【ジャンププラス】2025年9月コミックス売り上げ考察

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ジャンププラス
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毎月4日といえば?
そう、ジャンプ系コミックの発売日でございます。

漫画家さんにとっては存続がかかった重要な数字が出る審判の日。
それぞれの売り上げから、現状を振り返ってみたいと思います。

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まえおき

ここから先、コミックスの売れ行きについてはAmazonランキングを参考にします。

そしてこのデータは2025年9月5日のものです。

当然、世の中の書店すべてを網羅したデータではないので、あくまでも参考程度に捉えて頂ければと思います。

1. 野球・文明・エイリアン【1】/へじていと先生(原作)、山岸菜先生(作画)

2025年5月17日に連載開始した野球・文明・エイリアン

当ブログにおける新連載レビューにおいては、星3つとまずまずの評価でしたが、その後も尻上がりに面白くなってきて、今や土曜日に欠かせない連載のひとつとなっています。

野球マンガというとふつうは高校野球やプロ野球といった現実世界におけるものが大半を占めますが、本作はまさかの「異世界転生×野球」。
その反面、野球の描写に関しては徹底して現実的であり、僕含めて現実世界の野球が好きな読者であれば、「あるある!」と共感できたりクスッと笑えたりするネタがたっぷり詰まっている、というのが魅力ですね。

そんな”やきゅ”こと「野球・文明・エイリアン」待望のコミックス第1巻、売り上げの方はというと…

少年マンガ部門 322位

惜しい!!!
そこは
334″にしてほしかった…!!!

…まぁ冗談はさておき。

どうでしょう?まぁまぁまずまずの数字ですかねー。
例えるなら、制球に苦しみ毎回ランナーを出すも、5回を2失点にまとめ、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた、といったところかな?

個人的にはやっぱり野球が好きなので、ぜひとも「忘却バッテリー」「サンキューピッチ」に続く第3の矢になってほしい作品です。

2.時間の神様【上】/中西鼎先生(原作)、風呂川ツカサ先生(作画)

2025年5月22日に連載開始した時間の神様

当ブログにおける新連載レビューにおいては、星4つの高評価。

僕の見る目はまぁまぁハズレていなかったようで、あれよあれよと木曜の看板に輝きました(忘却バッテリーが長期休載だったのもありますが)。
ところがどっこいごっつぁんどすこいそうはいかん丸、本作は実は短期集中連載で、あっという間に木曜のジャンプラを駆け抜けていきました。

そんな「時間の神様」コミックス上巻、売り上げの方はというと…

少年マンガ部門 985位 あるぇ??

マジかー、こんなもんかー。
個人的には絵柄といい、短期集中連載というスタイルといい、時間モノというジャンルといい、そして奇しくも同時期にアニメが放送され高評価を得ていた「タコピーの原罪」のイズムを引き継ぐ「ポストタコピー」か?と思っていたんですが。

まぁ、僕もタコピーがジャンプラで短期集中連載されたときをリアタイで経験しましたが、あのときのムーブメントはすごかったからね。
タコピーには遠く及ばなかったか……

あんまりタコピーと比較するのも気の毒なのでこれくらいにしておいて。
絵柄はクセがありますが、綺麗にまとまった作品ですので、未読の方はぜひ読んでほしいですね。

3.カラダ探し THE LAST NIGHT【1】/ウェルザード先生(原作)、村瀬克俊先生(作画)

2025年7月1日に連載開始したカラダ探し THE LAST NIGHT

この作品に関しては純粋な新連載ではないので、当ブログ恒例の新連載レビューはやっていませんでした。
同時期に実写映画も公開されるというところでは訴求効果が大きいかもしれませんが、なにぶん前シリーズの「カラダ探し」未読の方はコミックス購入はおろか、ジャンプラでの連載もおそらく読んでいるのはほんのひと握りでしょう。

ということで苦戦が予想される「カラダ探し THE LAST NIGHT」第1巻の売り上げは…?

