まだまだハンターハンターは休載しない!冨樫先生ありがとう。
ハンターハンター最新の第404話「思惑」感想・考察です。
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前回の感想・考察
第3王子チョウライとクラピカの駆け引き
守護霊獣の能力について考察するクラピカ
チョウライに憑く守護霊獣の能力、コイン精製。
1003号室に来たクラピカを含めて、能力の解析が進められます。
【コイン精製能力について確定していること】
- コインは1日1枚精製される
- コイン精製から9日目までは「1」だったが、10日目からは「10」になった
- コインは第3王子チョウライ所有のものと、誰かに渡したものとでは裏面のデザインが違う
(前者は守護霊獣の姿が、後者はチョウライの姿が刻印されている) - 王子が所有する「10」のコインを他者に渡すと「1」にリセットされる
また、このコインを再び王子に戻しても「10」には戻らない - 数字の変化、デザインの変化はコインを渡したその瞬間に発生する
これを受けてクラピカは、チョウライの守護霊獣の能力を具現化系蓄積型と推察します。
が、ここでひとつ駆け引きを打つクラピカ。
このコイン最大の疑問、持ち続けていたら何が起こる?について、表向き(チョウライ向け)には念能力の覚醒と説明しますが、クラピカの中ではチョウライへの半強制的忠誠、もっと平たく言えば操作の可能性を危惧します。
やっぱ操作ってめちゃくちゃ脅威ですよね。
今思うとキスだけで3時間相手を操作できるヴェーゼの180分の恋奴隷(インスタントラヴァー)って超強力だったんじゃ…?
で、話を戻しますが、ここでさりげなく上手いのは、チョウライをおだててご機嫌をとっていること。
蓄積型の能力は計画性が高く 理知に富んだ能力者に多く見られます
つまり これは… 国王に即位した後を見据えた能力…!
とヨイショ。この世渡り上手さんめ!!
クラピカの接待を受けて、チョウライもまんざらではない様子。こいつチョロいね
実際のところ、チョウライの守護霊獣の能力は…
チョウライの守護霊獣の能力、すなわちコインがどのような効果をもたらすのかは、読者向けにはもう少しだけ情報が開示されています。
第376話の1コマより。
ということで、複数の条件により複数の能力が/様々な能力が発現するとあります。
今回予想した念能力の開花(これはチョウライ向けの建前っぽいですが)や操作・服従以外にも、何かが起こる可能性は十分にある。てか何が起きるかわからない。
発動条件もただコインを持ち続けるだけでなく、他にもあるかもしれない。
まだまだ謎は残されていますね。
作中でも触れられていましたが、今いちばんコインを古くから持っているのは第1王子ベンジャミンの私設兵、コベントバ。何かが起きるとしたらまずコイツでしょうか?
上層の王位継承戦、下層のマフィア抗争が交わりつつある
各マフィアとケツモチ王子の関係性
ここまで、ほぼ別々に動いていた上層の王位継承戦と、下層のマフィア抗争。
これが一気に繋がりかけた今週の話でした。
改めて、各マフィアファミリーと王子の関係性をおさらいします。第378話より
作中何度となく「均衡(バランス)」という言葉が出てきましたが、マフィア間が均衡(バランス)を取っているということは、それらのトップに立つ王子たち=ツェリードニヒ、チョウライ、ルズールスの3名の間でも均衡(バランス)が取れているということ。
この均衡(バランス)が切れたとき、例えばケツモチの王子が死んだりしたらマフィア同士の抗争は激化する。
この状況で一番旨みがあるのは、第1王子ベンジャミン。
なぜなら暴徒と化したマフィアを鎮圧する!という大義名分を盾に、特殊戒厳令を発動し、法律を味方にし、堂々と軍を動かすことができるからです。
そのときの権限は他の王子まで及び、王子といえどパクられて牢屋行き、下手したらそのまま極刑なんてこともありうる。
さらに言えば、むしろベンジャミンがケツモチ王子を暗殺し、それをマフィアの仕業と仕立てあげることで、前述の特殊戒厳令発動を自作自演することもあり得る…というのがクラピカの推察する最悪のシナリオ。
さすがにマフィア関係の情報はがっちり抑えてますね、クラピカ。
均衡(バランス)は今、か弱く繋がっている状態
ア、イ、ウ各ファミリー間の均衡(バランス)は、いろいろな勢力によって脅かされています。
- モレナが先導し、暴走するエイ=イ一家
- エイ=イ一家を標的として動く幻影旅団(ノブナガ、フィンクス、フェイタン)
- 第7王子ルズールスを始末しようと動くセンリツ、カチョウ達
特にセンリツ達の作戦は作中時系列で明日にも実行するとのことでした。
これが上手くいかないとフウゲツの命が持たないわけで(厳密に言えばルズールスの仕業と確定したわけではないんですが…)、何としてもルズールスには退場いただくしかないんですが、今度はそれによってマフィア間の均衡(バランス)が崩れ、王位継承戦にもその余波は飛んでくるかもしれない?という懸念がありますね。
(あってる?この認識あってる?内心不安なんですが^^;)
そんなわけで本当に何がいつどうなるか読めませんな!
