1998年の連載開始からかれこれ27年続いている、富樫義博先生の代表作HUNTER×HUNTER(以下ハンターハンター)。
非情に多くのキャラクターが登場する作品ですが、年単位で休載することもあってか、
「あれっ!?このキャラってこんな顔だったっけ…?」となることもしばしば。
特に女性キャラに関しては、初登場とその後を比べると、めちゃくちゃ可愛くなっているキャラクターが多く存在します。
ここでは、初登場時とその後で見た目がかなり変わったハンターハンターのキャラクターをピックアップしていきたいと思います!
※本記事は、週刊少年ジャンプ掲載、最新コミックス未収録の部分までのネタバレを含みます。ご注意ください。
エントリーNo.1 ポンズ
ハンター試験編で初登場となったポンズ。

蜂を操る能力を持ち、ターゲットが罠にかかるのをじっくり待つスタイルで戦います。
ハンター試験は残念ながら不合格となった彼女ですが、その後まさかの再登場。
しかしながら、再登場したのがキメラ=アント編というのが彼女の運の尽きでした。
念を覚えた蟻達に逃げ惑うも、最期はハンドガンで撃たれ、惨殺されてしまいます。
ポックルの凄惨な死ともども、衝撃を受けた読者は多いことでしょう。
なにしろご覧のとおり、ハンターハンターの女性キャラのなかでもかなり可愛いルックスでしたからね。
マジかよ冨樫容赦ねぇ… と思ったものです。
それでは、そんなポンズさんが初登場したコマを見てみましょう!!

誰?このイモ女
ていうか帽子がすげぇ膨らんでるのは何なん?
風船かなにか?
もしもポンズがキメラ=アント編を生き残っていたら、どこまで帽子が膨らんでいたのか…
それがもう見れなくなったのは残念です。
エントリーNo.2 センリツ
ヨークシン編で初登場となったセンリツ。
ハンターライセンスを持つ、プロハンターです。

放出系能力者であり、「楽器の演奏と共にオーラを飛ばし、他者の肉体や精神を癒す」「ずば抜けた聴覚」といった支援系の能力を持ちます。
さらには、本気になれば「聴く者の意識を3分間 音の世界へ誘える」というチートスキルも。
直接的な殺傷能力はないにしろ、サポート役としては極めて強力な念能力者でもあります。

彼女はノストラード組の護衛任務を通して、クラピカの善き理解者となっていきます。
特にうす汚ねェクルタ族の血のせいか 意外と沸点が低く、事あるごとにブチ切れがちなクラピカをなだめる、ハンターハンター作中においても屈指の癒し系キャラです。
クラピカからの信頼はかなり厚く、暗黒大陸・王位継承戦編には彼の依頼で再登場。
第10王子カチョウの護衛任務に就きます。
さて、前置きが長くなってしまいました。
そろそろ初登場時のセンリツさんを見てみましょう!

いくらなんでもひどくね??
「闇のソナタ」の演奏を一小節聴き、呪いを受けてしまった姿とはいえこれはひどい。
よくここからあんなに可愛らしい姿に描いたものです。
エントリーNo.3 パクノダ
ヨークシン編で初登場となったパクノダ。
幻影旅団の初期メンでもあり、団員ナンバーは9番。
特質系能力者で、「触れた者の記憶を読み取ることができる」「記憶弾(読み取った記憶を弾丸に込め、撃った相手に共有できる)」という能力を持つ、旅団においても替えがきかない貴重な存在です。
いざとなったら非情に徹することができるメンバーが多い旅団において、最も人間臭い面を見せたキャラクターでもあります。
ただ、それ故に命を落とす結果にもなってしまったのですが…
キャラデザとしては、大胆に胸元を開いた黒いレディーススーツに超ミニスカートが特徴的。
ハンターハンターに登場した女性キャラの中でもかなり”大人の色気”をかもし出しています。

さて、それではそろそろ初登場時のパクノダさんを見てみましょう。

魔女かな?
もひとついってみましょうか。

なんかのっぺりしてる…
よくここからあんな美人さんになりました。
最初から美人に描いてあげてよ冨樫先生!!
エントリーNo.4 ネフェルピトー
キメラ=アント編に登場した王直属護衛軍のひとり。
特質系に属する禍々しいオーラとエグすぎる拷問テクで、我々ハンター読者に強烈なトラウマを植え付けたネフェルピトーの登場です。
一人称は「僕」ですが、見た目は女性(メス)らしさもあり、果たしてメスなのか僕っ娘なのか。
その議論はいまだに専門家の間でも意見が分かれるところであります。
それではまず先に、初登場時のネフェルピトーを見ていきましょう。

うん…こりゃ男だな。
まったく可愛さのかけらもない初登場時でしたが、ここからどんどん可愛く魔改造していくのが冨樫義博という男。
これ↑が、こう↓変わってしまうのですから恐れいります。

前言撤回、こりゃ女の子だな?
ぱっちりと見開いたお目目、ウェーブがかった髪の毛、キュッと引き締まったウエストからヒップにかけてのライン。
すべての情報が物語っている…ピトーは女の子だと!!
実際、この場面を目の当たりにしたキルアも「母親のよう…!!!」と感じていますからね。

