ジャンプラ2025年4月度新連載のひとつ、「銀青のプルースト」の忖度なし感想・レビューです!
ネタバレありですので未読の方はお気をつけください。
銀青のプルーストについて
作者 | えもふう 先生 |
ジャンル | 恋愛(百合) |
掲載日 | 土曜 |
あらすじ
経営者の父を持ち、丘の上のお嬢様学校に通う和希。
優等生そのものの生活を送っていたある日、不良高校に通う奔放な萌花と出会う。
萌花と彼氏のいちゃつきを目の前で見せられ、動揺する和希だが…!?
海風薫る街で出会う、正反対の2人の物語。
ジャンププラス作品ページより引用
個人的 5段階評価
では発表させていただきます…
ドゥルルルルルルルルル……デデン!!!!!
★★★★☆
期待を込めて、星4つでございます
よかった点
百合だ!百合がきたぞォォォォ
ジャンププラスに実に良質な百合がやってきました。
コメント欄にも多くの百合紳士たちが集い、本作に並々ならぬ期待を寄せています。
そっち方面に対して経験豊富な攻めの萌花、逆に清廉純白な受けの和希という組み合わせはあまりにもテンプレすぎる。だがそれがいい
特に、初心(うぶ)な和希の反応が最高ですね。
第1話にしてかなり和希というキャラクターが好きになりましたよ僕は。
萌花のディープキスを目の当たりにしたときは顔を真っ赤にしながら涙目で全力逃走したり、
自室では手首のシワでキスの感覚を疑似確認したり(コメント欄の百合に自信ニキさんの解説より)、萌花のキスを一生懸命待ってるときの顔だったり。
いいぞもっとやれ(ハァハァ
イマイチな点
ジャンルの性質上、人を選ぶかも
これはこのマンガがどうこうではないのですが、百合というジャンルはもしかしたら万人受けはしないかもしれませんね。
そこがネックとなって、連載継続するだけの読者支持を集められないかもしれません…
まぁそんなことは他のジャンルにも当てはまるので、言ってたらキリがないですけどね。
ちなみに僕は百合というのは、好きか嫌いかで言えば…
どうしてもどちらかを選ばなければならないと言われれたならば…
死ぬほど大好きです
ちなみにホモは大嫌いです(あくまでもマンガの話ね)
パンチラの描き込みが甘いッ!
まぁ半分冗談みたいなツッコミですけど、気になっちゃったので笑
萌花とのファーストコンタクトのシーン。
潮風に揺れるスカートから、萌花のパンツが見えてしまいます。
…が!なんだこののっぺりした黒は!?
お尻のシワもなく、全体的にのぺっとしすぎ!
百合マンガならばその呼び名の通り、女の子たちの花のように可憐で美しい様をいかに描き切れるかは重要なところじゃ。
ここはしっかりと美尻を描いてほしかったのう…
集英社には桂正和先生、矢吹健太郎先生、佐伯俊先生などなどパンチラ界のレジェンドがゴロゴロおるのじゃから、彼らの超絶テクニックを盗まぬ手はないぞよ。
…そういえば「バクマン。」でも福田先生が蒼樹先生にパンチラの熱血指導をするシーンありましたね。
マジであれくらいの熱意を持って女の子のお尻を描いてほしいです!マジで!!真面目に!!!
総評
ジャンププラスに突然現れた「百合版・正反対な君と僕」。
産まれも育ちも上級国民、まだ何色にも染まっていないお嬢さまの和希が、ワルな萌花と出会い、どう変化していくのか。
あるいは逆に萌花のほうが変化していくのか。
そして百合要素。
ジャンプラにありそうでなかったジャンル。
こればかりは完全に好みの問題ですが、濃密で美しい百合をお願いしたい。
お願いしたい。(真剣な眼差し)
余談:「プルースト」とは
プルーストとは、フランスの小説家、マルセル・プルーストから。
代表作『失われた時を求めて』にて、ある匂いを嗅ぐとその関連した記憶が思い出されることを、紅茶に浸したマドレーヌの匂いから物語が展開していく本作品から「プルースト効果」と呼ばれている。
だそうです(wikipediaより、一部略)
ということで”香り”というのが本作において大きなひとつの要素となります。
ここはしっかり押さえておきたいですね。
ちなみに僕は、女性とすれ違いざまに香水のいい香りがする瞬間が狂おしいほど好きです(キモ
たまに男性でもいい香りする人がいますが、それは不思議となんとも思わないんですよね^^;
なんででしょうね。
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