは、2025年4月26日に連載開始した銀青のプルースト

当ブログでの第1話時点での評価は星4つと、おかえり水平線に並ぶ高評価でした。

こちらも「おかえり水平線」と同じようなヒューマンドラマ。
ただ、あちらは「家族」にフィーチャーしていますが、こちらは「女の友情」です。

第1話こそ百合百合していて、僕を含めた多くの百合紳士が大いに盛り上がりました。
結局、百合要素は第1話のみで鳴りを潜め、そこからは女の子同士の友情ものに移っていきましたが…

そんな「銀青のプルースト」第1巻のAmazonランキングはというと・・・

少年マンガ部門 2,436

まぁ、こんなものでしょうか。
本作が連載している土曜日のランキングでも毎回停滞ぎみですが、ちゃんと読んでみるとクオリティは高い良作ですから。

そういったところが数字にも表れたかなと思います。

個人的には応援している作品のひとつなので、がんばってもらいたいと思ってます!

来月発売のコミックス

来月発売のジャンププラスコミックス、その中でも第1巻が発売となるのはこちらです。

  • こわいやさん

当ブログが地味にプッシュしているこわいやさんが遂に登場!!
さてどうなるか。

来月も振り返りレビューをしていきます!

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