少年マンガ部門 4,713位

はい、まぁそうだろうなぁという数字ですね。

僕もはっきり言って、細かいところは超うろ覚えの状態で連載を読んでいます。

そもそもカラダ探しの根幹のところがね…
何度グロテスクに殺されようと、何度でもやり直しできるからねぇという緊張感の薄さが致命的なんですよね。「ハイハイ、また死んだね~ 痛そうだね~」ぐらいのもんです。

作画の村瀬先生のホラー描写はいいんですけどね。グロくて不気味で。
しかし絵でカバーするにも限界があるなぁって思いながら読んでますね。

4.大人大戦【2】/かっぴー先生(原作)、都築真佐秋先生(作画)

さて、ここからは既刊のマンガをいくつかピックアップしていきましょう。

まずは大人大戦、第2巻。
ラウンジ編をまるっと収録しています。

※第1巻発売時の売り上げ考察はこちらから↓

売り上げのほうは…

少年マンガ部門 705位

うむぅ…
ストーリーのクオリティとジャンプラでのランキングを比較すると、売り上げがついてきていない感じがしますね。面白いのになぁ。

やっぱり社会派というジャンルの不利はあるんだろうなぁ…

僕も購入している作品なので、売れてほしい!!

5.チャックび〜んず【2】/鳩胸つるん先生

続いては、まさかの2巻完結となったチャックび~んず。

この完璧なギャグマンガを短期で打ち切った「2025年 チャックび~んず事変」が記憶に新しいですが、ジャンプラ編集部への怒りは↓に吐き出したので、ここは冷静に。
スピードワゴンはクールに書くぜ。

さて、チャックび~んず第2巻にして最終巻の売り上げは…

少年マンガ部門 1,266位

ぐぐぐ…やっぱりそんなに悪い数字には思えないのだが…
1巻よりも売り上げは少なからず落ちる、そしてギャグマンガというハンデを考慮すると、この順位ってそんなに悪いですかね?

でもまぁジャンプラのコメント欄とか見てると愛されたマンガだなって思いましたよ。
本当に打ち切りは残念を通り越して意味不明で殺意さえ覚えるほどだったけど(過激派)、鳩胸先生をこれからも応援したいです。

6.けものみかん【2】/窓田究コ先生

こちらも短期集中連載のため、完結済みのけもみか。

ジャンププラスという大海原に、ほんのかすかな波紋も残さず、スッ…と終わったマンガでした。

コミックス第2巻にして最終巻の売り上げは…?

少年マンガ部門 25,991位

でしょうね…

窓田先生はもしかして女性の方なのかな?
けもみかを読んだ感じ、女性誌のほうが向いてるような気がしましたね。なんとなく。
いや別にジャンプラから出てけ!って言ってるんじゃないんですけどね。

7.ふつうの軽音部【8】/クワハリ先生(原作)、出内テツオ先生(作画)

もはや売り上げがどーのこーので語るレベルではないですが、ふつうの軽音部も新刊が発売されたので見てみましょう。

もちろん僕も購入済みですよ。

売り上げのほうは…?

少年マンガ部門 9位

さすがですね。
コミックス第8巻ともなると、そろそろね…嬉しいお知らせも聞けそうですけどどうなんでしょ。
ただこのマンガは音楽業界への権利回りが大変そうですね。

8.怪獣8号【16】/松本直也先生

ラストは怪獣8号。最終巻ですね。
いろんなスピンオフだったり、アニメやスマホゲームとかは続いていますけど。

少年マンガ部門 1位

うへぇーマジか。そんなに売れてたのか怪8。

なにしろジャンプラで読むとバンバン1ヶ月休載する上に、展開的に同じことをループしていたのでテンポ感がすさまじい(マイナスの意味で)作品でしたけど、コミックスで読んだらそのへんは緩和されて普通に読めたのかな。

最終巻での有終の美。お疲れさまでした。

来月発売のコミックス

来週もいくつかピックアップして、売り上げから現状を考察していきたいと思います。
注目どころは、

  • 限界OL霧切ギリ子
  • 魔法少女と麻薬戦争
  • 群脳教室

といった第1巻発売勢と、

  • ラブイズオーバーキル【2】(完)
  • ドリブルヌッコあーしちゃん【2】(完)
  • 人喰いマンションと大家のメゾン【2】
  • 銀青のプルースト【2】
  • 時間の神様【下】(完)

といった完結作品または勝負の第2巻。そして、

  • 天傍台閣【3】
  • サンキューピッチ【3】
  • モノクロのふたり【3】

の、安定軌道に乗ってきた3作品です。

多いけど来月も頑張ってまとめます!
有給取るか笑

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