ジャンプラ2025年12月度新連載のひとつ、「島ロック」の忖度なし感想・レビューです!
ネタバレありですので未読の方はお気をつけください。
島ロック について
| 作者 | まの瀬 先生(原作)/みはる 先生(作画) |
| ジャンル | 音楽 |
| 掲載日 | 火曜 |
あらすじ
離島で始まるバンドライフ青春譚!
こじらせた心が響かせる、真っすぐなロックンロール!
離島で始まるバンドライフ青春譚。
ジャンププラス作品ページより引用
個人的 5段階評価
では発表させていただきます…
ドゥルルルルルルルルル……デデン!!!!!
★★★☆☆
星3つです
よかった点
違和感なくスッとなじむキャラクターたち
主人公の小津隼人は、至ってふつうの男子高校生。
元々のバンドメンバーに適当な扱いをされても表立って怒ったりしないところを見るに、性格はよさそうです。
そしてヒロインの藤堂みなぎは元気印の明るい女の子。
ウソをついたり、人の顔色を伺ったりはしなさそうな、直球タイプっぽいですね。
他のクラスメイトふたりもいい子たちっぽいですし、スッと受け入れられる素朴なキャラクター性を感じ取りました。
またこの素朴な人柄が”離島”というシチュエーションにもマッチしそうな気配です。
離島というシチュエーションにワクワク不可避
本作の舞台は離島、しかも1人暮らしという。
このシチュエーションに憧れる人は多いんじゃないでしょうか?
僕的には、部屋の明かりを消して外に出ると、満天の星空が広がっているシーン。
ここで沖縄の夜空の映像が脳内に浮かびあがりました(舞台が沖縄かどうかは知らないですけど)。
大自然と気さくな島民たちに囲まれた田舎暮らし。
という、都会暮らしに若干疲れた僕のような人間にとっては、夢の田舎暮らしを疑似体験できるかな?というワクワク感が生まれましたね。
同じ理由で「これ描いて死ね」も大好きなんですよね~。
あれは伊豆大島が舞台なんですけどね。
いつかは仕事辞めて、大自然に身を放り投げたいです。
ってか、シンプルに仕事辞めたいです(極論)
イマイチな点
良くも悪くもサクッと終わり過ぎな第1話だった
新連載にもかかわらず、34ページで終わった第1話。
「え?もう終わり?」と思ってしまいました。
コンパクトで読みやすかったのは事実ですが、もうちょっと次回が読みたくなる何かがあってもよかったのでは…?
例えば、主人公の小津にとっては念願の音楽ライフが実現したわけですから、手に入れたオーディオインターフェイスを使ってさっそく曲を作ってみるだとか。
せっかくのバンド漫画なのに、全然音楽せず終わっちゃったのはどうなんだろうなーとは思いました。
良くいえば軽~く読めちゃうハードルの低さ。
悪くいえば、強烈に残るインパクトに欠けた第1話だったかな。
ここで星ひとつ失いましたけど、それでも星3つなので、期待感は大きいです!
総評
まだまだ導入部も導入部なので、正直評価しようにも評価ポイントが少なくて困ったんですが笑
でもサクッと楽しく読めた第1話でしたね。
あとヒロインとおばあちゃんの掛け合いも見どころのひとつでしたね。
僕はてっきりジャンプラでも「さむわんへるつ」が始まったのかと思いましたよ笑
なんか最近流行ってますよね、こういう大喜利的な笑い。
「妹は知っている」なんかもモロ大喜利(っていうかハガキ職人)の話ですし。
この大喜利的なノリが流行ってる源流は、何かと話題になってるお笑い芸人・粗品さんのツッコミだとか、
たまにやってるテレビ番組「IPPONグランプリ」だとかから来てるのかな~なんて思ってます。
いや、だから悪いとかいう話ではなくてね。
ただそう思っているってだけです。
そんな大喜利的な掛け合いは個人的には好きなので、そういうエッセンスも今後残してくれるとなお楽しめそうなマンガですかねー。
期待してます!!






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