ハロウィンライブ編、完!【ふつうの軽音部 76話感想】

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ふつうの軽音部 感想
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長きにわたったハロウィンライブ編もついに完結!!

ふつうの軽音部 第76話「その感情を知る」感想、考察です。

※当記事では「ふつうの軽音部」のネタバレを含みます

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前回の感想はこちら

鶴副部長の仕上げ、はとっち召喚

ハロウィンライブスペシャルステージ、鶴副部長の最後の一手。
それははとっちをステージ上に上げることでした。

プロトコルとの対決という緊張感から解き放たれ、のほほんとライブを観ていたはとっち。
彼女にとってこれはまさに…

引用元:ふつうの軽音部 LINEスタンプ

ここでもまたフォレストチアガールの顔面カースト上位、千秋夕湖と草村繭が動く。
鶴副部長の手駒どもめ…憎たらしいやつら…

憎たらしいけど顔面美しい…とくに千秋ちゃん…

引用元:ふつうの軽音部 第76話

悔しいけど絶対いい匂いするタイプの子だわ(ハァハァ(キモ

ワキ見せ美人だし…(キモキモキモ

そんな流れで無事ステージ上に担ぎ上げられたはとっち。
となりゃあもちろん、やることは決まってる。

ハッセーズ×指川啓一 feat.鳩野ちひろ

突然の出来事に困惑しかないですが、マイクを握ってステージに立てば結局トリップするのが鳩野ちひろという女。

しっかりスイッチが入り、ハッセーズ×指川先生 feat.はとっちという、おそらく二度とは見られない激熱コラボ完成。

引用元:ふつうの軽音部 第76話

この展開はさすがに元々のプロット通りだとは思うけど、先日のGLAY EXPO 2024-2025 東京ドーム公演を生で観た僕としては、どうしてもGLAY×Hydeの奇跡のコラボによる「誘惑」の影響かと思わざるを得ませんね~

そうでないとしても、いろんなところで別アーティストとのコラボを披露している「誘惑」なので、指川先生とはとっちとのダブルボーカルを描きやすい楽曲だったというのは間違いないですね。

憑きものが落ちたかのような鷹見

はとっちの予想外の大立ち回りを楽しむ鷹見。
その笑い顔はいつものニヒルなものではなく、年相応の純粋な笑顔でした。
まるでつい先日掲載されていた、過去編の少年項希のようなピュアピュアっぷり。

引用元:ふつうの軽音部 第76話

もちろん鷹見もはーとぶれいくとのライブ勝負が終わってリラックスモードというのはあるでしょうけれど、

ハロウィンライブを経て、はとっちのことをより理解したこと。
そして自分の音楽への向き合い方が固まり、モヤモヤが無くなったというところが大きいのでしょうね。この表情は。

何を考えているかいまいちわからない鷹見でしたが、このハロウィンライブ編で一皮も二皮もむけましたね。キャラクターとしての魅力もすごく増したと思います。
第1回人気投票では10位と振るわなかった鷹見ですが、次回はかなり上位に食い込むはずです。
少なくとも田口ぐらいは蹴り落とすだろう(ごめん田口)

ということでハロウィンライブ編、Happy End…?

生き恥を晒される厘

盛り上がりが最高潮に達する中、ひとり敗北感に打ちひしがれる厘。

まぁ、そうなるのは予想通りですが、ブチギレっぷりは予想以上でした。

引用元:ふつうの軽音部 第76話

はとっちを担ぎ出されたことよりも、はとっちの中の”神”を自分以外の者に”顕現”させられたことに怒っています。

完全にNTRものやないけ…
「あーら、あなたの旦那さん、奥様とじゃ物足りないからわたしを求めてきたのよ?」みたいな?笑

しかし、あまりにも鮮やかな逆転劇で1周回ったか、逆に冷静になる厘。

完全敗北を認め、自らの嫉妬を認め、弱さを認め。
“あの時”から何も変わっていない自分を認め。

引用元:ふつうの軽音部 第76話

そして強くなって、いつの日か鶴先輩に勝つことを誓うのでした。

引用元:ふつうの軽音部 第76話

そう、敵に勝つためには、まず己に勝たなければならない。
自分の弱さを認めたとき、ようやく第一歩を踏み出せるのだ。

…ってごめん、これ何のバトル漫画??

このあと厘修行編が始まってもおかしくないノリです。

こうして厘が敗北を噛みしめたところで、ひと波乱もふた波乱もあったハロウィンライブ、閉幕!!

ハロウィンライブ編 総括

鶴副部長も指川先生もですが、最初に出てきたときは「うわぁ〜嫌なやつぅ〜」という嫌悪感があって、僕にとって大好きな「ふつうの軽音部」という作品が低迷期に入っていくんじゃないかという心配がありました。
ずっと面白かった作品だったのですが、このような心配をしたのは初めてです。

が、蓋を開けてみれば完全に杞憂でしたね。

鶴副部長も、初めて厘の鼻っ柱をへし折った強敵ライバルになりましたし、軽音部をぶっ潰すイヤなやつかと思いきや実際は真逆で、彼女なりに軽音部を(歪みながらも)愛していることがわかりました。

指川先生もイヤミな先生かと思いきや、鶴副部長の計画に巻き込まれてかわいそうな役回りになりましたし、もうどうにでもな〜れからの全力歌唱で彼のファンになった読者も多いと思います。
ハロウィンライブ編ラスコマは彼がさんざん熱唱していた彼の「あまり羽目を外しすぎるなよ!!」でシメとなりましたが、クローザーを務めるにふさわしいキャラクターに成長しました。

結局すべてはクワハリ先生の掌の上の出来事…!
僕ら読者はゴチャゴチャ言わずに転がされてればいいってことが理解りました。

そして、はーとぶれいくとプロトコルの初対決、はとっちからたまき先輩への恩返し、満を持しての鷹見項希過去編、そしてそして忘れちゃいけない久しぶりの大道さんのライブもあり、濃厚濃密なストーリーでした!!

ふつうの軽音部、最高だゼ!!

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