ハロウィンライブ、はーとぶれいくの演奏はラストの4曲目に突入!!
いよいよライブ終盤のふつうの軽音部 第63話「その未来を閃く」感想、考察です。
※当記事では「ふつうの軽音部」のネタバレを含みます
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前回の感想はこちら
今回はたまき先輩の回想からスタート

そう、ふつうの軽音部において、ライブ中に回想が入る回は神回確定演出なンだわ
性的カスタマーズの引退ライブ翌日、打ち上げ的な集まりで会ったたまき先輩と夏帆さん。
あのライブの後ですから、お互い音楽に対して熱くこみ上げるものは確実にあるはずなんですが…
※あのライブについてはこちら↓
「ひとりでやってるほうがええんかも」「まだ何も決めてないなぁ」と、お互い腹を割って話すには、最後の一歩がどうしても踏み込めないたまき先輩と夏帆さん。
というところで、回想という名の神回前フリは終了。
4曲目:閃光少女/東京事変
はーとぶれいく、ハロウィンライブのラストソングである4曲目、「閃光少女」がスタート。
まずはジャブがわりに、
「昨日の誤解で 歪んだ焦点は 新しく合わせて」
の歌詞に、たまき先輩と夏帆さん、すれ違ってしまった過去をリンクさせてくるというふつうの軽音部の伝家の宝刀・歌詞リンクが冴えわたる。
ここまでのハロウィンライブ、アクシデントがありつつも、演奏するほどに凄みを増してきたはとっち。
たまき先輩も、ライブが進むにつれて真剣な眼差しになっていく。
それでも。
まだ、はとっちの歌とギターは、本当の意味でたまき先輩の心には響いていない。
はとっちの成長ぶりに感動してはいるんだけど、まだここでは「先輩が後輩を優しく見守る目線」、その域を出ていない。
たまき先輩の、本当の”熱”を引きずり出せていない。
ここまでは。
さあ、ここからだ
ここからが、はとっちが神と呼ばれる所以だ
「陰ながらずっと応援してるからね」なんて、
そんなヌルい感情で尊敬するたまき先輩に帰ってもらうわけにはいかないはとっちなのだ!!
「たまき先輩 あなたに届いてますか」
「あの後夜祭ライブで私がもらった感動の 一億分の一でもお返しすることができてますか!!」
ここで「できてますか?」じゃなくて「できてますか!!」なのが灼熱にアツい!!
わかりますか?わかるだろ!?わかるハズ!!
声はかすれてくるも、楽曲は終盤。
最後の気力と声を振り絞るはとっち。
「私は今しか知らない」
「貴方の今を 閃きたい」
閃光少女という曲において最も重要な歌詞である「閃き」というワード。
はとっちの気迫ブチ込めたこの歌詞が、たまき先輩に刺さり、ひとつの「閃き」を生み出させる!!
その閃きとはァァァァ?もちろんンンンン!!!
今回のサブタイトルでもある「その未来」だ!!!!!!!!!

夏帆さんへの遠慮など入る余地のない、ただただ純粋にたまき先輩自身がやりたいこと。
それが一瞬の閃光と共に脳内でビジョンを描く!!
はーとぶれいくのライブを見届けたあと。
はとっちがくれたインスピレーションに従って、夏帆ちゃんにメッセージを送るたまき先輩。

泣いた
オレは泣いたぞ
まだプロトコルとの対決どころかプロトコルの演奏さえ終わってないのに、なんなんだよこの盛り上げわ…
これこそがオレが惚れたふつうの軽音部だバカヤロウ!!
歌詞リンクはここにもあった
2曲目「ジターバグ」の時点で、はーとぶれいくのライブを観ないでスマホ覗いてたモブ子2名。
この子らにもはーとぶれいくの演奏が届き、ついにその手のスマホを降ろし、はーとぶれいくに集中させる。
※スマホ覗いてたモブ子2名については第60話参照
そんなシーンにリンクする「写真機(=スマホ)は要らないわ 五感を持って お出で」の歌詞

上手い演出だな~!
オレでなきゃ見逃しちゃうね
本筋ではもちろん、たまき先輩と夏帆さんの関係性を表す曲として「閃光少女」がチョイスされたのでしょうけど、それプラスアルファとしてここの歌詞は演出に使えるんじゃないかと、それこそ閃いたんじゃないですか?クワハリ先生。
なんて想像しちゃいました。
ふっ切れたのはたまき先輩だけじゃない
ハロウィンライブ直前に、元Sound Sleepの舞伽ちゃんと仲直りできる!と期待したところから叩き落された桃ちゃん。
桃ちゃんもまた、ダウナーな感情に蓋をすることなく、それを引き連れたまま前に進む決意を固めました。
ふっ切れた桃ちゃん。
その決意は確かに今回の演奏にも表れていましたね。
影のMVPは厘、お前だ
ということでたまき先輩と夏帆さんの過去と未来にビッタビタにシンクロした「閃光少女」。
を、選曲したのは他でもない幸山厘という事実www
さすがにここまでの結果を計算したわけではないでしょう(たまき先輩と夏帆さんの過去も知らないはずだし)
それでも結果的には、たまき先輩に感謝をお届けしたかったはとっちへの超絶スーパー神アシストとなりましたね。
こいつ、”持ってる”ぜ…
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