ジャンプラ2026年1月度新連載のひとつ、「にこにこ元気☆ハッピーちゃん」の忖度なし感想・レビューです!
ネタバレありですので未読の方はお気をつけください。
にこにこ元気☆ハッピーちゃんについて
| 作者 | 犬嶋乃介 先生 |
| ジャンル | コメディ |
| 掲載日 | 金曜 |
あらすじ
毎日限界!だけど生きる!
「悩みがなさそうでいいね」と言われて嬉しいのは、普通の人間に擬態できてるって思えるから☆
毎日限界!だけど生きる!
主演&ナレーション:ハッピーちゃんでお届けする、極上のハッピー・サバイバル・ショー!
ジャンププラス作品ページより引用
個人的 5段階評価
では発表させていただきます…
ドゥルルルルルルルルル……デデン!!!!!
★★☆☆☆
星2つです
星2.5くらいかな?
よかった点
限界人生を送りながらも、人にやさしくできるハッピーちゃん
電車でおじさんに席を譲ったり、他人の仕事も進んで引き受けたりする気配りだったり(それが裏目にでて怒られちゃいましたが)。
限界な人生を送りながらも、他人にやさしくできるハッピーちゃんは好感度高めの主人公でした。
ただネガティブで不幸なだけの女性と、がんばっているのに上手く嚙み合わないという女性とでは受け取り方が全然違いますからね。
この手の作品はいかに読者に、主人公がんばれ!負けるな!って思ってもらえるかがキモだと思うので。
その点の補強ポイントとして、他人にやさしくできるというワンポイントはとてもよかったです。
イマイチな点
ジャンル選定が若干シャバい
〇〇ハラ、退職代行などといった”生きにくい世の中”という、最近の時流に乗っかってきた感じはありますね。
「こういうのウケるだろ」というような感じが少し透けて見えたかな。
それ自体は決して悪いことではないと思っています。
流行に乗っかったほうがヒットしやすいのは事実ですからね。
流行っているということは、ニーズがあるということですから。
しかし、このタイミングでこのジャンルチョイスは若干シャバいかなー。
僕の知る限りでも、いわば“限界女コメディ”とでも言いましょうか、このジャンルにおいては既に
・ドカ食いダイスキ!もちづきさん
・限界OL霧切ギリ子
・平成敗残兵☆すみれちゃん
というヒット作が世に出ていますからね。(もちづきさんは若干方向性が違うかもだけど)
今からそういう作品たちと同じトラックで走り出して、追いつかないといけないというのは…
なかなかなチャレンジかなと思います。
なんとか差別化というか、本作ならではのユニークさで勝負していきたいところですかね。
限界さがまだまだ足りない
第1話を読んだ率直な感想として、正直そんな言うほど限界か…?と思ってしまいました。
医療事務の方がどれだけ忙しいかわからないですけど(もちろん楽な仕事なわけはないと思いますが)、毎日終電まで残業というレベルではないですよね?さすがに。
それであの汚部屋っぷりはさすがにただ自堕落なだけでは?って思っちゃいました。
まぁ仕事のことだけじゃなくて、プライベートの上手くいかなさも複合しての辛さだという説明がありましたけど、せめて実年齢ぐらいオープンにしてくれないと、彼女の状況における深刻さがわかりにくいですよね。
25歳でアレなのと、35歳でアレなのは天と地ほどの差がありますからね…
ハッピーちゃんというキャラクターの見た目からは年齢がわかりにくいだけに。
その後に続く、「他人の仕事を引き受けることを評価されるどころか怒られる」「サウナで怒られる」というのも、まあ辛いのはわかるけどそんなに引きずるようなことでは…
サウナに関しては自分がメインで怒られたわけでもないしなぁ。
で、ガッカリしたり、少しだけおじさんの件でほっこりして自宅に帰ってきたとき、汚部屋で結局落ち込んでるんですよね。決定打となっているのはやっぱり汚部屋。
片づけたら全部解決ちゃう?
って思ってしまいましたね… 今の時代そういう代行もあるだろうし。
端的に言うと、どうしようもない不可抗力的な不幸ではなくて、わりと身から出た錆なんじゃないかと。
そこがちょっと限界度の足りなさを感じたポイントだったのかなぁ。
総評
主人公のキャラクター性としては、よくも悪くもありました。
他人に気を配れる、やさしくできるところは好印象。
一方で、あの汚部屋っぷりで勝手に鬱ってるのはちょっと自業自得、擁護しづらい。
ということで、もっともっとどうしようもない、抵抗のしようがない絶望が欲しかったなという印象です。
もちろん、まだ第1話ですからね。
これからも様々なことでハッピーちゃんは落ち込んでいくのでしょう。そのバリエーションについても期待しています。
女性特有の鬱な出来事というのも今後あると面白いかもですね。
毎日化粧が大変だとか、女性だけの職場特有の人間関係とか、周りの人が続々と結婚していく、とかね。






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