一時期は「マフィアの抗争なんてどうでもいいから王位継承戦を!」と思っていた。
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。
しかしここにきてそれぞれのシナリオが絡み合い、奥行きを増してきた!
やっぱ冨樫先生ってすげーわ。
ハルケンブルグ、作戦決行
いやー、もうすでに考察で相当な文字数を打ってるんですが(ゲッソリ
今週の最も濃密なところはここから(ゲッソリ
ハルケンブルグの能力、少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)について、詳細が明かされました!
この能力は一言でいえば、強制的人格転換。
これってもしかして
俺たち・私たち…
入れ替わってるー!?
♪君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ~♪
…ってやつですね、要は。
ようやくその能力の全容が明かされたので、改めてまとめました。
【少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)の能力について】
まず能力の説明の前に、
①オーラの弓矢を放った直後の状態
と、
②人格の入れ替わり後、肉体が死んだ場合
に分けて考える必要があります。
①単純にオーラの弓矢で撃った直後の状態
- 前述の通り、精神(人格)を入れ替える能力。
- オーラの弓矢で撃たれた者の肉体へ、誰が憑依するかはランダム。
- 【憑依した者(肉体) in 撃たれた者(人格)】は、睡眠状態になる。
- 【撃たれた者(肉体) in 憑依した者(人格)】に優先権があり、こちら側が眠らない限り、前述の【憑依した者(肉体) in 撃たれた者(人格)】は睡眠状態にある。
②精神(人格)が入れ替わった状態で、憑依する側の肉体が死んだ状態
これはまさに今回のハルケンブルグ(肉体)死亡のケースです。
ここからはちょっとでもわかりやすいように
・憑依する者=ハルケンブルグ
・撃たれた者=バルサミルコ
で、行きますね。
- ハルケンブルグの肉体が死んだら、ハルケンブルグの肉体に入っているバルサミルコ(人格)は、バルサミルコ(肉体)に帰っていく
つまりバルサミルコ(肉体)にバルサミルコ(人格)とハルケンブルグ(人格)が共存している状態 - その際の優先度はバルサミルコ>ハルケンブルグ となり、ハルケンブルグ(人格)は睡眠状態となる
- バルサミルコ(人格)が眠ると、ハルケンブルグ(人格)が目覚める
とはいえまだまだ疑問は残る
②のケースの逆版で、人格が入れ替わった状態で、撃たれた側の肉体が死ねばどうなるのか?
また、療法の肉体が死んだらどうなるのか?
これについては明言されていません…っつーか!
X(twitter)でも書いたんですけど、
頭のいいひとがハルケンのモノローグを読めば理解るのかもしれない!
