【ジャンププラス新連載 忖度なしレビュー】おかえり水平線

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ジャンプラ2025年3月度新連載のひとつ、「おかえり水平線」を忖度なしでレビューします!

ネタバレありですので未読の方はお気をつけください。

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おかえり水平線について

作者渡部大羊 先生
ジャンルヒューマンドラマ
掲載日日曜

あらすじ(ネタバレあり)

40年前から経営している寂れた銭湯、柿の湯。

柿内遼馬(15)はその銭湯に住む高校生。
銭湯の仕事はおもに祖父の勝臣(73)が務めていたが、遼馬はよく仕事を手伝っており、常連客からもかわいがられていた。

ある日、柴崎玲臣(れお)と名乗る、同じ年代の男子が銭湯に訪れてきた。

彼は「父に会いに来た」といってスマホの写真を見せるが、それは間違いなく遼馬の父親でもあった。
つまりあろうことか、2人は異母の兄弟であったのだ。

遼馬は彼に、父の龍臣はすでに他界していることを告げる。

玲臣は母親もおらず、行くあてがなくなってしまう。

事情を知った遼馬は祖父に相談するも、すべての決定権は遼馬にゆだねられる。
遼馬の下した決断は――。

個人的 5段階評価

では発表させていただきます…

ドゥルルルルルルルルル……デデン!!!!!

つでございます

よかった点

おじいちゃんが神様すぎる

突然現れた玲臣。彼は父親を訪ねてきたわけですが、その父親は既に他界。
突然の事実に、これからどうしていいかわからなくなります。

おじいちゃんからすると、自分の息子が無責任に子どもを作ったという事実を目の当たりにしたわけですが、子どもたちの見ている前でまったく動じる様子を見せない。

まずは彼にお腹いっぱいご飯を食べさせてやり、その日は泊まっていけと言います。

1話時点では登場人物が遼馬、玲臣、おじいちゃんの3名なんですが、まさかおじいちゃんがこんな立派なご飯をつくったの?銭湯の営業もしながら?

すごすぎる…

そして玲臣には母親もいないことがわかり、彼の今後について相談を受けたおじいちゃん。

ここからのおじいちゃんが優しすぎて泣けてくる。

玲臣を引き取る方針であることを示しつつも、遼馬の気持ちも尊重する。
遼馬がイヤだというならば、引き取る話はナシにすると。

決めるのは子どもたち自身。だけど責任は大人が取る。そう言い放ちます。

…かっこよすぎる。こんなかっこいいおじいちゃんおらんで!!

遼馬と玲臣、2人の義兄弟もいいやつすぎる

父親が別の女性と子供を作っていた。
衝撃の事実を知った2人の主人公。

それでも遼馬は、行くあてのなくなった玲臣に「家に来い」と手を差し伸べる。
「誰も悪くないやん」この言葉がいいですね。玲臣にとって救いになったでしょう。

玲臣はというと、世話になったおじいちゃんにちゃんとお礼も言うし、銭湯の掃除もする。
帰るときは「立つ鳥跡を濁さず」で、もう迷惑をかけないようにとデタラメな電話番号をおじいちゃんに伝える。
…この気遣いこそが、「大人に甘えることを知らない子」を表しているので悲しいところですが…

とにかくすべての人物の人間性を丁寧に描いているなと思います。

イマイチな点

新規読者を引き込めるだろうか

これは「けものみかん」にも同じことが言えるんだけど。

どんなに素晴らしいマンガでも、固定読者がつかないと連載そのものが立ち行かなくなるのだ。

特に第1話、さらにその冒頭数ページというのはその作品の今後を決定づけてしまうほど重要なのです。

そして当然ながら、PV数=1話を読み切った人の数 ではないのだ。
大事なのはPV数ではなく、最後まで読んでくれた読者がどれだけいたか。

そこへいくと、今回の「おかえり水平線」、初っ端からおっさんのケツでグランドオープンです。

いや、そりゃそうだけどさぁ!
銭湯だもんね!?

