神回!はとっちの本気ボーカルに刮目せよ【ふつうの軽音部 37話感想】

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ふつうの軽音部 感想
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ついに始まった文化祭でのはーとぶれいくのライブ。

前回はELLEGARDENの「ジターバグ」の歌い出しが終わったところでラストを迎えました。

前回の感想はこちら↓

それでは今週も感想いきます。

第37話「そのバンドを知る」です。

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想像を軽く超えた神回

まずは本筋の感想から。

最初に言うと、いやぁ~今回はマジで泣きましたねぇ。

前回の勢いそのままにライブシーンを続けるのかと思いきや、まずは冒頭、はとっちの中学時代のエピソードを挟んできました。

ひとり掃除するはとっち(健気!)。
ロックバンドへの憧れはあるものの、気持ちに蓋をして過ごす日々…

そこから一転、前回の「ジターバグ」の続きに入るという構成がね、ズルいです。

今は志を同じくする仲間たちに囲まれて、夢に見ていたロックを思いっきり演れている!っていう。

この時点で涙なしには読めんて。

はとっちのこれまでとシンクロする「ジターバグ」の歌詞

以前からクワハリ先生の邦ロックへの造詣の深さには驚かされるばかりでしたが、ここでもしっかりとはとっちのこれまでにシンクロする一曲をチョイスしてきました。

さんざん遠回りして、失敗して、這い上がってきたはとっちとリンクするジターバグ。

さすがですクワハリ先生。

今いち刺さっていないオーディエンス

中には「歌ヘタじゃない?」「なんか変な声…」と困惑するモブ野郎どもオーディエンスもいます。

引用元:ふつうの軽音部 第37話より

このあたりのリアリティがふつうの軽音部たる所以ですよね。
そうそう何事もトントン拍子で上手くはいかないよっていう。

でもまぁ気持ちは理解るんですよね。

僕も初めてNumber Girlを聴いたときは意味わからなかったし、正直気持ち悪って思っちゃいましたもん(そのあとちゃんとハマりましたよ)。

やっぱりはとっちのボーカルはクセがあって、じわじわハマっていくタイプなんでしょうね。

彩目に泣かされた

演奏途中、厘→桃→彩目とそれぞれのモノローグが入ります。

彩目は場慣れしていることもあるし、一人冷静だな…と思ったところで次のページへ行くと

引用元:ふつうの軽音部 第37話より

この不意打ちは泣けましたねー

こういう反骨精神は(はーとぶれいくの中では)桃にも厘にもない、彩目特有のマインド。
「かましたる!」という若干ケンカ腰な、でも気持ちのいい啖呵のようなセリフは彩目が言うからこそ響きました。

ほんとに彩目が加入してくれてよかったですよ。

ライバルの「存在を知った」鷹見

サブタイトルの「そのバンドを知る」の通り、ついに鷹見がはとっちのヤバさを目の当たりにしました。

引用元:ふつうの軽音部 第37話より

最後の表情がなんともよかったですねぇ。

こういう競い合える相手が欲しかった!的な。

「物語」というキーワード

今週気づいたのですが、この漫画のターニングポイントで「物語」というキーワードを意図的に使っているような気がしました。まぁアオリ文なので、厳密に作中で使われているわけではないんですけど。

今週のアオリ文は、「いつかの放課後。まだ物語が始まる前のこと。」

そして、さかのぼってみると…

第8話「弾けないギターを弾く」で歌ったandymoriの「everything is my guitar」。
夜の誰もいない視聴覚室で本気熱唱していたところを厘に目撃され、結果としてはこのときの出来事がはーとぶれいく結成のきっかけとなりました。

作品を通して、まず最初の大きなターニングポイントだったと言えるでしょう。

引用元:ふつうの軽音部 第8話より

そういう意味では「物語が始まるかもしれない」という歌詞は、この時の状況をピッタリ表しているように思えます。

そして、第25話「バンドを結成する」で歌ったa flood of circleの「理由なき反抗(The Rebel Age)」でも「物語」というキーワードが登場。

引用元:ふつうの軽音部 第25話より

ここは彩目がバンドに加入するか否かを左右する重要な場面でした。
この場合は彩目目線で、まだ軽音部での活動は続くという意味が込められているように見えます。

ということで、今後アオリ文も含めて、その時のキャラクターの状況にピッタリなシチュエーションで「物語」というキーワードが出てくるかもしれません。

…ま、偶然かもしれないですけど笑

今週のお笑いポイント

そんなわけで今週は終始、熱盛濃密な1話だったんですが、そんな中にも笑えるポイントがいくつかありましたね。

またヨダレたらしちゃってる厘

引用元:ふつうの軽音部 第37話より

ステージ上でヨダレ垂らすな笑

そして顕現(だ)してみたいな当て字が厘は多すぎるのよ。あんたはバキ世界の住人か!?

あと狂気にも近い信仰心はいいんですが、ナチュラルに桃と彩目の青春も捧げるんじゃない笑

完全にはとっちの彼氏な矢賀ちゃん

引用元:ふつうの軽音部 第37話より

前回の男前彼氏ムーブといい、完全にはとっちの彼氏ですわ。

矢賀ちゃん×はとちゃんとか、なんかね…

わたしは一向にかまわんッッ

熱狂する遠野くん

ふつうにいいシーンだったので1回目に読んだときは気づかなかったのですが、落ち着いて2回目に読むと…

引用元:ふつうの軽音部 第37話より

遠野くんがシュールすぎる笑

これどういう感情?

表情的にはいつもの照れ隠しならぬ恋隠しの「フン…」なんですけど、体は両手を挙げてめちゃくちゃ盛り上がってるっていう。

まぁこれははとっちのイメージの中の遠野くんなのでね、はとっち的には「表情はクールだけど音楽に関しては熱い」という認識なんですかね、遠野くんに対しては。

次回「女が来る」

というと…新キャラでなければ、やっぱりあの人ですかね?

はとっちと水尾の同中で、元生徒会長で、声がデカくてグイグイくる、けど華のある、あの人の可能性が現状最有力でしょうかね。

あるいは第29話でたまき先輩にLINEメッセージを送ってきた「夏帆」なる人物か…?

引用元:ふつうの軽音部 第29話より

はたまた、たまき先輩の初恋の人、ひかり先生というセンもあるか?

引用元:ふつうの軽音部 第20話より

現状の候補は(既存キャラの中では)こんなところかなぁ?

まとめ

約束された神回でしたが、予想を超えた神回でした!

はーとぶれいくという「バンドを知った」鷹見がこれからどう動いていくのか注目です。

そして、文化祭はまだまだ続きます。
いったんはーとぶれいくの見せ場はひと段落で、次はたまき先輩中心のお話になるかな?

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