でも僕にはもうここまでが精いっぱいでした!つーか これが限界(このワード使い勝手良し)
解説終了。ハルケンブルグの続く一手は
ということで、ハルケンブルグの肉体がこのまま死ねば、バルサミルコの肉体に2人の人格が共存する。がしかし、ハルケンブルグ(人格)の優先度は低い状態。
ただ、これを理解しているハルケンブルグはバルサミルコ(肉体)で催眠剤を服用。
これによりハルケンブルグ(肉体)の死後、一時的にバルサミルコが自身の肉体と人格で行動できるようになるも、薬が効いてきたらハルケンブルグ(人格)と切り替わる、という仕掛けを打ちました。
まさに捨て身の大作戦ですが、功を奏するのでしょうか。
ツェリードニヒの修行
遂に”絶”完成までのスピードが3秒台に乗ったツェリードニヒ。
1秒を切ったら実戦ということでビビり散らかすサルコフ(ツーブロックの私設兵)。
情報過多でついつい忘れそうになるんですが、そのサルコフという男も単なるモブではなく、呪われしビヨンドの子である可能性が高いわけでして(過去記事:402話の感想を参照ください)、マジで何がどう転ぶか読めないです。
たのしい念能力教室にあたらしいおともだちが!
1014号室で行われている、クラピカによるたのしい念能力教室。
第2回講習会から、第2王子カミーラの私設兵も参加するとのこと。
またしても人間模様が複雑になってきました。
ところでバビマイナは、第2王子私設兵が呪術能力を使う(過去記事:401話の感想を参照ください)ということを知っていました。これはちょっと意外。
となると、そろそろバビマイナが動いてくるかも知れないですね。
バビマイナと第2王子私設兵のにらみ合いが始まるのでしょうか?
そろそろバビマイナの迎撃(カウンター)型の能力見たいなぁ~
また、どの私設兵が来るのかもかなり重要。
なぜなら第2王子私設兵の呪術能力は、ひとりひとりターゲットが別々に設定されているからです。
しかも確実に呪い殺すには、ターゲットに物理的に近い状況も必要。
なので誰が来るか、ターゲットが誰かでその後の展開は大きく変わってきそうです。
ハルケンブルグ(肉体)、死亡
遂にハルケンブルグの肉体は死亡。
これによりバルサミルコ(肉体)に人格が2つ同居している状態に。
優先度はバルサミルコ(人格)>ハルケンブルグ(人格)。
しかし前述のとおり数時間後に人格が入れ替わるよう、仕掛けはすでに打ってあるという状況。
ここまでは完全にハルケンブルグの描いたシナリオ通り進んでいるのでしょう。
ハルケンブルグvsベンジャミンはいよいよ大詰めといったところでしょうか?
意外とベンジャミンは早期退場するのか?どうなんだ??わからん!!
再び旅団登場 〜ノブナガ、フィンクス、フェイタン〜
長ぇ!今日のブログ長ぇ!
ようやく最後のフェーズです。最後までお付き合いいただき感謝します。
今週最後のページは久しぶりにノブナガ、フィンクス、フェイタンのなかよし3人組が登場。
現在彼らは第3層にいます。
休載前の状況を振り返っておくと、ノブナガ&ヒンリギのコンビでエイ=イ一味のアジトに突入、強制送還されたあと、今度は外側からアジトの在り処を突き止めようと動く彼ら。
アジトが第2層にあることは確定しましたたが、その前にフランクリンと合流するため、いったん下層に向かう…というところでしたね。
さあ、少しずつ上層の王位継承戦と下層のマフィア抗争が交わりそうになってきたところで、旅団メンバーの行動がどのような変化をもたらすか?彼らの存在感も増してきました!
次回予告に「次号、旅団も動き始める!!」とありますが、他メンバーの動向もそろそろ知りたいですね。
おさらいですが、ノブナガチーム以外は現状以下の通り行動しています。
- クロロ組(クロロ、シズク、ボノレノフ)
- イルミ、カルト
- フランクリン
- マチ
クロロらは第4~5層付近。シズクは”変装”、ボノレノフは”変身”して、クロロの指示のもと行動中。
イルミ、カルトは第2層に入る権限を持っていますが、あえて第3層に残り、ミザイストムやボトバイらの監視下に自ら置かれています。あえてね
フランクリンは単独行動。第5層でメシ食いながらヒソカ待ち。
そしてマチは唯一、幻影旅団全員集合→解散してからの描写がないんですよねー。
第5層には居るらしいのですが。
次週は久々にマチが登場するのかい?しないのかい?
どっちなんだい!!
パワー
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