ジャンプラ2026年2月度新連載のひとつ、「ニシトーキョーメタルブラザーズ」の忖度なし感想・レビューです!
ネタバレありですので未読の方はお気をつけください。
ニシトーキョーメタルブラザーズについて
| 作者 | 瀬澤ノブコ 先生 |
| ジャンル | 音楽 |
| 掲載日 | 土曜 |
あらすじ
振るわせろ弦 響かせろ爆音
北海道美瑛に暮らす高校生のハルオ。
感情表現が苦手だった少年時代に、彼の心を奪ったのはメタルだった。それ以来、日々研鑽を重ねていたが、具体的な進路について考え始めて――…!?
『ストロングスドウくん』の瀬澤ノブコが描くメタル青春譚、開幕!
ジャンププラス作品ページより引用
「ストロングスドウくん」を知らないんですけど、連載経験者の方のようです。
個人的 5段階評価
では発表させていただきます…
ドゥルルルルルルルルル……デデン!!!!!
★★★☆☆
星3つです
よかった点
キャラクターは立ってるし、好感度は高め
主人公の南 晴男くんは重度のコミュ障を抱える、メタルLOVEな高校生。
クラスメイトの女子に、大好きなメタルをバカにされても(本人に悪気はなかったようですが)、彼女を恨むことなく、むしろ「どうすればメタルの良さをわかってもらえるか」と考えるタイプ。
きっと普段から人を見下したり、陰口を叩いたりすることはないキャラクターなのでしょう。
教室でひとりメタルを聴いていても、ありがちな「マイナーな曲が好きな俺カッケー」ではなく、純粋にメタルを愛しているんだなというのがわかります。
高校生という年齢相応の、純朴な少年といったところでしょうか。
元ドラマーの和尚のキャラもよかったですね。
夢を諦め、第二の人生として仏道を歩むことになっても、心の中にはまだロッカー魂が宿っているという。
和尚の「胸に手を当てて…自分の内なる声を聞きなさい… さすれば道は拓かれん!」のお告げに、物理的に胸をさすることだと勘違いする南くんはアホの子でかわいいヤツだなぁと思います。
作品タイトル的に、南くんが上京するのは確定でしょうが、こんなコミュ障がひとり大都会でどうやって音楽をやっていくのか?そこはすごく楽しみです。
現実のメタル豆知識が散りばめられている
メタルというジャンルは、お世辞にも世間的にはメジャーだとはいえません。
読者もほとんどがメタルなど聴かない人ばかりではないでしょうか?僕もですけど。
そういう読者にとって、現実のメタルバンドに関する豆知識が得られるのはシンプルに面白いですよね。
今回で言えば「聖飢魔Ⅱが”地上の星”をメタルバージョンでやったこと」とか、あと「ジューダス・プリースト」も知らなかったですし。
イマイチな点
画力は今ひとつ
背景やライブシーンなどの画力は今ひとつでしたね。
意図してなのかどうかわかりませんが、演奏シーンのオーディエンスの反応は、画力のせいもあってかギャグテイストに見えてしまう部分はありました。
個人的にマンガにおける画力というのはそこまで重要ではないと思うんですけど、音楽というジャンルに関してはそうでもないのかな。
マンガだと肝心の”音楽”を伝えられないだけに、そこは絵で表現するしかありません。
そこへいくと本作の画力だと、その演奏シーンがちょっと…軽く感じてしまう部分はありました。
まぁ画力は成長するものですし、あくまでも大事なのはストーリーとキャラクターだと思うので。
大きなマイナス要素ではないですけどね。
総評
北海道民らしい…といえば偏見かもしれませんが、純朴な主人公の南くん。
彼の性格そのものが、激しいメタルという音楽と相反していて、ギャップになっていてこの時点で面白いというのもありますね。
引っ込み思案で、メタルを愛していて、他人を見下したりしない。
応援したくなる主人公だと思います。
今回は星3の評価にはしていますが、タイトル通り西東京に向かってから物語の本番が始まると思うので、ここからさらに面白くなっていく期待感は持てますね!






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