でも別に、ケツは描かなくてもよかったんじゃないかぁ…?
ケツなしでもやりようはいくらでもあるでしょう。
ここで離れた読者がいたのなら、ちょっともったいなさすぎる。

「バクマン。」というマンガのなかで、「マンガでもパンチラは嬉しいものですか? → はい嬉しいです」っていうような、蒼樹さんとシュージンのやり取りがありました。

それはまさにそう。その通り。

逆に言うと、「マンガでもおっさんのケツは嬉しくない」んだよ。

それからサムネ。サムネも超大事。
そこへいくと、今回の「おかえり水平線」はどうだろう…

男2人、銭湯。となると、どうしても…そっち方面を想像してしまいました。
(サムネだけだと彼らが高校生だなんてわからないですし)

前例として、同じく日曜連載の「クニゲイ」が当てはまると思います。

内容は本当に骨太で丁寧な、映画に人生を賭ける学生たちのストーリー。

だけどサムネには半裸で鼻血の男、そしてクニゲイというタイトルから、ウホッアッーな漫画なのかなと思って敬遠した人も多いでしょ?僕もそうでした。
そしてクニゲイの面白さに気づいた頃には、もう物語はまとめに入っているという…

そんなわけで、サムネと冒頭で読者をがっちりホールドできたかというと、微妙な気がします。
もちろん杞憂に終われば嬉しいですが。

総評

とても丁寧で、良くも悪くも”地に足の着いた”マンガかなと思います。

不快な要素もなかったので、連載が順調に行けばいいなと願います。

まぁ今後、父親がなぜ複数の女性と子供をつくったか、その理由次第では不快になるかもしれないですけど…

日曜はなかなか群雄割拠の戦場ですが、応援しています!

追記:第2話を読んで

すげぇわこのマンガ

2話目に入って遼馬、玲臣の人格をより深く掘り下げる描写、これが実に巧み。
なんというか、マンガが上手いよこの先生。

遼馬と同じ高校へと転校してきた玲臣。
東京からの転校生ということでざわめき立つクラスメイトたち。
(まだこのマンガの舞台がどこかよくわかりませんが、登場人物のしゃべり方からして関西地方っぽいです)

玲臣はクラスメイトたちの顔も立てつつ、居候させてもらっている身であるがゆえに、銭湯の仕事を手伝わなければいけなかったんじゃないかと引け目に感じる。
そしてクラスでぼっちになっている遼馬を見て見ぬふりしかできず、保身ばかりの自分を責める。

第1話でおじさんの家に住んでいたという話がありましたが、きっと周囲の人間の顔色を伺いながら生きてきた、いや、生きていかざるを得なかったのでしょう。
そして転校初日、自分の歓迎会に参加するなんていうささやかな”自分の時間”さえも申し訳ないと感じてしまう、ナチュラルに自分を責めてしまう性格。

たった2話の連載ですが、玲臣がこれまでどうやって生きてきたか、言葉や絵による描写は非常に断片的なのに、それを読者がイメージできてしまう。
それだけ丁寧にキャラクターを描いているということだと思います。

そしてもう一人の遼馬。
玲臣がいろいろと一人考え、肩身が狭くなっている中で、遼馬は「スマン ……なんの話?」と、玲臣を責める気持ちなんて1ミリも持っていなかった。

それどころか、新しい環境に慣れようとしている玲臣にねぎらいの言葉をかける。

これが変に気をつかっているわけでもなく、遼馬のあるがままの気持ち。
だからこそ玲臣にとってはこれ以上なく、心を楽にしてくれたのでしょう。

なんだこのコミュニケーション描写。
めちゃくちゃ丁寧だし、どこも不自然さがない。

ほんとに読んでて気持ちがいいマンガです。

そして、このマンガの影の主役(?)、おじいちゃんが今週もかっこいい!!

玲臣を引き取る手続きをパパっと進める。
子どもたちにはあんなに愛情を持って接しているのに、大人相手には(電話の相手は玲臣が居候していたおじさんでしょうか?)ガツンと啖呵ブチかます。

料理もできて、そしてパソコンも使えるんかいー!!
しごできおじいちゃん…かっこよすぎる…

そういうわけで、非常に快適にストレスフリーに読める「おかえり水平線」、ちょっと僕自身ファンになりつつあります。

…あっ、でもストレスフリーってのはちょっと嘘かも。
今週はちょっとストレスありました。

体育教師「よしっ二人一組になれ~」

やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
(トラウマカムバック)

世の教育者達よ、二人一組になれ」は言葉の暴力と心得よ

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