まったく、こんなに可愛い娘の頭蓋骨を粉砕するなんて…
ゴンさん、恐ろしい子。
エントリーNo.5 パーム=シベリア
キメラ=アント編に登場。
ノヴの弟子であり、彼に対して盲目的な恋心を抱く女性です。
念能力の系統は強化系。
まさに強化系の性格にありがちな「純粋、一途」が悪いほうに出てしまった、超重度のメンヘラちゃん。
ビジュアル的には、お世辞にもかわいい、美人とは言えない姿でしたが…

その後、ナックル達に敗れてしまったゴンに対し、「私とつきあって…!」と条件を突きつけるパーム。
ゴンも約束を守れなかった手前、要求を断ることはせず、ふたりはデートすることに。
その際のパームさんの姿がこちら。

そらキルアも全力ツッコミ不可避ですわ。
この後も宮殿潜入、キメラアント化などなど、ルックスが激しく変わっていくパームですが、結局ゴンとのデートのときが一番かわいかったように思います。
エントリーNo.6 アマネ
会長選挙・アルカ編に登場した、ゾルディック家執事のひとり。
キルアでさえ苦手としている古参執事・ツボネの孫です。
キルアの父・シルバ直属の執事であり、彼からの厚い信頼を得ています。
それ故、アルカを巡る家族内指令において、キルアの御目付役という重要なミッションを任されました。
初登場時はミッションの重さからか、強張った表情でしたが…

任務が始まって間もなく、イルミからの着信に対して、思いっきり態度に出てしまうドジっ娘っぷりを披露。
結果、キルアはシルバやイルミの思惑など、アルカを巡る背景そのすべてに気づいてしまいます。

さらにドジっ娘属性は磨きがかかってゆき…
空港ではキルアとカナリアのブラフにまんまとハマり、キルアを見失ってしまうポンコツさを露呈。
激しく取り乱す姿はもはや、初登場時の緊張感はかけらもありません笑

カナリアの言うとおり、素の性格と表情がかわいいキャラクターでした。

エントリーNo.7 オイト王妃
暗黒大陸・王位継承戦編に登場。
カキン王国の国王・ナスビー=ホイコーロの第8王妃であり、第14王子・ワブルを育てる一児の母です。
初登場時は目つきがキツめ、幸薄めの女性でしたが、冨樫マジックでだんだんと愛嬌が出てきます。

物語は進み、ついに王位継承戦が始まったブラック=ホエール号船内。
オイト王妃のもとにも刺客が現れ、間接的にではありますが戦闘を余儀なくされます。

こんな緊急事態に急にかわいくなるな~!!
明らかに初登場時とは比べ物にならない美人さん。
困惑するしかない状況に「!? !?」と冷や汗ひとつかく表情がなんとも色っぽいじゃないですか。
その後、人差し指の絶対時間発動中にクラピカが気絶してしまったため、連動して気を失ってしまったオイト王妃。
その目覚めの姿がこちら。

髪を結っていないバージョンです。マ、ママぁ~~
人妻の色気が漂いますね~
最後にもうひとつ!
クラピカの人差し指の絶対時間の副作用で念に目覚めたオイト王妃。
船内サバイバルを生き残るため、必死で念を習得しようとします。

最後の「……かな…?」がかわいいw
オイト王妃はまだまだこの先も王位継承戦の最重要人物ですので、さらなるかわいさに期待します!!
エントリーNo.8 ボークセン
暗黒大陸・王位継承戦編で登場。
カキン王国第4王子ツェリードニヒの私設兵であり、軍学校時代の同級生でもある様子。
他の軍学校時代の級友たちとグループを組み、ツェリードニヒの護衛任務に就きますが、ボークセンはそのなかでもリーダー格の存在。
まだ念能力は開花させていないものの、特質系の才能を秘めており、ポテンシャル的にはかなりのものを持っているキャラクターです。
初登場時はなんともイモっぽい表情でしたが…

第407話でエイ=イ組に拉致され、彼女らのアジトへ。
そこでモレナと対峙し、「交渉ゲーム」を行うことを強要されます。
ゲームが進むにつれ、ボークセンの表情も移り変わってゆき…

いやキレイになりすぎやろ!
これぞ冨樫マジック。まつ毛もしっかりカールしていて、お目目パッチリ美人になっちゃいました。
この「交渉ゲーム」はリアルタイムで読んでいたんですが、「ボークセンかわいくなりすぎ」と完全にネットがザワついていましたね。
ただちょっと待ってください!
ボークセンのかわいいシーンはこれだけじゃありません。
「交渉ゲーム」の途中で、ボークセンはモレナの能力「恋のエチュード」の感染を受け入れることとなりました。
すなわち、モレナとのディープキスを受けることに…
その際のリアクションがたまらんので、ご覧ください!

初心なんかいィィィ
まさかのキス未経験、そして本人的には必死にポーカーフェイスを貫くも、モレナにはモロバレという可愛さ。
たった数話のエピソードでここまでボークセンの可愛さを引き出せるのが、まさに巨匠・冨樫義博です。
まとめ
以上、ハンターハンターに登場した可愛くなりすぎキャラ8選でした!
ポッと出のときはなんてことはないキャラクターなのに、いつの間にか目が離せない存在になっている…
それがハンターハンターの、冨樫先生のすごさ!
この機会に改めて読み直し、お気に入りのキャラクターのBefore/Afterを確かめてみるのもいいかもしれません。
ちなみにHUNTER×HUNTERを読むなら個人的にはDMMブックス一択です!
理由は、フルカラー版で読めるからです!
一度フルカラーを味わってしまうと、もうモノクロには戻れない…それほど読みやすさが段違いです。
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