ガチDQN、川上純が去ってゆき、水尾が中学生時代を語り出す――
ふつうの軽音部 第82話「ダバダバする」感想、考察です。
※当記事では「ふつうの軽音部」のネタバレを含みます
前回の感想はこちら
水尾と川上純の過去編
前回、「オレ、次の大会で勝ったら玲羽に告白するんだ…」と古典的死亡フラグを立てた川上純。
そんなわけで気合いを入れて、休日返上でジョギング。すると突然…

フラグ回収が早すぎる!!
いや、笑えないけどな…
川上純には何の落ち度もないんだから。
こうして右足を骨折し、大会どころではなくなった川上純。
ただ、この件それ自体は、彼をDQN化させた直接の原因ではないそうです。
最初はリハビリを頑張っていたけど、あることがきっかけで学校に行かなくなってしまったと。
…これはシンプルに考えると、こういうことですかね?
- 川上純が参加できなかった大会で、水尾が大活躍する
- 玲羽が水尾にキャーカッコイイ―!!ってなる
- なんやかんやあって2人は付き合う
- それを見た川上純は自暴自棄になる
こういうことかな?
一応、水尾が責任を感じている点ともつじつまが合うと思うし。
川上純が玲羽を好きだったということを水尾が知っている以上、知っていてなお玲羽と付き合ったのはなぜか?
これがどうしてもわからないですが、3カ月間だけ付き合っていたという事実はもう確定していますからね。
そのあたりの真相はまた後ほどということで。
はとっち、水尾、野呂あたる、仲良くなる
責任を感じている水尾の話を聞いて、なんと言葉をかけていいかわからないはとっち。
それに対してズバッと読者の気持ちを代弁してくれた野呂あたる。

こういう時、単純バカは強いですね。さてはこいつ強化系だな?
その後に語られるパンク論については意味がわからなかったけど、最終的に水尾にはパンクが刺さったようです。
もしかしたら今後、カキフライエフェクトのサポートメンバーで水尾が登場したりするかも?
田口くんも吉田商店のサポメンやってるしね。
その後も話は盛り上がり、水尾とはとっちと野呂あたる、軽音部以外に(ほぼ)友達いない者同士、絆が深まりました。

いやお前ら全員ぼっちなんか~い!!
これからもたくさん見せてね、ぼっちちゃんのロック、ぼっち・ざ・ろっくを!なんか~い!!
なんなの?現代の若い子ってやっぱりリアルなコミュ力に欠けてるのかなぁ?
こんなに友達いないやつが多いことってあるか?
僕の高校生時代なんかは、クラスにひとりくらいでしたよ。ぼっちなヤツ。
まあそのひとりが僕なんですけどね!ガハハ!!
そうだよ、高校生時代がぼっちすぎて、時間つぶしのためにマンガ買いまくったのが今に至ってるんだったわ。
あの頃は数々のマンガたちに心救われたなァ…(シミジミ
はとっち、ガチ恋モードに入る
もとはといえば、ハロウィンライブで演奏する水尾の姿にキュンと来たはとっちでした。
(第65話より)
それが今回、おそらく過去イチで水尾と深く話し合ったことにより、彼もふつうの高校生なんだということに気が付いた。
気が付いたからこそ、あのときのキュン!が変なテンションになっていたからではなくて、ふつうに好きだったんだ、と真理に気づいてしまったはとっち。

ふつうの軽音部、開始まったな…
しかし、そう考えると野呂あたるの存在、あいつは影のMVPだな!
はとっちと水尾のふたりきりだったら話も大して弾まなかったところ、野呂あたるが間に入ったことにより、トークがグルグル回ったんだから。
さながら牡蠣とタルタルソースを繋ぐ、カラッと揚がった衣のよう(無理やり牡蠣に例えるスタイル)。
ラストは自分の気持ちに気づいてしまったはとっちがダバダバして今週は終了。

サブタイトルの「ダバダバ」は曲名でしたか。
第50話「空をいく」と同じで、よーく考えていたら予想的中できていたのに。くそぅ
次回、「恋バナをする」
うおおおおお、なんて気になるサブタイトルだよ!?
はとっちが誰と恋バナをするのか気になるところです。
本命は、はーとぶれいくメンバーか?
でもそうなると軽音部内で動きづらくなるんじゃないかなぁ… はとっちのような陰キャは、なるべく恋愛ごとは自分の胸に秘めておきたいタイプだと思うんだよな。
であれば矢賀ちゃん?
それもありそうな気がする。矢賀ちゃんはぜったい茶化したりしないだろうし。
あるいは、たまき先輩というのもあり得るな。
はとっちがいちばん尊敬している先輩だし。それにこういう恋愛ごとなら、年上の人に相談したくなる気がする。
大穴で、はとっちはミスリードで全然違うキャラの恋バナってのもあり得るか。
吉田さんとか、るりるりとか。あとは…ヨンスとか笑
なにはともあれ、久しぶりに次週が気になります!
最近はけっこうテンション下がり気味の展開だったからね笑
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