HUNTER×HUNTER、作者の冨樫義博先生の圧倒的センスにより、多くのキャラクターが生み出されています。
特に現在連載中の「暗黒大陸・王位継承編」では本当に多くのキャラクターが登場し、複雑なストーリー展開となっています。
そんなHUNTER×HUNTERでは、ポッと出キャラ、脇役キャラなのになぜか妙に印象に残っている…
そういう”濃い”キャラクターも多いです。
ここではそんな忘れられない脇役キャラを紹介していきます!
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ハンター試験編
No.001 ドキドキ2択クイズババア
ハンター試験会場までの道の途中に登場したお婆さん。
低めのテンションからいきなりこれです。
答えようのない2択の問いかけはハンター志願者を悩ませ、レオリオをブチギレさせました。
クラピカの「答えは沈黙」はときどき見かけるネットミームになりましたね。
No.002 ジョネス
第三次試験のトリックタワーに登場した殺人鬼。”解体屋(バラシや)ジョネス”の異名を持つ男で、分かっている限り146人を殺した、懲役968年の服役囚です。
殺害方法は、異常なまでの指の力による、素手での解体。
死体は最低でも50以上に”分解”されています。
この男の姿を確認したレオリオは、自分たちの負け(すなわちハンター試験ギブアップ)でも構わないので棄権するようにキルアに忠告するほどです。
…そんな感じでヤバすぎる感を存分に匂わせたジョネス。その結末は皆さんご存じの通り。
本物の”暗殺者”であるキルアに勝てるはずもなく、あっさりと心臓を”盗まれ”て逝きました。
断末魔の言葉「か…返…」が哀愁漂いますが、キルアは躊躇いなく盗んだ心臓を握り砕きます。
逆にここで心臓を返してあげていたらと想像するとちょっと面白いですけどね。
仮に返してもらったとして、お前それどーすんの?って思いました。
ゾルディック家編
No.003 掃除夫のおじさん
ゾルディック家敷地内「試しの門」の守衛室に勤務する掃除夫(番犬ミケが始末した不正侵入者の死体片付け)のおじさん。
キルアの友達として来てくれたゴンたちに感謝し、無鉄砲な強行突破をしようとしたゴンを静かに、優しく諭してくれました。
念能力を使っていると見られるシーンもあります。
オーラが滾っていますが、念という概念はこの時点では出てきていませんので演出の問題かもしれません。
天空闘技場編
No.004 そんな連中
キルアが忠告した、100階クラスを死守しようと必死な連中。
次のコマでは雑にぶっとばされて終了。
実に冨樫先生らしい表現です。
No.005 フィギュアスケートの例えのおじさん
ゴンVSギド(1回目)の際、「ほっとけば目を回すぞ!」と助言するキルアに口出ししたおじさん。
やたら濃いドヤ顔と即ぶっとばされる姿が笑いを誘いました。
ヨークシン編
No.006 団長の手刀を見逃さなかった人
「おそろしく速い手刀 オレでなきゃ見逃しちゃうね」のセリフでネット上では有名なあの方。
本名は不明です。
相当な実力者と思わせる素振りを見せつつ、クロロとのタイマンバトル開始!
…と思いきや戦闘描写は省略、次の話の冒頭であっけなく死亡。
教科書通りの見事なかませ犬っぷりが大きなインパクトを残しました。
No.007 コネルト
ゴン・キルア・ゼパイルが木造蔵を見本市に出品した際に鑑定・受付をしたおじさん。
…どうみてもあの国民的RPGに出てくる「導かれし者」です。
名前も、元ネタキャラの名前をそのまま真逆にしただけのものですね。
グリードアイランド編
No.008 モタリケ
GIプレイヤーのひとり。ゲームクリアもリタイアもできず、ゲーム内で結婚までして居座り続けてしまった雑魚です。
GI序盤、ジャンケン大会でゲットした指定ポケットカード「真実の剣」を狙いますが、虎の子の魔法(スペル)カード『窃盗(シーフ)』を無駄打ちしてしまい、途方に暮れていました。
その後再登場するも、ゲンスルー一派に捕まり、リスキーダイスの強制使用、顔の整形を強要されるなど、さんざんな目に遭います…
ハイハイハイハイ
モタリケ君のちょっといいトコ見てみたいーーー♪
No.009 コズフトロ
GIのプレイヤーであり、”ハメ組”のメンバー。
同行(アカンパニー)使用時の指定先として、アジト付近に待機している男です。
この人、冷静に考えるとめちゃくちゃ味わい深いんですよ。
はっきり言ってこの役割、雑用ですよね!?ただその場に居続けるだけなんですから。
なのに新メンバーに対してはなぜかやたら偉そうな態度…
十中八九、彼は呪文(スペル)カード40種を1時間以内に覚えられなかったのでしょう。
No.010 ボポボ
GI編終盤、『一坪の海岸線』入手イベントのボスにしてゲームマスターの1人、レイザー。
その部下である「14人の悪魔」のひとりで、メタボなボディが特徴的。
死刑囚ですが、絶対服従を条件にレイザーに雇われ、GIのキャラクターを演じています。
非常にキレやすく、相撲対決ではキルアの挑発に乗っかってしまい、痛い目を見ます。
その後、ヒソカ・ツェズゲラ・ゴレイヌといった”勝ちにいく”パーティで出直してきた際には、キルアへのリベンジを狙いますが、その肝心のキルアに相手にされずブチギレ。
完全に冷静さを欠いてしまい、GIが現実世界で行われていることを暴露したり、レイザーの支配下から抜けるなどと言い出したり、完全に暴走。
最期はレイザーのスパイクを顔面に食らい、目ん玉飛び出して絶命しました。
キメラ=アント編
No.011 コアラ型の蟻
スーツでビシッと決めた姿が異様なキメラ=アント。
やたらシブい言い回し、口癖の「救えねェ」が妙に印象に残るキャラクターです。
王(メルエム)誕生後にコルトらとともに降伏しているため、ハンター達による討伐作戦後も生存。
転生したカイトと行動を共にすることとなりました。
カイトともども、再登場に期待したいですね。
No.012 カラス
“選別”までの間の余興として、将棋や囲碁などのボードゲームに興じていたメルエム。
コムギと軍儀を打つなかで、人間のような心が少しずつ芽生えてきます。
メルエム自身その感覚に戸惑い揺れており、そんな”心”に無理矢理フタをしてかき消そうとするかのように「暴力こそこの世で最も強い能力(チカラ)!!」と言い放ち、勢いにまかせてコムギを殺しに向かいます。
そこで登場したのがこのカラス様!!
