ジャンプラ2026年1月度新連載のひとつ、「震える右手」の忖度なし感想・レビューです!
ネタバレありですので未読の方はお気をつけください。
震える右手について
| 作者 | 染谷 リキ先生(原作)/羽田 豊隆先生(作画) |
| ジャンル | サスペンス |
| 掲載日 | 水曜 |
作画担当の羽田先生は『幕末賭博バルバロイ』の方ですね。
僕も読んでました。最初の3話くらいは笑
あらすじ
漫画と殺人が交差する――。
人気漫画『東京クライム』の作画担当・灰根樹。
正体不明の原作者・カロンと連載を共に進める中、樹は偶然”ネーム通りの殺人事件”が起きたことを知る。
その瞬間から、彼はカロンへの疑念と恐怖に飲み込まれていく――。
ジャンププラス作品ページより引用
個人的 5段階評価
では発表させていただきます…
ドゥルルルルルルルルル……デデン!!!!!
★★★☆☆
星3つです
よかった点
第1話目にして気になる要素が満載
カロン先生は本当に人を殺しているのか?
そもそもカロン先生とは?今回登場したキャラクターの誰かなのか?
なぜ、鳴かず飛ばずの主人公・灰根樹が作画担当に指名されのか?
無惨にも舌を引っこ抜かれたのは誰?まさか、婚約者?
と、サスペンスの第1話としては今後が気になる要素がたくさんで、純粋に第2話が楽しみです。
作画専門漫画家ならではの心情を描いている
これはけっこう個人的なことで、しかも作品自体の評価ポイントからはズレてるような気もするんですけど…
主人公の灰根 樹は、過去に2度打ち切りを経験しており、それで作画専念の道を選んだ漫画家。
個人的に以前から、作画専念の漫画家さんがどういうモチベーションなのかということはずっと気になっていたんです。
というのも、やはりマンガというのはネームで決まると思っていて。
絵がヘッタクソでもストーリーとキャラが優れていれば続くし、逆に絵がとんでもなく上手くてもストーリーとキャラがイマイチだとヒット作になるのはかなり厳しい。
具体例を出すと… いや、それはいいか。
皆さん心あたりはたくさんあるでしょうし笑
そんなわけで作画専念の漫画家って、正直なところ「画力でその作品の魅力の底上げ」はできるけど、あくまでもサポート役というか。
絵先行で作品人気を引っ張っていくことはまずないと思うんです。
となると組む原作者次第という「原作ガチャ」もあると思うし。
実際どうなんですかねー、そういうモチベーションって。
…という長い前置きは終わって、本作の主人公・灰根さんは、
・自分のマンガを描き続ける夢を諦め、作画専念の道を選んだ
・それでもエゴサして凹むあたり、自分の絵に自信を持てていない
・原作者カロンが天才だから、自分も彼女にプロポーズできるくらいの漫画家になった!
これでよかった!と、自分に言い聞かせている(ように見える)
って感じで、まさに僕が見たかった作画専念漫画家の苦悩を抱えているキャラクターだったのがかなり良かったです!
まぁ、次回からはマンガ要素どこまで残ってるかわかんないですけど…笑
イマイチな点
洗濯バサミで舌はひっこ抜けません笑
洗濯バサミで舌を挟んで、舌を引きちぎるという極悪な殺害(?)方法ですけど…
いやそうはならんやろ笑
針金で補強入ってるのはわかりますよ、ちゃんと見てます。
けど、それにしたって根本から舌がブチ切れることはないだろ笑
百歩譲って舌先だけ引き千切れるか、針金ごと洗濯バサミが外れて舌に切れ目が残るかじゃないか…
ってかそれ以前に、舌を洗濯バサミで挟まれてるその時点で絶叫する激痛だと思うんですけど。
ここはちょっと引っ掛かったかなー。
「カロン先生は本当に人を殺してるんじゃないか?というくらい描写がリアル」という前置きがあっただけに、よけいに思いました。
それで言うと4ページ目の風船の浮力で首チョンパもどうかと思うけどな!
何個風船をつけたら、人の首は引き千切れるのか…
総評
もしかしたらサスペンスというジャンルは、古今東西あるマンガのジャンルの中でいちばん「先が気になる」というポイントが重視されるのかもしれません。
そういう意味では第1話はよかったです。
この内容で、1話をちゃんと読み切って、もう2話は読まなくていいや~となる人はあまりいないんじゃないかなと思います。
果たしてカロン先生は、本当に人を殺しているのか…?
普通はいくらリアリティを追及するとは言っても、ただそれだけの理由で人を殺すなんてないとは思うんですが、なにか他の理由があるのかな。
まぁリアリティを追及するあまり、蜘蛛の味を確かめる漫画家もいるけどね笑






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