過去イチのホラー回…鳴り響く不協和音【ふつうの軽音部 52話感想】

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ふつうの軽音部 感想
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【祝】コミックス5巻 発売!!

あけましておめでとうございます!

年明け早々、ふつうの軽音部 コミックス第5巻が発売されましたよ!
皆さん購入されましたでしょうか?

僕はもちろん購入しましたよ!
帰省の都合で1日遅れで買いに行ったんですが、最寄りの小さな書店には特典どころか5巻自体が置いてなくて「終わった…」と思いました。

書店をハシゴして、なんとかお目当てのステッカーをGETできました。フゥ

それから、上記ポストにも写真を添えていますが、出内テツオ先生の描きおろし年賀イラストを各コンビニでプリントアウトできます。まもなく終了なのでお早めに~

それでは、新年1発目のふつうの軽音部「一歩ずつ進む」感想・考察といきましょう。

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先輩に噛みついた遠野、パート練習不参加を決断。

前回のドラムパート練習で、ヘッポコ先輩たちに派手に噛みついた遠野くん。

レベルの低い先輩たちと合同練習する意味を見出せず、結局のところ鷹見と同じようにパート練習参加をやめることに。

引用元:ふつうの軽音部 第52話

今週のホラーフェイスその①。

完全に冷めきった目で、数志部長にパート練習不参加でも問題ないか確認します。コワッ

そしてその後、田口くんとの帰路にて、恋と音楽活動は切り離して考えていることが判明。
つまり先輩に噛みついたのも、別に桃ちゃんにいいとこ見せたれ!ってオラついたわけでもなく、ドラムに対するストイックな姿勢から出た言動だった。

なんという硬派な男…
いや、硬派なだ、遠野元。

それはそれとして、個人的には冷たささえ感じかねない遠野くんの先輩への態度。
これを桃ちゃんがどう感じたのかが気になっていたんですが、そこはまだ明かされませんでしたね。残念。

鶴副部長の目的がなんとなく判明

ドラムだけでなくベースも有意義な集まりになったとは言い難く、不評吹き荒れるパート練習。

第1回リーダー会議でパート練習を提言した際は(第47話より)、それが鶴副部長の発案であることをあえて伏せ、数志部長のアイディアであるかのように振る舞っていました。

なぜそんな回りくどいことをするのか?という疑問があったんですが、パート練習は上手くいきっこないという読みがあり、実際にそうなって、部員たちのヘイトが数志部長に集中することを狙っていたのか。

引用元:ふつうの軽音部 第52話
引用元:ふつうの軽音部 第52話

今週のホラーフェイスその③。(順番前後)

いまいち読み切れない鶴副部長の行動。その源泉は、

軽音部を、ぶっ壊す!!

ということだったのか。

やっぱりこいつモレナじゃねーか!

たまき先輩への想いは、尊敬を超えて狂信の域に達していた。
そんなたまき先輩が愛した軽音部だからこそ、壊そうとしている…

いや意味わからん!
メンヘラちゃんにもほどがあるぜぇ…

鶴副部長の暗躍に気づいた厘

そんな鶴副部長の裏工作が、ついにあの御方の知るところとなりました。

引用元:ふつうの軽音部 第52話

今週のホラーフェイスその②。

マジで背筋ゾワッとしたよ笑

鶴副部長の裏工作に感づいたまでは良い、じゃあなぜこのホラーフェイスなのか。
ちと考えてみましょう。

①鶴副部長の行動の根源は、「軽音部を、ぶっ壊す!!」である
②となると軽音部が今のままではいられなくなる
③つまり唯一神であるはとちゃんの音楽活動にまで影響が及ぶ可能性がある!

…と考えたんでしょう。

それで、はとっち(神)の邪魔をする鶴副部長、イコール敵!!

消さなきゃ…という表情かおなんでしょうね。

厘の逆鱗に触れた鶴副部長。ここから裏の裏を読み合う女同士のバチバチバトルを期待したいところ。

小出しされる鷹見のバックボーン

今週終盤は、自宅でギターの練習に没頭する鷹見。

引用元:ふつうの軽音部 第52話

今週のホラーフェイスその④。

お前ェ、人殺したんか!?って粗品のツッコミを入れたくもなる顔してはります。

たびたび小出しにされる鷹見の家庭環境ですが、今週はいろいろと気になるシーンがありましたね。

  • かなりいい家に住んでいる
  • 父親は帰りが遅く、ひとりで夕飯を済ませている。これが日常。
  • 母親はいない?

と、金銭的には裕福でも、家族の愛情というものが乏しい描写が読み取れますね。

それと併せて、遠野くんの「鷹見がはーとぶれいく(というかはとっち)にやたらと絡む理由」に対して、田口くんの「俺 鷹見と中学同じやから ちょっと思い当たることあるんやけど…」というモノローグ。

鷹見の中学生時代のエピソードですべてが語られるような気がします。

今週の心のオアシス、彩目

ハロウィンライブまであと1か月、新曲が3つもあるということもあって苦戦しまくるはとっち。

はとっち自ら選曲した曲は、ギターがかなり難しいらしいですが、何の曲でしょうね?
はとっちのことだから90年代あたりのマイナーな邦楽ロックからのチョイスだと思いますが。

キャパオーバー気味で焦っているはとっちに対して、ギターの先輩である彩目は、自身の経験も踏まえて端的なアドバイスを贈ります。

引用元:ふつうの軽音部 第52話

「アヤいいよね」「いい…」

ぶっきらぼうだけど、これが紛れもない彩目の優しさ!

今週はダークな展開ばかりだったので、彩目がオアシスでした。

「いつかはうまくなる」っていい言葉ですね。

“努力は必ず形になる”
“時に2歩下がっても、3歩進めば大丈夫”
“仮に直近のハロウィンライブに間に合わなくても大丈夫。まだまだ先は長いから”

そんな風にも聞こえます。

いやー、彩目の株価がじわりじわりと上がってくるなぁ~

今週の大道さん

オアシスといえば、大道さんを忘れちゃいけらっちゃれら!!

引用元:ふつうの軽音部 第52話

僕もほんと好き!!!!

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