【感想】次にくるマンガ大賞2025 結果発表

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本日9月18日!オレの誕生日(大ウソ)

次にくるマンガ大賞2025」の結果が発表されました。

マンガ読みのひとりとして、色々と思うところがあったので、いくつかピックアップして感想を書いていこうと思います。

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昨年は、ふつうの軽音部が”伝説”になった日

去年はWebマンガ部門で、当ブログ最推しのふつうの軽音部が第1位に輝いたんですよねー。

まだ当時は文化祭編で、はーとぶれいくがいよいよライブを演る!というぐらいの時期でした。
もっというと、投票自体はそれ以前に始まっていたわけですから、恐らく文化祭に何とか出ようと厘が策を実行していた時期くらいですかね?

あれから1年かぁ…
その後のふつうの軽音部はご存知の通り、たまき先輩過去編~引退という超絶神編がありーの、新体制の軽音部が発足しーの、ハロウィンライブが始まり―の、鷹見の過去が明かされ―の、厘が鶴先輩に煮え湯を飲まされ―ので。

Webマンガ部門ナンバーワンの名は伊達ではなく、盤石の人気でジャンププラスのトップランカーになりました。

うーん、感慨深い。

さて、それでは今年のランキングを見ていきましょう。

今年のランキングはこちら

コミックス部門

第1位魔男のイチ
第2位COSMOS
第3位超巡!超条先輩
第4位写らナイんです
第5位平成敗残兵☆すみれちゃん
第6位百瀬アキラの初恋破綻中。
第7位極楽街
第8位しのびごと
第9位恋せよまやかし天使ども
第10位ドッグスレッド
第11位ありす、宇宙までも
第12位廻天のアルバス
第13位妹は知っている
第14位ファントムバスターズ
第15位シルバーマウンテン
第16位悪祓士のキヨシくん
第17位となりのネコと恋知らず
第18位野良猫と狼
第19位マネマネにちにち
第20位ホストと社畜

Webマンガ部門

第1位サンキューピッチ
第2位ケントゥリア
第3位お求めいただいた暴君閣下の悪女です
第4位シバつき物件
第5位全部救ってやる
第6位ドカ食いダイスキ!もちづきさん
第7位かみさまキツネとサラリーマン
第8位限界OL霧切ギリ子
第9位訳アリ心霊マンション
第10位ゴーストフィクサーズ
第11位MAD
第12位竜送りのイサギ
第13位魔女と傭兵
第14位モノクロのふたり
第15位無自覚ちゃんとオトメな男
第16位おかえり、初恋。
第17位ドラマクイン
第18位となりの席のヤツがそういう目で見てくる
第19位大人大戦
第20位英雄機関

コミックス部門 感想

第1位 魔男のイチ

いやー、順当も順当。
競馬でいうならオッズ1.01倍のド本命「魔男のイチ」が危なげなく第1位に輝きました。

もう連載開始した時点で格の違いを見せつけてきましたからね。

作画の宇佐崎しろ先生は例の事件でなんの落ち度もないのに職を失ったわけですから。
報われて本当によかったです。

第2位 COSMOS

デビュー作「べるぜバブ」がいきなりヒットするも、次作、次々作で短期打ち切り。
出版社を変えて見事カムバックした田村隆平先生。

いいですねぇ。僕こういうカムバックって本当に応援したくなるんですよ。

カムバックと言えばいちばん印象的なのは「ライジングインパクト」の鈴木央先生ですかね?
次作で打ち切りとなった後、サンデーやチャンピオンを経て、マガジンで「七つの大罪」を当て、見事カムバック。

諦めないマンガ家の方は尊敬します!
マンガは最後には根性だ!!ってバクマン。で言ってた!

第5位 平成敗残兵☆すみれちゃん

僕も毎週最新話を追いかけているすみれちゃんが第5位にランクイン!