コムギへの殺意はそっくりそのままカラスに向けられ、一瞬にして塵と化します。
メルエムはついさっきまで殺す気まんまんで来たのに、傷ついたコムギに優しい言葉をかけるのでした…
ということで、マジでこのカラスがいなければ世界はどうなっていたことか!?
コムギは死に、メルエムは非情な暴君として破壊の限りを尽くしていたでしょう。
人類の被害も何倍にも膨れ上がっていたはずです。
メルエムはメルエムで最後は息絶える運命でしたが、その最期の時、コムギの存在が彼を幸せのまま逝かせることになりました。
すべてはこのカラス様がもうここしかない!ってタイミングでコムギを遅い、メルエムのヘイトを全部集め、あっけなく死んだことによるもの。
地味にHUNTER×HUNTER界のMVPですよ。
会長選挙・アルカ編
No.013 テラデイン、ブシドラ、ルーペ
「脱会長派」と呼ばれる、これまでのハンター協会のあり方に異議を唱える3人組。
一般人を巻き込むイルミを止める作戦を進めると同時に、選挙では会長当選を狙って動きます。
大規模な部隊(清凛隊)を組んで意気揚々とイルミのハントに出るものの、イルミ&ヒソカの力量をまったく把握できぬまま、あっけなく壊滅させられます。
その後、武闘派のブシドラは自ら出陣する!と息巻くものの、戦闘シーンすらなく死亡。
リーダーのテラデインもヒソカに消されました。(ルーペの生死は不明)
いちおうテラデインは二つ星(ダブル)、ブシドラは一つ星(シングル)ハンターなので高い実力と実績を持っているはずなのですが…
パリストンには「わかりやすい」、モラウには「突っ込みドコロが多すぎて…」と、戦闘でも選挙でもまるで相手にされないマヌケぶり。
見事なまでの噛ませ犬っぷりを披露し、退場した3人でした。
なぜか面白い1コマ
暗黒大陸・王位継承編
No.014 ビル
クラピカと同じく、第14王子護衛任務に就く協専ハンター。
最初はモブキャラでしたが、護衛任務を通して数多の危機を乗り切り、立場は違えどもクラピカとの信頼関係を築いている男です。
特に愛すべきシーンとなったのは、クラピカの能力でオイト王妃が念能力を発動した際。
表向きには彼が操作しているように見せかけていましたが、その際のノリの良さで一気に好きになった人も多いのではないでしょうか?
念能力は強化系で、発は「球根(ハルジオン)」。
対象物の成長を促す能力です。
クラピカ曰く、「強化系で補助系の能力は男性では珍しい」。
心優しく実直な彼の性格を反映した能力と言えるでしょう。
強化系ということで、基本的な肉弾戦のスペックの高さは披露済みですが、今後「球根」がどこかで活きるか?にも期待したいです。
No.015 ウェルゲー
第7王妃(セヴァンチ)所属の兵隊長。
頭が固く、クラピカいわく「自分以外信用していない印象」。
念能力についても決して受け入れることはありませんでしたが、ビスケの”真の姿”を目の当たりにすると…まさかの一目惚れ。
その後も頭の固いところは残りますが、完全にビスケにペースを握られました。
なんとなくこの先も死ななそうなキャラです。
No.016 ベレレインテ
(立場上は)ウェルゲーの部下として、第13王子 マラヤームの護衛に就く男。
大柄でオネエ系のプロハンターです。
ギブアンドテイクではあるものの、厳しい立場のクラピカをうまく救ってくれました。
同じく第7王妃セヴァンチの護衛チームであるビスケ、ハンゾーとの絡みもありますし、今後窮地に追い込まれつつあるクラピカの良い味方になってくれそうな気がします。