火がついたのはやはり解像度激高だったパチスロ回と、そしてなんといっても立役者は名キャラ「すしカルマ」でしょうね。

本当に毎週毎週楽しみなマンガです。
こちらはアニメ化ってよりは実写化しそうだな。深夜ドラマとかで。

第11位 ありす、宇宙までも

僕が本当につい最近買った「ありす、宇宙までも」。

これ本当に買ってよかったマンガです。
子どもにも読ませたいから紙で買い直そうかなと思ってるくらい。

とにかく絵柄がかわいいんだけど、中でもありすちゃんがかわいすぎて(作中で「かわいいって言われるのは嫌」と言ってたんですが笑)、ありすちゃんの幸せを願わずにはいられない。
ありすちゃんの笑顔を見るだけで幸せになる。いや本当に。

夢に向かって突き進み、壁にぶつかり、それでも這い上がる若者ってなんて眩しいんだ…
(感想が完全におっさんのそれ)

ジャンルとしては宇宙モノなんですが、いろいろな分野を広く勉強できるマンガです。

Webマンガ部門 感想

第1位 サンキューピッチ

今年はジャンプラ火曜日の準エース「サンキューピッチ」が栄光を掴みました!
(火曜日のエースはもちろんダンダダンね)

正直、ここまで成り上がるとは思ってませんでしたね。
いやだって、野球自体にまったく興味ないって人も一定層はいるじゃないですか。

このマンガについては、「主人公が1日に3球しか全力投球できない」という空前絶後のありえない設定。
常人ならばこの設定を思いついても「そんなもん、どうマンガにすりゃええねん」と詰むところですが、そこから話を膨らませるのが住吉先生のすごいところ。

そして主人公・桐山が試合に出れないぶん、脇を固めるキャラクターが本当に個性的。
試合展開もトンデモ展開はさほど多くなく、知略で勝利をたぐり寄せる展開はカタルシス多めです。

マンガの存続がかかった連載初期できっちりと監督・阿川先生でバズらせるあたり、本当に住吉先生は策士だなーって思いながら読んでました。

やっぱり頭のいいマンガ家さんの作品は面白いんだよなぁ。
「逃げ上手の若君」の松井先生なんかもそうですけど。

第2位 ケントゥリア、第17位 ドラマクイン

ともにジャンプラ月曜のダブル看板作品という印象ですが、ランキング的には差がついてしまいましたね。いや17位も十分すごいんですけど。

ケントゥリアは王道ダークファンタジーという感じで面白いですよね。
第1話を読んだときは、主人公に力を与えるタコの魔神がやたら親切に説明してくれて笑っちゃいましたが。

ドラマクインは現実の日本が今まさに抱える「移民問題」をうまくフィクションに落とし込んだ作風で、いろいろと考えさせられるところはあります。
まだまだ物語の核心にあまり触れていないので(ノマモトの正体とか)、その分ランキングは伸びなかったかな?

第6位 ドカ食いダイスキ!もちづきさん

注目していたもちづきさんは第6位にランクイン。

連載開始当初からだいぶバズってましたからねー。

このマンガを見ると戒めになるので、ありがたいです。

第8位 限界OL霧切ギリ子

のし上がったなぁ~ギリ子。
忘れてませんか?このマンガ、インディーズ枠なんですよ。

とにかく「食」に対する深い洞察力。
そしてそれを表現する言語化能力が人気の秘密といったところでしょうか。

第11位 MAD、第14位 モノクロのふたり、第19位 大人大戦

ジャンプラ連載陣がここらへんにランクイン(第10位 ゴーストフィクサーズとか第20位 英雄機関もあるけど)。
まぁ概ね予想通りの順位かなというところですかね。

MADはわかりやすいバトルなので比較的上に来ましたね。
このマンガはとにかくリリーちゃんが可愛いんだけど、そこは評価されたのかな。

モノクロのふたりは個人的にはその熱量と、漫画の各種テクニックを取り扱う「令和のヘタッピマンガ研究所」と言うべきか、とにかく情熱とロジックの掛け合わせが光るマンガだと思っています。
それと僕みたいな社会人にとっては、一度諦めた夢を大人になってから追いかけるという展開はやっぱり強く共感しますね。

大人大戦は、このSNS社会を強烈に皮肉った世界観。
第1話を読んだときは「そうきたかァ~」と衝撃を受けました。

その後の展開においても、監視社会の中、人々がSNSに翻弄される中で、主人公・優太郎が持つ「人間臭さ」が読んでいて爽快。
あとはダレがちな過去編をスマートに終わらせたりと、テンポにかなり気を遣っているマンガだと思います。

ジャンルが社会派なので票があまり集まらなかったかもしれませんが、クオリティは確かな作品ですよ。

まとめ

そんなわけで、やっぱり今年も集英社は強かったですねー。

まぁ投票者が一般の読者である以上、売れてる出版社が票を集めやすいのは当然ですが…

僕もどうしても読んでるマンガが集英社系に偏りがちなので、ちょっとランクインした集英社以外の作品を読んでみようかなと思います。

いやぁ、マンガって最高ですね!!(シメのあいさつ)

コメント

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